進展、進展、死ん転?
>> 続きを閉じる
前回と違って、一気に話が進んだなぁ。これはこれで面白い。緩急の使い方が上手いし、マッタリとした雰囲気から、ガラっと変わり、程よい緊張感が走る。まあ、人が死んでいる事実を知って程よいも何もないか、不快なのか、気の毒なのか、それとも別の感情を抱くのか、人それぞれ。
ゲームに負けたせいでは怒らないし、悪口を言われても、別にそれほど気にしないほどの凶真が、紅莉栖に対して、「岡部」と呼んだことに対して逆鱗に触れるがごとく、気を悪くしたのは、「岡部」を嫌ってのことか、それとも、「凶真」という二つ名にこだわっているのか気になる所。
本人もマッドサイエンティストというくらいに二つ名を大事にするのだから、「凶真」の「狂」気な「真」実を探ることに重きを置いているんだろうな。まあ、それが狂気な真実を知ることにつながり、狂気な真実を作りあげるかもしれないことになるんだから、世の中はよくわからないものですね。
凶真がトリガーになっている出来事は多いけど、凶真って出会うか運ぶか喋るかぐらいしかしていないんですよね。このラボメンを仕切るリーダーみたいな感じでまとめているけど、実際にはまゆしぃがほんわかキャラで場を和ませて、ダルがスーパーハカーとしての実力を見せて、紅莉栖が翻訳し考察する。ある意味、凶真の存在意義って…と思わせる。
だけど、それぞれのつながり(リンク)を持たせるという意味での活躍は見せてきました。彼の性格が良いせいか、彼の魅力がそうさせるのかわからないけど、何気に周りから気に入られている。紅莉栖も何だかんだ言いながらも、凶真にべったりだし、凶真の好みともリンクする。それを本気で嫌がらない所に、彼女の隠れたツンデレ属性がチラチラと顔を出す感じで、ニヤニヤしてしまう。
そんなほのぼのした人間関係とは裏腹のSERNの策略。推定14人もの人が犠牲になった真実。その人物の経歴があまり明かされていないだけに、自ら実験対象に名乗りでたのか、強制的に実験動物にみなされてしまったのかわからないだけに、その裏側のドロドロした部分が見え隠れしてきて、怖くなってきた。
自ら、マッドサイエンティストを名乗り、世界を手中に収めたかのように、傍若無人な語り口で自らの地位を高めようとするだけで、周りからは全く相手にされないただの科学者気取りの人間が、ついに相手にされることになる。それは念願でもあり、恐怖でもあると思う。
今までは何を言っても、何をやらかしても、まあ、「凶真」だからという理由で許されていた部分があったと思うし、言っていることとやっていることのギャップを自覚しながらの発言だったと思う。
で、いきなり敵に回した相手がただの天才科学少女でもなく、スーパーハカーでもなく、日本でもなく、世界を相手取ることになる。それは歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物として賞賛されるか、ただの屍となるかの二者択一みたいになってくるかも知れない。
科学の進歩のためなら、人の一人や二人なくしても別に構わない感覚の国家機関。そのことを秘密裏に行って来た彼らなら、今まで秘密裏に行なってきたのと同様に、秘密裏に凶真らも抹消することさえ、ためらわないような、そんな恐怖。
その怖さを紅莉栖に背負わせたくない優しさも見せつつ、共有したい仲間として見ている凶真もいて、なんだか面白くなってきた。知っているのはラボメンではまゆしぃを除いた4人。
まゆしぃは「人質」という言葉も気になるけれど、まゆしぃに、このことを教えるかどうかは疑問。まあ、凶真のことだから、ついつい口に出してしまいそうな気もするけれどね。まゆしぃも、凶真たちに変に隠されて仲間意識が薄れるよりも、心中覚悟で仲間として見てくれていたほうが嬉しいかも知れない。
事が一気に重大になり、興味と関心と恐怖のみつどもえの争いになってきた。もう、引くに引けないラボメンの活躍に期待するとともに、この作品ではネタバレが怖いという意味もわかってきました。
前回と違って、一気に話が進んだなぁ。これはこれで面白い。緩急の使い方が上手いし、マッタリとした雰囲気から、ガラっと変わり、程よい緊張感が走る。まあ、人が死んでいる事実を知って程よいも何もないか、不快なのか、気の毒なのか、それとも別の感情を抱くのか、人それぞれ。
「凶真」という名を持つ意味
ゲームに負けたせいでは怒らないし、悪口を言われても、別にそれほど気にしないほどの凶真が、紅莉栖に対して、「岡部」と呼んだことに対して逆鱗に触れるがごとく、気を悪くしたのは、「岡部」を嫌ってのことか、それとも、「凶真」という二つ名にこだわっているのか気になる所。
本人もマッドサイエンティストというくらいに二つ名を大事にするのだから、「凶真」の「狂」気な「真」実を探ることに重きを置いているんだろうな。まあ、それが狂気な真実を知ることにつながり、狂気な真実を作りあげるかもしれないことになるんだから、世の中はよくわからないものですね。
凶真がトリガーになっている出来事は多いけど、凶真って出会うか運ぶか喋るかぐらいしかしていないんですよね。このラボメンを仕切るリーダーみたいな感じでまとめているけど、実際にはまゆしぃがほんわかキャラで場を和ませて、ダルがスーパーハカーとしての実力を見せて、紅莉栖が翻訳し考察する。ある意味、凶真の存在意義って…と思わせる。
だけど、それぞれのつながり(リンク)を持たせるという意味での活躍は見せてきました。彼の性格が良いせいか、彼の魅力がそうさせるのかわからないけど、何気に周りから気に入られている。紅莉栖も何だかんだ言いながらも、凶真にべったりだし、凶真の好みともリンクする。それを本気で嫌がらない所に、彼女の隠れたツンデレ属性がチラチラと顔を出す感じで、ニヤニヤしてしまう。
アキハバラのアパートの一室から、一気に世界へ…
そんなほのぼのした人間関係とは裏腹のSERNの策略。推定14人もの人が犠牲になった真実。その人物の経歴があまり明かされていないだけに、自ら実験対象に名乗りでたのか、強制的に実験動物にみなされてしまったのかわからないだけに、その裏側のドロドロした部分が見え隠れしてきて、怖くなってきた。
自ら、マッドサイエンティストを名乗り、世界を手中に収めたかのように、傍若無人な語り口で自らの地位を高めようとするだけで、周りからは全く相手にされないただの科学者気取りの人間が、ついに相手にされることになる。それは念願でもあり、恐怖でもあると思う。
今までは何を言っても、何をやらかしても、まあ、「凶真」だからという理由で許されていた部分があったと思うし、言っていることとやっていることのギャップを自覚しながらの発言だったと思う。
で、いきなり敵に回した相手がただの天才科学少女でもなく、スーパーハカーでもなく、日本でもなく、世界を相手取ることになる。それは歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物として賞賛されるか、ただの屍となるかの二者択一みたいになってくるかも知れない。
科学の進歩のためなら、人の一人や二人なくしても別に構わない感覚の国家機関。そのことを秘密裏に行って来た彼らなら、今まで秘密裏に行なってきたのと同様に、秘密裏に凶真らも抹消することさえ、ためらわないような、そんな恐怖。
その怖さを紅莉栖に背負わせたくない優しさも見せつつ、共有したい仲間として見ている凶真もいて、なんだか面白くなってきた。知っているのはラボメンではまゆしぃを除いた4人。
まゆしぃは「人質」という言葉も気になるけれど、まゆしぃに、このことを教えるかどうかは疑問。まあ、凶真のことだから、ついつい口に出してしまいそうな気もするけれどね。まゆしぃも、凶真たちに変に隠されて仲間意識が薄れるよりも、心中覚悟で仲間として見てくれていたほうが嬉しいかも知れない。
事が一気に重大になり、興味と関心と恐怖のみつどもえの争いになってきた。もう、引くに引けないラボメンの活躍に期待するとともに、この作品ではネタバレが怖いという意味もわかってきました。
Steins;Gate(限定版) 特典 電話レンジ(仮)マスコット付ストラップ付き 角川書店 2011-06-23 売り上げランキング : 11 Amazonで詳しく見る by G-Tools |