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世界観
[現代ファンタジー][壊れた世界][虚軸][学園]
あらすじ
晶と硝子が“無限回廊”の侵蝕を退けて一カ月。晶は幼馴染みの森町芹菜たちと、硝子はクラスメイトの友人たちと、それぞれ平穏な日常を送っていた。しかし、そんなある日―晶の親友である“有識分体”柿原里緒の元へ突然、“無限回廊”が直接その姿を現す。事態は、“目覚まし時計”速見殊子や“アンノウン”佐伯ネアを巻き込み、破滅へと進んでいく。生と死の間を彷徨う者から伸びた糸と、それに絡めとられていく日常。
印象に残った言葉
「けちけちしないでください。いいからさっさとあと二百五十円を出せ」―――硝子
短文感想(ネタバレなし)
日常の中の非日常が焦点になっている本作品。でも、非日常部分があまり好みでないんだよなぁ。ちょっとダークなのは良いのですが、異能の持ち主達が能力を発揮する所の描写が問題で、少し冷めてしまいました。
今回は技が多すぎる上、名前の付け方もちょっと落ちた感じ。でも、日常部分は面白いんだよ。だから、日常だけで書いてくれたら、きっと好きな作者になっていただろうなぁ。