愛情は見えないけれど、感じることは出来る。そして、自分に向けられた愛情も感じることは出来る。その愛情が言葉にもなり行動にもなり色々変化していくけれど、それを感じられたもの勝ちだよね、っていう話。
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森夏と理科室で二人きりという状況自体がリア充なんだと気づけ。ああ、よくあったなぁ。大体、委員会って男女一組な場合が多くて、これはある意味、学校からのきっかけ作りなんだと思えてしまうくらいに一緒にいる理由が出来てしまう。
そんな「二人一組になって」とは対照的な甘い誘惑。で、それは下心がないといえば嘘になるくらいに委員会に入る意味ってそれだけだと思ってしまう自分。
勇太もそんな状況に置かれて内心はどうかわからないけれど、男委員長と女委員長同士のリーダーシップのある二人の共感から話は結構はずむわけで、ゆくゆくは「一緒に帰らない？」となる、、、わけがない。
焦るな勇太。その勝負は断られたら、もう一度はかなりの難関となって立ちはだかってしまうぞ。と、応援してしまうわけです。だけど、駅で会った時に顔を覚えているくらいに意識している森夏。
そして、委員長になるくらいにしっかり者だと思っている勇太。これは最初から好感度が高いから「いいよ。駅も同じ方角だしね」ってノリで学校での委員長の仕事をしている時間、帰り道一緒にいる時間、その時間が段々と二人の間に愛が芽生えていく展開が予想されて、最高のリア充ライフ。
だけど、今の勇太はそのレベルの域に達していなかった。むしろ、徐々に委員長の仕事という敵を倒しながら、一緒にいる時間を取ることでレベルアップしてから、「一緒に帰らない？」という中ボス戦に挑めるわけです。
だから、まだ勝負に出るのは早すぎる。だけど、そのシミュレーションのドキドキ感はありえないくらいに青春しているんだなぁ、なんて実感がわくわけで、それだけでも満足していいんじゃないか。
むしろ、中二病だけど、一緒にいてなんだかツッコミを入れているうちに楽しく見えてしまう六花の方が狙い目だと思う。
もう、朝から家までおしかけてくるくらいだから、一緒に帰るくらい、一緒に登校している時点で問題ない。だから、「一緒に帰らない？」「だが、断る」って展開もありえそうで面白い。簡単に攻略可能なキャラに見えて逆に難しいみたいな感覚。でも、勇太に誘われなくても六花は自然と一緒に帰るだろうけどねｗ。
そして、六花のアパートの扉に取り付けてある計算機に爆笑した。よくあるよねー、こんな数字入力でのキーロック。しかも、プラスやマイナスボタンまである。親切に税込、税抜までね。これは強力で難解な魔力コードが作れそうだ。
その上、「851÷1646」なんていう結果は小数点以下何桁までいくか自分には予想だに出来な、、、って消すのかよｗ。
だけど、これを真似して友達の家にいったときにドアに計算機が取り付けてあったら、それはそれでその人を尊敬と憐れみの目で見ると思う。京アニ信者の皆さん、今すぐ計算機をドアに取り付けるんだ。それこそ信者というものだろう。社会的に抹殺されそうだけど。
私にはそれほどの魔力という勇気がない故に出来ない。無念。とりあえず、六花を目指して不可視境界線管理局に対抗するためのリアルでも通用しそうな案を模索しよう。
といいつつも、六花のセリフとか行動とかって、中二病を超えた次元へと登りつつあるよね。こう、いかにも中二病で痛々しい人は現実にいたりするけれど、その言葉は自らが考えだしたものよりも何か好きな作品を真似して作っているキャラって感じで、こう創作的な印象を生み出さない感じです。
だからこそ、六花の言動にはすべてオリジナリティがあって面白い。その言動が予想できないだけに発想力への驚きと楽しみと、周りから変な目で見られないようにフォローする苦労がつきまとうというｗ。
だから、私は『中二病な彼女だからこそ恋をしたい』と考えてしまう。って、初回と今回でよくよく見たら、あまり六花には勇太に向けて恋らしきセリフは放っていないよね。
「六花」と名前で呼んで欲しいというだけ。そのさりげなさがなんだか愛しくも思えてしまう。だけど、もしかしたら、六花と勇太は共鳴しただけでそこから恋へと発展しない可能性も。その共鳴の先には恋以上の何かが待っているかもしれないという先への不安と期待が入り混じったものが待っていそうな気がしますｗ。
それと、部屋から下げられていたロープは未だに片付けられていないのか。しかも、実践で使われているという悪夢。
それは初回の冒頭で空から女の子が降ってきたような錯覚を起こさせる幻想的なものから、敵の攻撃から逃げるためのアクションのためのロープとしてバトルものへと変化させる伏線が巧すぎて吹いた。
しかも、「総員脱出」といいながらも、標的は六花だけなので、ある意味、くみん先輩と勇太は味方だとリーダーっぽく言っているのがなんだか微笑ましい。きっと六花が逃げ出せるよう守ってくれ的なメッセージも含まれているような。だけど、そんな姿を見て、微笑んでいるだけのくみん先輩の笑顔は無敵ですｗ。
そして、いつの間にか六花の姉に弱みを握られていた勇太。まさか近所のことを考えずに自分が創りあげたその世界を文字通り周りに知らしめた勇太って、本当に面白い。
六花の姉はむしろ、六花と勇太で二人の世界へと誘う中二トークの姿を面白動画サイトに載せれば再生数もうなぎのぼりなんじゃ。まあ、ネットに一度投稿されたら人気度次第で全世界へと知れ渡るわけで、これは訴えていいレベルｗ。
でも、勇太はそんな過去をくみん先輩に聞かれて悶絶死してしまいそうな中、六花に猫を捨てたりどこかに持っていくなりするように強制的に動かずに六花と同じ逃げる道を選んだのがなんだか優しさを感じますね。
六花の姉のことを考えると、猫ぐらいどこかに放てばいいだけの話で、別に決闘みたいなバトルする必要もないわけで。
それぐらい、使い魔ポジションとして二人とも猫の幸せを願っている行動の一致とか最強タッグだな、って思うわけですよ。
そこにくみん先輩が見ていてなにげに告白めいたようなセリフを放つわけで、本気にしてもおかしくない。というか、私と二人でどこまででも行きましょう。って感じにしちゃうぐらいに可愛さ。まさかのランデブー展開へと。
だけど、そこに割り込む六花がいるわけである意味、勇太の隣の席は私だけというのをさりげなく主張しているような気がします。それと幼女だった頃から中二病だった六花が可愛すぎて死ぬる。
簡単な鉄の鎖とはいえ、それでベッドにはりつけさせることが子供のイタズラだとして片付けたとしても、もしもを考えると恐い。それが解けなくて六花が誰も呼べない状況に陥って餓死したらシャレにならないレベルなんですよね。
だからこそ、六花の姉は危険を予測して変わり身の術でも使って、毎日六花の魔の手から逃れないといけない子供ゆえの恐怖を感じつつ過ごしていた、、わけでもないかｗ。
まあ、幼女の六花が中二病だったら、ある意味、飛び級もので尊敬だよね。この六花の才能を分かつべく、ゆずはとくずはが中二病に感染することを密かに期待しています。
そして、物語はクライマックスへと突入する。不可視境界線管理局のプリーステスとの最終決戦に備え作戦を練る三人（実質一人）。ここで勇太が六花を見捨てていけるかよ。
って感じで男を見せてくれれば良かったんですが、やはり弱点を知られ、HPもMPも最高レベル級の化け物相手に怯んでしまった。てか、この時くらい六花と呼べ、と。
そして、この戦いが終わったら一緒に暮らそう。それはキメラに向けられたものなのか、勇太に向けられたものなのかはわからない。六花はくみん先輩を見ていたけど、まさかそんな百合展開になるとはこの時は予想もしていなかった。そこから死闘の幕開け。
これは京アニが渾身を込めて作ったイメージ映像です。そんなテロップもいらないぐらいに異世界へと彼女たちは突入していた。一歩も引けない。一歩も引かない。全力での戦い。
六花にとって勝てない相手だとわかっていても彼女は戦う。それはキメラのために。そして、勇太のために。そんな彼女の本当の世界を見せてやる、といわんばかりの演出と作画と音楽が光る。
まあ、それはじったい、オタマと携帯傘の武器だったわけですけどねｗ。夜中に何やっているんだか。でもね、こうやって姉妹で喧嘩していているように見えても、実力差ははっきりしているわけで、六花がこうやって立派に自信を失わずに育ってきたのも姉の見えない優しさのせいかもしれないですね。
そして、そんな二人のちょっとした格闘的な遊びをなんだか楽しいと感じてしまった勇太もいるわけで。リアルで普通（若干恐い）な生活をしている姉とそんな姉に対抗せんとばかりに我を通す妹。
そこに愛があるから、あそこで格闘的な感じを出せたわけで、普通はわざわざ出ていった妹を連れ戻したりはしないですよね。それも中二病的な遊びに付き合ってあげて。冷めている姉なら猫を飼いたいというなら猫も妹も家に入れない。妹が観念したら許して入れてやる。もちろん、猫なしで。
こんな真夜中に一人で外に飛び出して危ないということをオタマで叩いてわからせる。冒頭で敵の姉が襲ってきた時の緊迫した雰囲気がありましたが、あの後、きっと一緒に帰ってあげたと思います。
今回は勇太が一緒にいるということで、防犯の役目を与えたようにも見えます。勇太という男を信用している証拠ではあるんですが、勇太自身はボイスレコーダーを盗んで逃げ出したような人間。
だけど、妹の六花と同じような感覚を持っていたり、言動はアレだったけど、そんなに悪い人間に見えないから、猫も含めて勇太に頼んだんだと思います。
きっと、六花の姉は六花のことを責めるのが嫌なんじゃないかな。自分が猫アレルギーだということで、自分がいなければ六花はキメラを飼えたわけで、そんな後ろめたさを感じて勇太から言って欲しかった。そう何度も何度も怒鳴りつけるのも可哀想だしね。
だから、六花の姉は良い教育をしていると思っています。それに勇太もボイスレコーダーを盗んだことをオタマで叩いて教育したわけだしね。そんな悪さをした勇太にとっての一番の罰は中二の過去のボイスを面白動画サイトに上げることですからね。
六花と同じようにオタマで許す感じがなんだか微笑ましくて、こんな姉妹愛っていいよね。そして、キメラも六花の愛情を勇太が汲み取って飼ってあげる事になったし。
本当は嫌だけど、あれだけ六花がキメラと一緒にいたいという気持ちを叶えてあげるのは勇太だけだしね。
だからこそ、六花にとっての大事なキメラでもあり、勇太の猫でもあるというつながりが自然と出来ているのも、段々と勇太が良い方向に向かっているのかも知れませんね。そんな勇太に期待してベランダでその様子を聞いていた六花が可愛かったです。
森夏と理科室で二人きりという状況自体がリア充なんだと気づけ。ああ、よくあったなぁ。大体、委員会って男女一組な場合が多くて、これはある意味、学校からのきっかけ作りなんだと思えてしまうくらいに一緒にいる理由が出来てしまう。
そんな「二人一組になって」とは対照的な甘い誘惑。で、それは下心がないといえば嘘になるくらいに委員会に入る意味ってそれだけだと思ってしまう自分。
「一緒には帰れない？」
勇太もそんな状況に置かれて内心はどうかわからないけれど、男委員長と女委員長同士のリーダーシップのある二人の共感から話は結構はずむわけで、ゆくゆくは「一緒に帰らない？」となる、、、わけがない。
焦るな勇太。その勝負は断られたら、もう一度はかなりの難関となって立ちはだかってしまうぞ。と、応援してしまうわけです。だけど、駅で会った時に顔を覚えているくらいに意識している森夏。
そして、委員長になるくらいにしっかり者だと思っている勇太。これは最初から好感度が高いから「いいよ。駅も同じ方角だしね」ってノリで学校での委員長の仕事をしている時間、帰り道一緒にいる時間、その時間が段々と二人の間に愛が芽生えていく展開が予想されて、最高のリア充ライフ。
だけど、今の勇太はそのレベルの域に達していなかった。むしろ、徐々に委員長の仕事という敵を倒しながら、一緒にいる時間を取ることでレベルアップしてから、「一緒に帰らない？」という中ボス戦に挑めるわけです。
だから、まだ勝負に出るのは早すぎる。だけど、そのシミュレーションのドキドキ感はありえないくらいに青春しているんだなぁ、なんて実感がわくわけで、それだけでも満足していいんじゃないか。
むしろ、中二病だけど、一緒にいてなんだかツッコミを入れているうちに楽しく見えてしまう六花の方が狙い目だと思う。
もう、朝から家までおしかけてくるくらいだから、一緒に帰るくらい、一緒に登校している時点で問題ない。だから、「一緒に帰らない？」「だが、断る」って展開もありえそうで面白い。簡単に攻略可能なキャラに見えて逆に難しいみたいな感覚。でも、勇太に誘われなくても六花は自然と一緒に帰るだろうけどねｗ。
計算機の可能性
そして、六花のアパートの扉に取り付けてある計算機に爆笑した。よくあるよねー、こんな数字入力でのキーロック。しかも、プラスやマイナスボタンまである。親切に税込、税抜までね。これは強力で難解な魔力コードが作れそうだ。
その上、「851÷1646」なんていう結果は小数点以下何桁までいくか自分には予想だに出来な、、、って消すのかよｗ。
だけど、これを真似して友達の家にいったときにドアに計算機が取り付けてあったら、それはそれでその人を尊敬と憐れみの目で見ると思う。京アニ信者の皆さん、今すぐ計算機をドアに取り付けるんだ。それこそ信者というものだろう。社会的に抹殺されそうだけど。
私にはそれほどの魔力という勇気がない故に出来ない。無念。とりあえず、六花を目指して不可視境界線管理局に対抗するためのリアルでも通用しそうな案を模索しよう。
といいつつも、六花のセリフとか行動とかって、中二病を超えた次元へと登りつつあるよね。こう、いかにも中二病で痛々しい人は現実にいたりするけれど、その言葉は自らが考えだしたものよりも何か好きな作品を真似して作っているキャラって感じで、こう創作的な印象を生み出さない感じです。
だからこそ、六花の言動にはすべてオリジナリティがあって面白い。その言動が予想できないだけに発想力への驚きと楽しみと、周りから変な目で見られないようにフォローする苦労がつきまとうというｗ。
だから、私は『中二病な彼女だからこそ恋をしたい』と考えてしまう。って、初回と今回でよくよく見たら、あまり六花には勇太に向けて恋らしきセリフは放っていないよね。
「六花」と名前で呼んで欲しいというだけ。そのさりげなさがなんだか愛しくも思えてしまう。だけど、もしかしたら、六花と勇太は共鳴しただけでそこから恋へと発展しない可能性も。その共鳴の先には恋以上の何かが待っているかもしれないという先への不安と期待が入り混じったものが待っていそうな気がしますｗ。
「総員脱出」
それと、部屋から下げられていたロープは未だに片付けられていないのか。しかも、実践で使われているという悪夢。
それは初回の冒頭で空から女の子が降ってきたような錯覚を起こさせる幻想的なものから、敵の攻撃から逃げるためのアクションのためのロープとしてバトルものへと変化させる伏線が巧すぎて吹いた。
しかも、「総員脱出」といいながらも、標的は六花だけなので、ある意味、くみん先輩と勇太は味方だとリーダーっぽく言っているのがなんだか微笑ましい。きっと六花が逃げ出せるよう守ってくれ的なメッセージも含まれているような。だけど、そんな姿を見て、微笑んでいるだけのくみん先輩の笑顔は無敵ですｗ。
中二病全盛期の勇太
そして、いつの間にか六花の姉に弱みを握られていた勇太。まさか近所のことを考えずに自分が創りあげたその世界を文字通り周りに知らしめた勇太って、本当に面白い。
六花の姉はむしろ、六花と勇太で二人の世界へと誘う中二トークの姿を面白動画サイトに載せれば再生数もうなぎのぼりなんじゃ。まあ、ネットに一度投稿されたら人気度次第で全世界へと知れ渡るわけで、これは訴えていいレベルｗ。
でも、勇太はそんな過去をくみん先輩に聞かれて悶絶死してしまいそうな中、六花に猫を捨てたりどこかに持っていくなりするように強制的に動かずに六花と同じ逃げる道を選んだのがなんだか優しさを感じますね。
六花の姉のことを考えると、猫ぐらいどこかに放てばいいだけの話で、別に決闘みたいなバトルする必要もないわけで。
それぐらい、使い魔ポジションとして二人とも猫の幸せを願っている行動の一致とか最強タッグだな、って思うわけですよ。
そこにくみん先輩が見ていてなにげに告白めいたようなセリフを放つわけで、本気にしてもおかしくない。というか、私と二人でどこまででも行きましょう。って感じにしちゃうぐらいに可愛さ。まさかのランデブー展開へと。
だけど、そこに割り込む六花がいるわけである意味、勇太の隣の席は私だけというのをさりげなく主張しているような気がします。それと幼女だった頃から中二病だった六花が可愛すぎて死ぬる。
簡単な鉄の鎖とはいえ、それでベッドにはりつけさせることが子供のイタズラだとして片付けたとしても、もしもを考えると恐い。それが解けなくて六花が誰も呼べない状況に陥って餓死したらシャレにならないレベルなんですよね。
だからこそ、六花の姉は危険を予測して変わり身の術でも使って、毎日六花の魔の手から逃れないといけない子供ゆえの恐怖を感じつつ過ごしていた、、わけでもないかｗ。
まあ、幼女の六花が中二病だったら、ある意味、飛び級もので尊敬だよね。この六花の才能を分かつべく、ゆずはとくずはが中二病に感染することを密かに期待しています。
ふかきょプリーステスと邪王真眼の持ち主、最後の戦い
そして、物語はクライマックスへと突入する。不可視境界線管理局のプリーステスとの最終決戦に備え作戦を練る三人（実質一人）。ここで勇太が六花を見捨てていけるかよ。
って感じで男を見せてくれれば良かったんですが、やはり弱点を知られ、HPもMPも最高レベル級の化け物相手に怯んでしまった。てか、この時くらい六花と呼べ、と。
そして、この戦いが終わったら一緒に暮らそう。それはキメラに向けられたものなのか、勇太に向けられたものなのかはわからない。六花はくみん先輩を見ていたけど、まさかそんな百合展開になるとはこの時は予想もしていなかった。そこから死闘の幕開け。
これは京アニが渾身を込めて作ったイメージ映像です。そんなテロップもいらないぐらいに異世界へと彼女たちは突入していた。一歩も引けない。一歩も引かない。全力での戦い。
六花にとって勝てない相手だとわかっていても彼女は戦う。それはキメラのために。そして、勇太のために。そんな彼女の本当の世界を見せてやる、といわんばかりの演出と作画と音楽が光る。
六花の姉の隠れた愛情
まあ、それはじったい、オタマと携帯傘の武器だったわけですけどねｗ。夜中に何やっているんだか。でもね、こうやって姉妹で喧嘩していているように見えても、実力差ははっきりしているわけで、六花がこうやって立派に自信を失わずに育ってきたのも姉の見えない優しさのせいかもしれないですね。
そして、そんな二人のちょっとした格闘的な遊びをなんだか楽しいと感じてしまった勇太もいるわけで。リアルで普通（若干恐い）な生活をしている姉とそんな姉に対抗せんとばかりに我を通す妹。
そこに愛があるから、あそこで格闘的な感じを出せたわけで、普通はわざわざ出ていった妹を連れ戻したりはしないですよね。それも中二病的な遊びに付き合ってあげて。冷めている姉なら猫を飼いたいというなら猫も妹も家に入れない。妹が観念したら許して入れてやる。もちろん、猫なしで。
こんな真夜中に一人で外に飛び出して危ないということをオタマで叩いてわからせる。冒頭で敵の姉が襲ってきた時の緊迫した雰囲気がありましたが、あの後、きっと一緒に帰ってあげたと思います。
今回は勇太が一緒にいるということで、防犯の役目を与えたようにも見えます。勇太という男を信用している証拠ではあるんですが、勇太自身はボイスレコーダーを盗んで逃げ出したような人間。
だけど、妹の六花と同じような感覚を持っていたり、言動はアレだったけど、そんなに悪い人間に見えないから、猫も含めて勇太に頼んだんだと思います。
きっと、六花の姉は六花のことを責めるのが嫌なんじゃないかな。自分が猫アレルギーだということで、自分がいなければ六花はキメラを飼えたわけで、そんな後ろめたさを感じて勇太から言って欲しかった。そう何度も何度も怒鳴りつけるのも可哀想だしね。
だから、六花の姉は良い教育をしていると思っています。それに勇太もボイスレコーダーを盗んだことをオタマで叩いて教育したわけだしね。そんな悪さをした勇太にとっての一番の罰は中二の過去のボイスを面白動画サイトに上げることですからね。
六花と同じようにオタマで許す感じがなんだか微笑ましくて、こんな姉妹愛っていいよね。そして、キメラも六花の愛情を勇太が汲み取って飼ってあげる事になったし。
本当は嫌だけど、あれだけ六花がキメラと一緒にいたいという気持ちを叶えてあげるのは勇太だけだしね。
だからこそ、六花にとっての大事なキメラでもあり、勇太の猫でもあるというつながりが自然と出来ているのも、段々と勇太が良い方向に向かっているのかも知れませんね。そんな勇太に期待してベランダでその様子を聞いていた六花が可愛かったです。
