所詮、すべては戯言なんだよ

 

マンガ

  • [マンガ]『はなまる幼稚園』の雰囲気がほのぼのとして好きだなぁ
  • [マンガ]『ネムルバカ』に見る、リアルな日常と目標との乖離の中、生きていく理由
  • [マンガ]『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱(1)』のデフォルメ、暴走ギャグっぷりが、まじツボなんですが
  • [マンガ]『ハチワンダイバー(7)』はどこへ向かおうとしているのか?
  • [マンガ]『勤しめ!仁岡先生(1)』に見る背伸びをする子のあどけなさやかわいさ
  • [マンガ]『まなびストレート(4)』もやっぱり「まっすぐGO」だったなー
  • [マンガ]『よつばと!(7)』に見るアングルによって変わる日常





[マンガ]『はなまる幼稚園』の雰囲気がほのぼのとして好きだなぁ

ブログネタ
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こう無邪気に遊んでる園児を見るだけでもほのぼのとする


最初、手に取ったときは、前髪だけ金髪の子って、男の子だと思ったんですよ。だって、ハガレンのエドにそっくりだったし。なので、ちょっと1ページ目を見ただけで、思っていた内容と違って、これはやられたと思ったww。

主人公の女の子、杏は園児でありながら、土田先生に恋をするというお話を、表紙だけで判断できませんでした。まあ、ませている子なんだなぁと思って、淡々と読み進めていくと、そんな恋の話をメインにしているんでなく、園児たちの日常をほのぼのと描いている、なんともゆるくも、小動物をずっと眺めていたいような感情が得られる。

系統でいえば、「君と僕。」に近い作品だろうけど、こちらは神がかり的な作品なので、比べてしまうのは酷かもしれない。

キャラ紹介


3人の園児、杏、柊、小梅を中心に、周りの出来事に振り回されながらも、成長していく様は、やっぱり面白い。それぞれ、杏はアグレッシブで大胆でませた女の子。柊は横から冷静に突っ込む知性派園児。でも、そんな見た目とは裏腹に、たまにコスプレで人を和ませるww。小梅は、引っ込み思案の普通の園児を描きたかったのだと思う。純粋さを一番持っている女の子。

その3人と他の園児の先生が、土田先生と中村先生。土田先生こと、つっちーは、職場で毎日DSをやって、園児から攻略法を教えてもらう、ちょっとダメだけど、人間味あふれる、男の先生。

それに対し、女性の中村先生はほんわかしているけど、何気に人の見えないところでしっかりとしている所を持っている。とくに杏が背伸びをして、中村先生のお手伝いをするという名義で、逆に迷惑をかけていることに気にもせず、やってくれたことに対して、きちんと感謝する人間性というか、包容力には、ちょっと感動したなぁ。

内容


そんな園児たちが背伸びして、難しい言葉を使ったりするギャグが、やっぱりメインかな。それでいて、萌えとは違ったハートフルストーリー。ちょっとした笑いのなかに、ほんのりとした切ないストーリーがすすんで、ちょっとした幼い頃の昔の自分を思い出して、なつかしむのもオススメのポイントです。

なんといっても表紙の絵が好き


現時点で、3巻まで出ているけど、表紙の場景の描き方とか、構図がなんとも上手い。1巻は遊んでいる園児で、明るく楽しく描いているのに対し、2巻では、夕焼けをバックに遊んでいる園児の、あと少しで日が沈んで遊べなくなるなぁという切なさとか感じるし、なんというか奥行きのある空間が綺麗なんですよね。3巻では、また、明るく夏休みに外に出て、木に登って楽しく遊んでいるんですけどね。

全部、遊んでいるんだけど、なにか、こうずっと見ていたいと思う表紙も珍しいかなと。個人的な意見ですが。

はなまる幼稚園 1 (1) (ヤングガンガンコミックス) はなまる幼稚園 2 (2) (ヤングガンガンコミックス)はなまる幼稚園 3 (ヤングガンガンコミックス)

[マンガ]『ネムルバカ』に見る、リアルな日常と目標との乖離の中、生きていく理由

短編作品としては最高傑作


以前に出している短編「探偵綺譚」「PRESENT FOR ME」を超えたのでは、と思えるこの一作。「探偵綺譚」の場合は、「それ町」と比べると、無難な仕上がりで評価は低く、逆に「PRESENT FOR ME」は8編構成になっていて、人によっては、1,2話ほど、心に響く一冊になっている。

そんな短編作品だったので、期待せずに読んだのですが、これは、自分にとって、一番のツボでしたね。ギャグセンスは「それ町」を読んでいればわかるように、古いギャグと新しいギャグと織り交ぜており、シリアスな中でも、ギャグを入れて、読者を堅苦しくしないようにしている配慮も素晴らしい。

内容


大学の女子寮で、同室の先輩と後輩が織り成す日常を描く、ハートフルギャグコメディという位置づけ。「それ町」は高校生が主人公だけど、こちらは、大学生の2人が主人公となり、ギャグよりも、シリアス面で、色々学べることの多い若干大人向けの一冊となっております。

「駄サイクル」


一部少しネタバレになるかもしれないけど、この「駄サイクル」には、色々、論議をかもし出すかもしれない要素が含まれています。

アーティストの卵たちが、自分たちの絵や音楽などを持ち寄って、それを店の中に置く。そして、それを応援する仲間たちによって、支えられる。いわゆるクローズドサークル。内輪うちで、認め、認められ、それだけで満足する世界。そこから、特技や才能をのばしていくのを恐れ、絶対に賞賛を浴びる仲間たちの中で、その才能を披露する。それを「駄サイクル」。

でも、これも悪いことではない。だって、みんなが上を目指したら、確実に、誰かと比べ、比べられ、劣っている部分がクローズアップされ、何とか直そうと努力するかも知れない。でも、努力だけでは直らない部分もあるし、天才が現れて、その人と比べられようもんなら、自分の才能や特技で好きなことが、嫌いなことになってしまい、挫折してしまう。

つまりは、世の中の才能はトーナメント方式に近い。どんどん這い上がっていく天才や努力する秀才、そんな彼らと比べられ、負けるようであれば、上を目指すんではなく、絶対に誉められる井の中の蛙に、自らなろうという話。

世間の誰からも賞賛されることは、とても嬉しい。認められ、それでいて、自分の価値を高めていく、人は、最初そんな人生を目指したいのかもしれない。けど、人って、弱いものですから、ぬるま湯につかって、いたいんですよ。あまり自分をいじめたくないんですよ。

それが次の「目標の転換とリアルな日常のイメージ」へとつながります。

名言「何の目的もなく、ただ毎日生きてんのかよ!?」


小さい頃って、なりたいイメージとか、人生設計とか、夢みたいなことを口走って、それに向かってみようと一度は努力するじゃないですか。

でも、そんなことを目指しているうちに、世間の荒波に呑まれて、いつの間にか、自分の目標が転換されている。普通を目指し、普通に生き、普通に幸せになりたい。そんな日常のイメージが、いつもの生活から、人は学ぶというか、だんだん、それが良い様に思えてくるんですよね。

そんな生き方がいいのか、悪いのかには触れていませんが、なんか、ただなんとなく毎日生きているって、考えたら、悲しくなりますよね。だから、人には、目標がないと、妥協やただ生きるということだけにとどまってしまうので、常に、何か見つけておかなければならないなというお話。

この作品の続編を作ってほしいな


続編が難しい終わり方をしてしまったけど、「それ町」よりも何か、考えさせられる部分が多い、あと、成人男性、成人女性の会話の仕方とか、行動とか良く分析しているなと思わせます。私はこういった作品の方が好きだな。

できれば、どんな形でも良いので、続編を出してほしいなと思います。嵐山歩鳥よりも入巣柚実の天然のかわいさが、とても好きになりましたので。

[マンガ]『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱(1)』のデフォルメ、暴走ギャグっぷりが、まじツボなんですが


涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (1)
ぷよ いとう のいぢ 谷川 流
角川グループパブリッシング

これはやられた(良い意味で)


この作品の趣向、設定、ギャグセンスに驚いた。?( ̄□ ̄;)ナント!!

涼宮ハルヒの憂鬱の公式アンソロジーとして、角川から発売されているのですが、これは同時に刊行されているコミック版を読むよりも、こちらを3冊買ったほうが、ハルヒファンとして、これは最高のアイテムになると思います。

原作通りにしようとして、コアなファンから反感を買っている新コミック版。これは全く逆の路線。もう原作は設定だけ借りて、そっから先はオリジナルですと割り切った戦略です。

公式アンソロジーとしての面白さ


アンソロジーみたいな並列世界を描く二次創作としての出来で言えば、最上級。コミケで売られているような同人誌のようなレベルではない気がします。さすが、角川公式と銘打っているだけあって、クオリティが半端ないです。

個人的な意見で言いますと、あまりこういうアンソロジーって好きじゃないんですよね。ストーリーも進められず、登場キャラとの関係も変えられず、内容が面白いものが少ない気がするんです。かといって、原作を無視して、並行世界でストーリーを進めようとすると、原作主義者からの反論がくる。だから、公式としては出すのはどうかなぁと思っていたんですが、これは良い意味で裏切ってくれました。

作者はぷよさんなんですが、この方のサイトの絵を見ればわかるんですが、キャラの描き分け方がうまい。そのキャラを生かしつつ、ちょっと違ったデザインにしても、そのキャラだと一瞬でわかる画力。特にデフォルメのかわいさは異常ww。

イラスト系のお仕事が多いみたいで、そんな作者が描く初マンガは、どんなものだろうと思って読んでいたのですが、これは原作に準拠しながら、そこで、オリジナル要素を加えて、自分のエッセンスを加えつつ、ギャグマンガとして、ほの成立しています。特にパロディも随所に見られ、くすりと笑える部分が多く、これは原作主義者の自分でも、大当たりでした。

独自のキャラ設定が原作の面白さを増強


長門が本を読まないで、一人ゲームに勤しみ、みくるの天然度をアップさせて、かなりいじりやすくして、ハルヒもギャグチックに原作以上に意味不明に暴走。ツッコミのキョンが突っ込みきれないほどのギャグのオンパレード。

もう何がしたいんだかww。やれやれ、という表情のキョンが冷めた風でもなく、アグレッシブに突っ込みを入れているところが、より一層ひきたっているんだろうなぁ。

それに、あれほど本好きの長門が、美少女ゲームに侵食されていく原作とのギャップがたまりません。あまりに原作と乖離しているキャラの思考になっているので、原作のハルヒとは別物として考えるとすんなり楽しめます。

このギャグを読むと、また、原作を読むのが面白くなってくるので、良い相乗効果をもたらしている気がします。原作、驚愕まだかなぁ。。。

作風でいえば、ぱにぽにに近いのかも。少しシュールな部分が、ジャガーさん入っているかな。アニメDVDでいえば、しゃくがんのしゃなたんのノリに近いかも。

対象読者層


アンソロジーなので、もちろん、ハルヒに関しての知識がなければ、面白くないです。原作の設定を前提にしているので、キャラの特性を知っているレベルは必要だと思います。オススメの読者層は、涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版は必須。ノベルは憂鬱まででも、OK。

この作者のオリジナル作品がもっと見たいです。

[マンガ]『ハチワンダイバー(7)』はどこへ向かおうとしているのか?

将棋マンガ? それとも……


将棋とメイド。メイドはその当時、ブームだったから、無理やり、ストーリーに絡ませてオリジナリティを出して見ましたって感じで、あまり良い印象はなかったのですが、メイドとは関係ない部分が熱い。ってか、やっぱりメイド設定必要ない…カナ。

あらすじは奨励会止まりのプロになれなかったアマチュアの棋士が、真剣師として、賭け将棋に明け暮れている中、絶対に負けることのない伝説の受け師に勝負を挑み、再び、目標を見出し、人として成長していく物語。

この真剣師としての対局をしている様子が熱い!とにかく、将棋マンガとは思えないほどのアクション。将棋は何年も研究に研究を重ねても、まだ、研究の必要がある奥の深いゲーム。そのゲームをプロは、冷静に熟考しながら、パチパチと次の手を読みながら、黙って指していく。

そんなプロとは関係なく、真剣師は、駒と駒とのぶつかり合いに、人と人との心の強さを競い合い、必死にもがきながら、苦しみながら、どんなことでもやってやるという、盤上以外の部分にクローズアップしているので、迫力はかなりのもの。

まあ、その分、コマ割りに誌面を割いているので、1巻分の内容が少し薄くなってしまったのは残念なところ。

ひとつひとつのエピソードは考えさせられるものはあるけど。

7巻まで行くと、1巻からは予想もできない展開に


さて、このマンガはどこに向かっているのか予想ができない。7巻でも前半と後半では展開を大きく飛ばしているように感じるくらい、急転直下な展開だ。

ここまでいくと、「テニスの王子様」のような現実とはかけはなれたギャグ路線を進むのか、それとも、将棋とは関係ないところに向かうのか、プロの将棋の奥深さを追及していくのか、逆に予想のつかない展開は、これからに期待を起こさせる。

ただ、ここまでいくと、普通の作家さんなら、収集がつかなくなって、迷走してしまう可能性もあり、化けるか、駄作になってしまうのかも気になるところでした。ただ、見張りのばあさん最強ネタはないよ、と思った今日この頃ww。

[マンガ]『勤しめ!仁岡先生(1)』に見る背伸びをする子のあどけなさやかわいさ

勤しめ!仁岡先生 1 (1) (ガンガンコミックス)
尾高 純一
スクウェア・エニックス
これは、、、この作品は、期待していなかっただけに、結構破壊力があった。教師と生徒の学園物でコメディっていうのは結構あるけど、ここまで直球がバシバシとうまく決まるものだとは思わなかった。4コマの面白さをフルに使った印象。

生徒が嫌いで、この世の中から滅ぼしてしまいたいために入った仁岡先生。そして、クラスの心を奪った不良が、それに対抗する。お互い譲らない二人の激しい争いが繰り広げられる。と、こうあらすじを書くと、シリアスものっぽいですが、実際、仁岡先生はほとんどツッコミ役なので、普通の変わった先生と思っていいです。

この作品のキーポイントはなんといっても、女子生徒の不良・自称ヤンキーの浅井である。強い心を持っているのに、弱いと思ってしまう。逆に弱いのに、強いと思って、自分の背を伸ばそうとする。浅井はそのギャップ萌えを最大限発揮している子です。萌えと書くと、一般読者は引くかもしれないが、あまり萌え要素はありません。

ヤンキーと言いながら、吸っているのはタバコでなくて、棒のついたアメ。単車もバイクでなく、台車。しかも、自分では進ませることができないので、他の人に押してもらって、走る不良です。言っていることや思っていることは不良を意識して、悪ぶっているのに、行動はまじめという、そのことに気づいていないあどけなさ。背伸びをして、自分を大きく見せようとするけど、周りの対応で、そのことに気づいてしまう。

でも、それを見守るクラスのみんながその純粋さを忘れないでほしいと、みんなで浅井が不良でクラスを仕切る番長であるということを、無言で理解しあっている。そんなほんわかとした中で、ほんわかと進むストーリー。キャラ設定がなんちゃってヤンキーなので、昔のヤンキーを知っている人には対照的過ぎて面白さ倍増でしょう。

そんな設定の中で、数々の矛盾を指摘するボケとツッコミがコマごとに飛び交う笑いのクオリティの高さ。シュールではなく、言葉の面白さで勝負してくる。キャラの個性を存分に生かし、ここぞという所で笑わせてきて、気楽に読め、久々に笑うことができました、オススメの一冊。

出版ペースが遅いので、早く次の巻が待ち遠しい。

[マンガ]『まなびストレート(4)』もやっぱり「まっすぐGO」だったなー

がくえんゆーとぴあまなびストレート! 4 (4) (電撃コミックス)
たあたんちぇっく ufotable
メディアワークス
まなびストレートのコミックもこれで最終巻です。アニメが原作で、先行メディアミックスという形でコミック版が世に出された珍しい形の発行の仕方です。最近ではかみちゅ!がそれに近い形をとっています。どちらもメディアワークスですね。角川から分離して色々な手法を試みて、ヒットを生み出そうとしている姿勢がうかがえます。

アニメ2007年3月に終了しているので、1年ほどコミックは続いたのですが、あまり売れ行きは良くなさそうですね。コミックとアニメで内容が少し重なる部分はありましたが、2巻以降は独自路線でアニメとは違う結末を迎えました。

アニメ版では学園祭を成功させて、卒業。そして、それぞれが色々な道を歩み始めたという形で最終回を迎えていましたが、コミック版では、3巻で学園祭が終了。その後、次期生徒会に引き継いだ後の様子を描いています。

3巻の学園祭の内容にはアニメとは違う展開にう〜むと首をひねったものですが、4巻の最終巻もむむむむという内容でした。どうにも「まっすぐGO」にこだわりすぎているというか、その言葉から発展性がないというか、ちょっと読者をひきつけるような内容ではなかったように感じます(むつきの回などはほとんどオチが読めてしまいますし)。

せめて、アニメの4回放送の芽生の過去の苦悩から立ち直ったエピソードをそのまま入れてくれればというのが一読者のお願いでした。

あと、3巻で終わって、4巻は付け足しオリジナルエピソード的なノリで読んで問題ないかなと。アニメのような綺麗な終わり方を期待していただけにちょっと残念。

[マンガ]『よつばと!(7)』に見るアングルによって変わる日常

よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)
あずま きよひこ
メディアワークス
よつばの世界観は和むなぁ。

これは一種の現実逃避だなぁ。「よつばと!」は読み始めると普段生活している日常とは違う現実世界が広がっていて、その世界観に引き込まれてしまうんですよね。それが現実世界となんら変わりのない描写によって、話の中にいる錯覚を覚えてしまう。

真・業魔殿書庫さんが一番良い表現を使われています。

「よつばと!」はよつばの感性による毎日が楽しい世界の漫画ですが、視点は大人として描かれていると思います。

斜め上からよつばを見下ろすようなアングルが多いですし、明らかなよつば視点のコマも少なく思います。

よつばが何かに気付いたりしているのを見守っている感じ。

アングルによって、こうも変化がつけられるとは思ってもいませんでした。よつばを中心にして、ストーリーが進んでいくのに、自分の幼少の頃とイメージが全く違うのは何故だろう。よつばのおかしな言動のせいだろうかと考えていたけれど、ようやくわかりました。

よつばを大人視点で見ることによって、子供の思考を観察している気分になっているんですね。それでいながら、その場その場でよつばが喜怒哀楽を示すのに感情移入してしまうあずまきよひこ先生の描写が素晴らしいと思います。

観察しているという意味では、一番楽しがっているのは、あさぎでは。ちょっとしたいじわるをしてみて、よつばがどう反応するかを楽しんでいる。大人なら何もせず見守っていてあげたいと思うのが普通かも知れませんが、よつばみたいな素直で面白い子だと、実際にいるならば、あさぎのように思う人が大多数を示すのではないでしょうか。今回もあさぎのいじわるが垣間見えます。

そんなわけで、7巻では、ようやく夏休みも終わり、9月に入ります。でも、よつばの世界は変わりません。よつばにとっていつもが昨日と違う日常というのは、永遠に続くのかも。そうすれば毎日が楽しいですね。

あと、よつばにとってのライバル、ヤンダ。大人には多少なりとも敬意を示すよつばが唯一見下している相手です。犬は人間関係の優先順位を察知して、自分の順位を決めるというのに似ていて、少し笑えます。それはヤンダの精神年齢が低いからなのか、よつばに合わせているのか、わからない所もヤンダの隠れた才能なのかも。7巻ではヤンダとよつばとのマッチアップが多く、個人的にはツボでした。

あと、表紙にも出ているように牧場に行きます。よつばの横にいる小さなやぎがかわいいです。ヤンダの気持ちも少しわかります。
視聴アニメ一覧

☆レビュー
◯お気に入り

〇響け!ユーフォニアム 池田晶子
〇きんモザ第2期 難民救出
◯プラメモ キャラが可愛い
◯ミカグラ学園組曲 ノリがいい

〇ダンまち 青い紐は神
〇俺物語!! 劣等感だけじゃない
〇ニセコイ: 神OPに神こ小野寺
〇てーきゅう第4期 はやい
〇高宮なすの ハヤテのごとく!
〇てさぐれ!第3期 アドリブ

□放課後のプレアデス 4年待った
□SHOW BY ROCK!! サンリオ
□Fate/stay night イリヤたん!
□うたプリ第3期 コメ必須
□ニンジャスレイヤー ドーモ
□えとたま りえしょん最高
□やまじょ 声優の本気
□レーカン! 優しい世界
□旦那が何を第2期 壁ドン

-視聴断念-
□雨色ココア 突然終わるよ
△電波教師 かっこいい(?)教師
△終わりのセラフ 残酷な世界
△血界戦線 いきなりバトる
△ガンスリンガー 虚淵関係ない
△食戟のソーマ メシの顔ですわ

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