苦しみは一過性のものじゃない。
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ノエルかわいい(一回は言わなくてはいけない義務)。
ノエルよりも大人っぽい乃々香が可愛くて、ノエル眼中なしだったのが今回でやられた。マジ怪獣さんつよい。その怪獣さんを倒すノエルはもっと強い(物理的)。
なんというかあざと可愛い感じが今回は自然に可愛さとして出せていた気がします。いや、今までが自然ではないかというとそうでもないんだけどね。
今回はデフォルメ顔がやるせなさを出していて、目に力を入れている本作においてこのゆるさを出してくれると日常のコメディ部分がシリアスと絶妙なバランスで組み合わさってこれからの展開に期待がもてます。そういう意味でマジノエルさんコメディ要員。
レズ特有の自然な腕組み。
貧乳なお母さん。
本当にイマイチな手術結果。
予後不良。
シリアスになる前のこの感じって好きです。お墓参りってだけで泣けてくるのに、その前に明るく振舞っている柚季とこはるがいい人すぎてなんとも言えない気持ちになります。
柚季は感情がつい表に出てしまう性格なので、お墓参りに行くのも嫌だという気分になったらローテンションにつながると思うから、電車ではしゃいだり、お弁当を楽しんで食べたり、お墓の場所を探すのを積極的に行ってみたり、言動は常にポジティブに見えるんですよね。
乃々香が母親のことを話しているときに遮ったり否定したりしない。かといってムリに励ますことも出来ない不器用さも持ち合わせているからこそ素直で単純でわかりやすくて、その言葉が本心からだという安心感があります。
「私たちのこと覚えていてくれたでしょ」、乃々香が苦しんでいたことに憐憫を示しつつもそれが悲しみをはらんでいない。乃々香を助けたいという気持ちと押し付けでない柚季のポジティブさがちゃんと聞いていてくれるとわかるからこそ、柚季の良さが次々とわかってきました。
そして、母親とのことを吐露する乃々香が痛々しい。いや、厳密に言うと痛々しいは違うけど。乃々香は痛い子じゃなくて、心を痛めている子だから、その心を治さないといけないわけで。
心を治すためには心を再度傷つけることのないようにしたいわけだけど、お墓参りで母親の事を思い出してその思い出を大切にしたいという気持ちは大事なわけです。
なら、母親のことを忘れかけてようやく癒えてきた心と母親の事を大事にする心、どっちを選ぶのかと言われればどうしても後者になってしまうわけです。
母親との楽しかった日々を思い出すことと母親に対しての好感を示すという二つのことが乃々香を苦しめるので、もういいから、お墓参りは来なくていいからと思いつつもそれはそれで乃々香が現実と向き合っていないみたいで悲しくも思えてくる。
乃々香がこうやってこはると柚季にそのときの苦悩について話せることが一番に思える解決策でそれは父親もやってきたと思う。乃々香の気持ちに同情してくれる人が大切で、乃々香がいつまでも辛い気持ちを抱えていると可哀想な目で見てくれなくてもいいんですよね。
黙って話を聞いて肯定してくれたことが重要でそれ以外のことってあまり気にしなくてもいいというか母親が帰ってくる以外本当の解決策はなにもないので実際どうしようもない。そういう意味で乃々香の話は辛い終わり方しかないと思いつつも聞いてあげることを躊躇わなかったこはると柚季の愛情も感じてきます。
そして、墓前に立った乃々香と汐音の関係。母親から教わった汐音に向けた笑顔が今度は母親に向けられるっていうシチュエーションだけでも泣けてきます。友達が増える嬉しさが今度は母親なしに増えている。
そんな成長を見せられない哀しさもあるにはあるんですが、それを上回って笑顔を作れた乃々香の強さ。それが感じ取れた今回だけでも娘さんは急成長していますよ、お母さん。
ノエルかわいい(一回は言わなくてはいけない義務)。
ノエルよりも大人っぽい乃々香が可愛くて、ノエル眼中なしだったのが今回でやられた。マジ怪獣さんつよい。その怪獣さんを倒すノエルはもっと強い(物理的)。
なんというかあざと可愛い感じが今回は自然に可愛さとして出せていた気がします。いや、今までが自然ではないかというとそうでもないんだけどね。
今回はデフォルメ顔がやるせなさを出していて、目に力を入れている本作においてこのゆるさを出してくれると日常のコメディ部分がシリアスと絶妙なバランスで組み合わさってこれからの展開に期待がもてます。そういう意味でマジノエルさんコメディ要員。
レズ特有の自然な腕組み。
貧乳なお母さん。
本当にイマイチな手術結果。
予後不良。
シリアスになる前のこの感じって好きです。お墓参りってだけで泣けてくるのに、その前に明るく振舞っている柚季とこはるがいい人すぎてなんとも言えない気持ちになります。
柚季は感情がつい表に出てしまう性格なので、お墓参りに行くのも嫌だという気分になったらローテンションにつながると思うから、電車ではしゃいだり、お弁当を楽しんで食べたり、お墓の場所を探すのを積極的に行ってみたり、言動は常にポジティブに見えるんですよね。
乃々香が母親のことを話しているときに遮ったり否定したりしない。かといってムリに励ますことも出来ない不器用さも持ち合わせているからこそ素直で単純でわかりやすくて、その言葉が本心からだという安心感があります。
「私たちのこと覚えていてくれたでしょ」、乃々香が苦しんでいたことに憐憫を示しつつもそれが悲しみをはらんでいない。乃々香を助けたいという気持ちと押し付けでない柚季のポジティブさがちゃんと聞いていてくれるとわかるからこそ、柚季の良さが次々とわかってきました。
そして、母親とのことを吐露する乃々香が痛々しい。いや、厳密に言うと痛々しいは違うけど。乃々香は痛い子じゃなくて、心を痛めている子だから、その心を治さないといけないわけで。
心を治すためには心を再度傷つけることのないようにしたいわけだけど、お墓参りで母親の事を思い出してその思い出を大切にしたいという気持ちは大事なわけです。
なら、母親のことを忘れかけてようやく癒えてきた心と母親の事を大事にする心、どっちを選ぶのかと言われればどうしても後者になってしまうわけです。
母親との楽しかった日々を思い出すことと母親に対しての好感を示すという二つのことが乃々香を苦しめるので、もういいから、お墓参りは来なくていいからと思いつつもそれはそれで乃々香が現実と向き合っていないみたいで悲しくも思えてくる。
乃々香がこうやってこはると柚季にそのときの苦悩について話せることが一番に思える解決策でそれは父親もやってきたと思う。乃々香の気持ちに同情してくれる人が大切で、乃々香がいつまでも辛い気持ちを抱えていると可哀想な目で見てくれなくてもいいんですよね。
黙って話を聞いて肯定してくれたことが重要でそれ以外のことってあまり気にしなくてもいいというか母親が帰ってくる以外本当の解決策はなにもないので実際どうしようもない。そういう意味で乃々香の話は辛い終わり方しかないと思いつつも聞いてあげることを躊躇わなかったこはると柚季の愛情も感じてきます。
そして、墓前に立った乃々香と汐音の関係。母親から教わった汐音に向けた笑顔が今度は母親に向けられるっていうシチュエーションだけでも泣けてきます。友達が増える嬉しさが今度は母親なしに増えている。
そんな成長を見せられない哀しさもあるにはあるんですが、それを上回って笑顔を作れた乃々香の強さ。それが感じ取れた今回だけでも娘さんは急成長していますよ、お母さん。