講談社
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世界観
[推理][アクション][シリアス][エンターテイメント]
あらすじ
「紫木一姫(ゆかりきいちひめ)って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」
「救い出すって……まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」
人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合(すみゆり)学園、またの名を《首吊高校(クビツリハイスクール)》に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる――。
新青春エンタの真打ち、〈戯言シリーズ〉。維新を読まずに何を読む!
印象に残った言葉
「師匠は敵に甘いんですね。そういうの、敵に塩を塗り込むっていうんですよ。」「とどめじゃないかよ。」−−−紫木一姫&いーちゃん
短文感想(ネタバレなし)
今回の作品は前作からとうってかわって、アクションをメインにした点でしょうか。「私立澄百合学園」、別称、首吊り高校と呼ばれる学校でのサバイバルがメイン。
戯言使い「いーちゃん」に科せられた使命は紫木一姫という女子高生を学園から連れ出す事。そんな簡単に見えて、それがなんだかとんでもない展開になってしまう。いーちゃんが、また生死をさまよう、そんな危険で怖い、それでいて殺人の推理も兼ねなくてはいけない、そんな状況をいーちゃんはどのように打開していくのかが見所です。