角川書店
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世界観
[青春][現代系ファンタジー][アクション][セカイ系]
あらすじ
「雪崎絵理は戦う女の子だ。美少女戦士なのだ。」目的を失った日々を”不死身のチェーンソー男”との戦いに消費してゆくセーラー服の美少女絵理と高校生山本の切ない青春。
印象に残った言葉
「ほら、もっと頑張ってスピード出してよ」「雪道二人乗りは無謀だってば」「文句言わない」―――雪崎絵理&山本洋介
短文感想(ネタバレなし)
最初はどういう世界観なのか、さっぱりわかりませんでした。読み進めていくと、ほとんど、現実の日常が繰り広げられる作品ですが、不死身のチェンソー男が出てきたりと現実ではありえない事も起こるので、この作品が何を訴えているのか理解しがたい部分はありましたが、青春・それが焦点になっているのではないかと推測します。
全体的に交わされる会話の一言が考えさせられる部分もありますし、主人公の考えている事が正しい、間違っている、それがわからない葛藤している所なんかは必読の価値ありです。
最後に載せられている西尾維新の解説が如実に作品の良い所を語っているので、その部分も是非読んでみてください。