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OPの方もやったのでEDも。2014年のED10選です。EDは本編とのつながり、本編終了後の余韻をどのように扱っているかで評価しています。


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天体のメソッド 『星屑のインターリュード』/fhana

重心の乗せ方がとても自然で、人間の動きってこんなに繊細だったかなと思うぐらいに何気ない一挙手一投足に見所があります。かと思えば、乃々香が道路の砕け散った破片と共に宙を舞いながら宇宙という無重力の世界で歩いたりして、そんな幻想世界の中でその様子をカメラが目まぐるしく移動するという荒業を披露してかなり衝撃的でした。
細かい所では柚季と汐音がスキップしているような歩き方が好みでした。気分が良くて体が軽くなったような感覚で歩かせるというのもなかなか難しい。原画マンに全く詳しくないのですが、このEDの一人原画だった江畑諒真という名前は覚えておこうと思いました。


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繰繰れ!コックリさん 『This Merry-Go-Round Song』/末光篤

夏のコックリさんとの水かけとシャボン玉、秋には狗神さんとの焼き芋、冬には信楽とのミニ雪だるまinかぷめん、そして、春にはみんな集まって花見にでかけている図。これらの一枚絵が情緒溢れて見惚れる絵だけでなく、歌詞の通りこひなの中ではそれらの楽しい季節が回っているんですよね。いつまでも一人でいた季節がどんな時でも誰かと一緒に過ごせる。
それが永遠に続くように思われるスライドショーに涙を流さずにはいられない。あと、派手なOPにも見せていなかったこひなの作画開放がEDでは見せている。これはコックリさんたちと過ごすうちに人形で心もなく笑顔にもなれないSDキャラのこひなではなく、等身大の自分をもう一度受け入れようとする表れなのかなぁって。


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一週間フレンズ。 『奏(かなで)』/藤宮香織(CV:雨宮天)

この曲はスキマスイッチのカバーになるのですが、雨宮さんの声と切ないアレンジが相まって全く違ったイメージを抱かせますね。映像の方ですが、鉛筆画風の背景から入って藤宮さんが映るも彼女はずっと顔を見せないんですよね。まるでこの世の中から藤宮香織という人は存在しないかのように。
そこに長谷くんの呼びかけがあってようやく彼女の顔が見える。ようやく誰かから必要とされる嬉しさを彼女が実感できる作りになっているのが好きでした。それとそこからのストーリーも本編と同じく長谷くんの告白が行われるんですよね。それで手をつなぐというハッピーエンドができているけれど、それで終わらないんですよね。
壁に貼った「机の上の日記を絶対読むこと!」がまた彼女がその告白も思い出も忘れてしまうという流れが想像できて、このEDを見る度に二人が報われることを願ってしまいます。


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マンガ家さんとアシスタントさんと 『Spica.』/StylipS

TOKYO MX、BS11ではカットされたのが勿体無いED。エロと欲望のコメディ(そこにラブはない)のオチがついた後に何もなく終わってしまう地上波と笑ったあとに浄化されるEDがあるニコ動では大きな違いがあると思わせるほどにあるとないとでは大きく違う。
一見手抜きに見える線画だけの描写もそこに意思があるだけで変わって見える。主人公のもとにやってくるOPと去っていく(帰っていく)EDとで対比してどこか寂しげではあるがそこからの未来を前向きに考えて一歩ずつ着実に歩を進めていく彼女たちに勇気をもらえた気がします。


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ブラック・ブレット 『トコハナ』/やなぎなぎ

ロリ厳である本作の悲痛な気持ちを上手く表現されたED。サビの「はげしく」の一文字ごとに映像が切り替わっていくところが好きです。
気持ちを全て放出したかのような絶叫。自らの力ではどうにもならない絶望。サビに入る前に入水自殺を試みたような沈み込む気持ちと体。それらを全て救ってあげるような誰かの手がこれからの未来に向けて文字通り光が差し込んだような構成がなんとも言えない気持ちになります。


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生徒会役員共* 『ミライナイト』/佐藤聡美

いわゆる一つの浄化エンド。最後だけは色目も下ネタもない綺麗な映像で今までの醜態をなかったことにするという斬新な切り口。マンアシと違ってこちらは天体観測からファンタジーに展開させて動きまくります。むしろ、これがOPでもおかしくないくらい。
桜の花びらが舞い星空が煌き、三人の女の子がその星空を飛び交うというシンプルだけど魅せられる。首を横に振って拗ねるスズに大口を開けて高らかに笑うアリア、キリッとしていてどこか妖艶なシノ、本編では絶対見られない表情に誰だよ、おい!ってツッコミたくなるくらい最後まで笑わせてくれました。


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ウィッチクラフトワークス 『ウィッチアクティビティ』/KMM団

このEDはコメントに困る。周りからの評価が高い曲ではあるけれど私自身それほどこの曲の魅力がわからないんですよね。ピコピコ音が少し単調と思うぐらい。映像も中世の魔女の処刑か拷問を実際にデフォルメキャラに味わってもらう的な感覚も理解出来ない。
だからこそ、この試みを評価したい。いわばこの映像も残忍な拷問が行われてきたという人類の黒歴史なわけでそこから目を逸らさずに、かといって等身大のキャラだと残酷すぎるのでデフォルメキャラで苦しんでいる表情は見せずに平然とすることで笑いへと昇華する。本編のコメディ要素を継承したナイスなEDでした。


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ノーゲーム・ノーライフ 『オラシオン』/白(CV:茅野愛衣)

水彩画風のモノクロタッチが空と白の儚さや悲しさを繊細に演出していました。単純だけど二人が出会った時に色鮮やかに世界が変わり始めた姿は作品世界の楽しげな”今”があるのはEDで垣間見える苦しい”過去”があったわけでより空白の重要性を認識させる兄妹愛に満ちたEDでした。


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魔法戦争 『Born to be』/ナノ

伝説の規格外アニメとして全国に名を轟かせた『魔法戦争』。テンプレ展開、美少女シチュなどの数々の媚び要素がありながらもそれらが全てあさっての方向へと向かい、その着地地点がどこか視聴者にはわかりかねる展開へと導くというハマる人にはハマるB級アニメ。
そしてEDでは別次元のハイカラな配色センスやナノの歌う「Born to be」の英語の歌詞がより一層ハイセンスな世界へと誘ってくれる。4,3,2,1での決めポーズがやたらと格好いい。本編を見たあとだと際立って見える。


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咲-Saki- 全国編 『この手が奇跡を選んでる』/宮守女子高校

デフォルメキャラの描き分けが上手くどのキャラも可愛く描けているのでこのEDだけでキャラへの思い入れが強くなるし、本編でもシリアスな展開で感動させるシーンのあとでもこのキャラたちの友情や絆を描いたEDなら尚一層感動が強まる良ED。
毎回なにきる問題(早くて確実に初見では判断できない)も面白く、ぬるぬる動くエイスリンに癒やされるし、彼女たちが牌に囲まれて嬉しそうにしているのを見ると本当に麻雀を愛しているんだなぁとほんわかした気持ちにさせられます。宮守女子が好きだという補正でこのVer.を選びました。


次点では、順に『アルドノア・ゼロ』『まじもじるるも』『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』『世界征服』『さばげぶっ!』『【ろこどる】』『未確認で進行形』『Fate』です。『アルドノア・ゼロ』は二つのEDを用意して劇伴作家・澤野弘之の曲も良かったです。『るるも』はるるも一人で自転車乗れるようになる過程を二人の心情を大事にしながら描いていたのが最高でした。