天体のメソッド0813

突然に訪れる当たり前な孤独。


まさかのループものとは。長い予知夢だったのかもしれない。予知夢であるなら円盤のある世界の予知であるので、ただの夢となるけれど、それにしても長い夢だなぁ、ってなるわけです。

天体のメソッド0816
今までの流れを考えるとその夢だって理由付けがなければただの感動ブレイカーにしかならないわけで、その理由が前回のノエルとの天文台でのやりとりに関係してくると思います。

ノエルがいなくなった理由は乃々香たちの願いが叶ってニッコリになったから。それでノエルが消えるならわかるけど、ノエル自体がお別れするんじゃなくて、”ノエルが関わった出来事全て”が消えるということだったんですね。なぜか乃々香と汐音だけは覚えているけど。これは乃々香たち願い主二人は特別ということかな。

天体のメソッド0815
乃々香はノエルとこの街で出会ったからその時まで時間を遡って記憶と時間を移動させた。そう仮説をたてるとループものとも夢オチとも違う意味でこの作品は向かっていると考えられて評価は高くなります。

けれど、これをどう収束させるのかは気になります。無難に終わらせるのであれば乃々香と汐音の説得で他の三人が7年前のことを思い出してノエルのことを必要に思っていると感じて再度天文台で円盤が来て欲しいと今度は5人の願いで呼び寄せること。これが一番ありえそうで納得させられる王道展開。

天体のメソッド0819
他にはノエルなしで生きていく展開。これだと最終回にノエルは出ないけど、ノエルが残したつながることを恐れない勇気や仲間を信じる気持ちや頼ったり頼られたりする相互関係など人といるとたのしーという考え方の定着がノエルなしでもやっていけるよという自信そのものがノエルがいた証というエンド。

これだと乃々香の母親がいなくなっても乃々香は友達を信じて強くなれるという気持ちをさらに強めるものとなって絵的には一段低くなってしまうけど、こういう見えない部分でのテーマ重視のエンドは好きだったりします。

天体のメソッド0814
あとはこれもノエルが出ないけど、ノエルは母親の贈り物だったエンド。母親が自身がいなくなってから弱くなってしまった乃々香を励ますために送り込んだ、というか母親の願いが円盤ことノエルを街に呼んで乃々香の友達作りに努めて欲しいみたいな。

それだと母親が亡くなる前にノエルが来たというのも時系列がおかしいので、うーん、理由付けはダメっぽいな。

あとは全ては狐の仕業だったのさエンド。『Kanon』の真琴がそうだっただけに同じ久弥直樹だったらあり得なくはないエンド。初回にもノエルは狐と遊んでいたし、ときおり出てくるので何らかの意味はあってもおかしくないと思われるので一応。

こう考えてみると息もつかせぬ展開ではなく平坦ではあったけれど、シナリオとしてはうまくまとまりそうな印象を受けます。そういう意味では最後を飾るにふさわしいエンドを用意してあるのか来週が楽しみでたまりません。