天体のメソッド0639

乃々香による柚季が推進する円盤反対への結果的な合理的結論。


ヤバイ、最後はよくわからなかったけど、泣きそうになった。これは一度整理しないと初見ではつらいかも。回想という名の各人の記憶の断片がつなぎ合わさって一つになる。その断片が多すぎるんですよね。初回からある乃々香と4人の仲間にノエルとの別れを基軸に個々のエピソードがあるわけで合わせるだけでも大変。

ノエルと乃々香との接点は今のところ初回の歌を教えてもらってまた戻ってくるという間柄だけということで良さそう(ノエル談なので信ぴょう性はないけれどw)。今回は柚季と乃々香をつなぐお手伝いとトリの花火を演出するという重要な役を務めました。

乃々香に言われて動いたわけでないところがいいですね。アルバムも偶然柚季のところに行ったわけだし。なぜ柚季の家がわかったのか、なぜ他の2人のところに行かなかったのか聞くのは野暮かな。

いや、柚季の家を道行く人に聞きながらようやく到達したと考えると一生懸命さが伝わってきて感動(円盤とかノエルの潜在的な力とかも考えない)。他の2人のところへは頑張って行ったけれど、すでに留守だったとか。

天体のメソッド0633
ノエルのことは後にして、柚季のことですよね。7年前の花火の日のことが関係してくるけれど、柚季の母親が亡くなったとか誰かが犠牲になったとかじゃなくて安心しました。病院で泣く柚季を見たから、7年間も円盤反対の躍動力になったから、てっきりそうだったと思って安心しました。本当、安心しました。

く、なんだか無性にパッとしないとか考えてしまった時点で私の負けです。もっと心がピュアに生まれてくれば良かったよ。湊太の怪我のことはあまり気にならなかった。

天体のメソッド0632
いや、重傷だったけど、現に今は歩けているし、怪我のことを気にしている様子もないし。蒼汰が平気で入る分、柚季みたいに自分だけが重く考えてしまって、なんだかその心と今回のエピソードがリンクして最後はすごくホッとした気分にもなったので終わりよければすべてよしですね。

しかし、柚季の責任転嫁力には恐れいった。湊太の傷は表面よりも柚季の内面に影響を及ぼしたようです。子供の頃とはいえ大量に出血している身内の様子は心にくるものですね。

それが他人とか湊太自身のせいではなく、自分のせいだとすると尚更。自分が花火を見たい、祭りで湊太とはぐれたときの気持ちを紛らわせたい、その一心から花火を持ちだして追いかけてきた湊太のせい。

天体のメソッド0638
湊太の操縦ミスで、湊太が祭りの日にはぐれるから、そう思っていられればどれだけ楽か。むしろ、湊太自身はそう思っているから円盤反対の柚季の行動に納得がいかない。突然おかしくなって無意味な行動に出ている妹。実際そうなんですが。

それが柚季の心の安らぎや保身につながっていたから柚季自身のことを考えれば無意味ではないかも。柚季は優しい子だからこそ、誰か(湊太)のために誰か(円盤)を責めるしかない。なんだかそれだけ考えるとこの一件は何も生み出さない悲しい物語でした。

天体のメソッド0637
この件と乃々香たちと花火を見る話がつながらないような気がしていたり。きっと私が見逃していると思うんですが、柚季が言っている、乃々香が忘れていた約束って花火の日に桟橋でみんな集まろうってことだと思うんですが違うかな。

汐音が大嘘つきと言っているのも桟橋と関係あるとしたら、湊太は知らないですが、こはるも、汐音も、柚季も桟橋に行ってないということに。

天体のメソッド0629
乃々香は回想が母親と別れるところまでだったので、乃々香も行っていない可能性もありますが、誰も行っていないのに汐音も柚季も約束を破って出て行った乃々香というレッテルはひどいかと。

汐音は前々回乃々香をはたいているし。そうなると、これは初回の乃々香が黙って出て行ったことに対してか。柚季の方は推測ですが、乃々香が花火の日に集まるという以前にこの街から出て行ったので、約束の場所に来ていないという憶測がたったのではないかと。

それでノエルから見せてもらった花火バックの乃々香の写真の日付が約束の日で桟橋付近の湖にいることから約束を守っていたということだったのかなって。

実際はどうかわからないですが、花火の日に乃々香が約束を破ったかもしれないこと、柚季が花火の日に湊太とはぐれて悲しかった思い出を払拭するために持ちだした花火のせい(最終的には円盤のせい)で湊太が怪我したことを結びつけて考えていたのかな。

天体のメソッド0636
それだと前回叩かれた乃々香が少し可哀想になってきますが、黙って出て行ったことを許してくれたと考えるとどうってことないのかも。そのことを全く気にしていないこはる(+湊太)は天使ってことになりますけれどw。

でも、そんな柚季のために花火を打ち上げようとする乃々香が泣けてきます。本当、不器用というか、人間関係に不慣れというか、見ていて保護してしまいたくなる子です。

一人の少女が花火を打ち上げるなんて壮大なこと出来るわけないというか、まずは円盤をどかせてからでないと花火が円盤に当たって、なかのひと(ノエル単体?)と戦争?にでもなったら一少女の悩みを救うためにどれだけの対価を支払わねばいけないのか、そんなことは考えているようでいないようでわからないんですよね。

お金だけはどうにか現実的な数字を考えてはいたようですが、それより前に柚季との仲を花火を打ち上げる方法以外で思いつかないのかどうか。

天体のメソッド0640
柚季自体が一人で円盤を追放させようという目論見だからパッと他のことで思いつかないけれど。それだったら時が解決する、、ことはないか。柚季の花火に対する思い入れを後から考えても方法はなかったですね。

乃々香はベストな選択をした。あとは柚季自身がどう感じるかに賭けた。そこにノエルがアルバム持って手助けしたわけで、柚季を信じた乃々香が普通にすごいと思います。

天体のメソッド0641
花火を打ち上げられないとわかれば、役所に桟橋の通行許可をもらってライトアップで代わりの演出。それと線香花火、は湊太が持ってきたのか。

同じく協力したこはるの祭りのポスターとか無意味に終わってしまった感があるけど、気持ちだけでも柚季に届いているかもしれないと考えると柚季の円盤反対活動と同じで必ずしも無意味なことなんてないのかもしれないですね。

それを言うなら、ノエルの円盤での花火演出も無意味だということになっちゃうし。柚季の円盤反対への執着は円盤による花火映像によって収束したと考えると、それを流した無邪気なノエルが可愛いという結論。なんだか、とっても、とーっても(投げっぱなし感)。