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桂馬のちひろに対する優しさが厳しさとなって彼女に伝わる。その辛さを感じ取った親友の歩美との敵対関係。優しさは時として残酷な時がある。


ちひろを連れてひとけのない場所に連れ込んで何をするつもりなのでしょうね、というぐらいに鍵のかかっている屋上に二人きりの状況を許してしまうちひろさんの落としぶりは半端ないですよね。

誰もいないから誰か来てくれるとは思わない。何かされても構わない。それがどんなことでも桂馬を信用しているし、その桂馬とならどこまで進んでも構わない決心が良かった。そして、その二人を追いかける歩美も。

ファーストキス?


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ここまでは予定調和でした。予想できた展開で、ちひろの中に女神がいるのではなく、歩美の中かも知れないので、いつ桂馬が気付くかという部分でかなり気になっていましたが、まさかファーストキスでわかるとは思わなかった。こればかりはしてやられました。

ああ、この押し倒してキスする展開はありだな、そして、ちひろなら優しくしてと言ってキスするんだろうなぁ、と思いました。それにはじめてだから優しくしてという言葉で、常套句ですよねー、と思ってすっかりながしていました。「はじめて」という言葉に桂馬が違和感を覚えたことに違和感を覚えました。

それぐらい気にしないで優しく口付けしてあげなよ、と思った自分が情けない。本気でわかりませんでした。私が桂馬ならそのままキスしていました。キスできる相手がいないけどなっ!(誰に対して怒っているのがわからないけどw

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それぐらいキスしてから考えて、ああ、初めてのキスだから女神は入っていなくて、駆け魂が抜けただけなんだー、じゃあ、歩美だねー、って悠長に考えていましたが、そこは頭の回転が速い桂馬のことだから、ここで二人がキスをし合った関係というのは残り続けるんですよね。

今度は駆け魂がいないから、ファーストキスは桂馬としたという既成事実がちひろの中で出来上がるんですよね。それこそキスをするぐらいに愛し合っている二人という思い込みではない絆が結ばれるわけで、その結ばれたら、そう簡単には離すことは出来ない。

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確かに、離そうと思えば離せますよ。あの時のことは流れでつい、とか、ちひろのことがある理由をとってつけて嫌いになったとかで別れることは可能です。

ただ、ちひろにとってはファーストキスの相手からそう簡単に振られてしまうことの悲しみって相当なものと思うんですよね。喜びが絶頂の中で絶望の淵へ落とさないといけないわけで、今度は歩美攻略に頑張る桂馬を見てちひろは何を思うのだろうか(かなーしーみーのーむこうへと♪

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そう考えると、自分のためじゃなく、ちひろのためになんとかしてこのキスを回避する桂馬の優しさに惚れました。女の子とキス出来ることは嬉しいことだと思う反面、そこで感情的に性的に興奮を抑えきれなくて情動で行動するのはよくあることです。

ただ、桂馬の中ではこれはあくまで攻略。かのんを助けるための過程でしかないんですよね。それこそ、本物の恋の良さに気付く三次元女子の方が二次元女子よりも好きだという桂馬が想像できない。

だからこそ、ここで理性が働いて、キスの気持ちよさよりその攻略とちひろの感情の二つを最優先事項としている桂馬はやはり神にーさまでしたよ。

ちひろへの優しさは残酷へと変わり……


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そして、誤魔化し方が上手いのは今までの桂馬を見ていればわかりますし、恋人になりそうな雰囲気を段々と緩和して友達としての関係でこれ以上の進展はちひろ自身が考えて欲しいということで、彼女に頭を冷やさせる時間を与えるんですよね。

そうしたら、よくよく考えたら流されてしまったけど、本当に桂馬のことが好きなのかと自問自答しているうちに、この雰囲気を壊してしまうこんな男に自分はなびいていいのだろうか?と、考えさせる時間を与えことが良かったです。

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それ以上にちひろが春から桂馬のこと好き発言がなんか泣けた。桂馬をオタメガ呼ばわりしつつも、実は素もツンデレという感じで今の今までその感情を隠しながら付き合っていたと考えると、彼女の桂馬との関わりを第2期まで見なおしてみたくなりましたね。

こんなオタクで世間を小馬鹿にした性格で友達もいないような桂馬の何がいいかという部分で、桂馬は駆け魂駆りのために自分を偽った。それぞれの攻略対象に合った性格を作りあげることでそれで気にかけてもらう。

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素材はいいのだから、言動さえ良ければそれなりにモテると思うんですよね。だけど、それはそれ、これはこれって感じで二次元攻略と三次元攻略と合わせて落とし神だという証拠を見せつけたけれど、桂馬自身は駆け魂のために好意を寄せられてキスするまで嬉しくないと思うんですよね。

それこそ、桂馬の素の性格そのものではいけないとわかってしまうから、素の性格でどんな女子でも攻略するのは難しいとも思っているし、作りたくないというのもあるけれど、このちひろが普通の桂馬を見て好きになったという発言はやっぱり嬉しい。

何も変えなくてもいいんですから。今のままの自分でも好かれたんだという部分で桂馬の認識が大きく変わるかもしれませんね。

桂馬の目には何が映っていますか?


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けど、それは女神捜索には関係のないことで、そこでちひろとの恋が結ばれて浮かれてしまって、かのんちゃんのことを救えないと考えと辛いんですよね。ちひろの気持ちはわかるし、桂馬もその気持ちに応えたいと思っていると感じます。

ただ、そこで応えてしまうと、二人は恋人という認識でちひろから周りに広めてしまう可能性がある。そうなると、二人を応援していた歩美の攻略なんてゼロに等しくなる。

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ちひろとの恋人が嘘の関係だと言っても信じてもらえないだろう。ちひろの告白は聞いたし、二人で誰もいない屋上に上がったし、これ以上の嘘は、歩美自身に対しても桂馬は嘘を平気でつける人間ということで敬遠してしまうんですよね。

だとしたら、別れるしかない。いや、最初からちひろの告白に対して拒否を示してその好意を蹴ってまでも、歩美のことが好きだったということにすれば、ちひろも諦めきれないだろうけど、歩美との仲を取り持ってくれるかもしれない。そこは桂馬の頭の切り替えが速かったですね。ここのシーンは最高でした。もう今回騙されまくりw。

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それに加えてというか、天理編を見ていなかったのがいけないんですが、天理自身も普通の桂馬が好きだということで、時系列を考えると先に天理の方が好きになったんですね。

そういう意味ではちひろの告白にびっくりしないのはそのせいだったのかもしれません。いくらなんでも、桂馬とはいえいつもの桂馬が好きだと言われたらちょっとどころじゃなく戸惑いを感じるだろうと思います。

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それと天理の方ですが、こちらもややこしい。天理がどの立ち位置でどんな関係でどんな性格でどんな役割をもって、桂馬と付き合っているのかわかりません。

ですが、好感度はほぼMAX状態で桂馬に近づいてくる彼女を見ていると、ちひろよりも天理の方がいいかもと思ってあの告白も頷けるわけはないか。

あまり三次元女子を外見で判断しない桂馬だからこそ、ちひろにも天理にも平等に三次元女子として、彼女たちの弱点だったり欠点を責めないで断ることが紳士らしさを感じます。

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あとは、桂馬が気づいた色々な調査は伏線ですよね。まさか本当に何もないとかそんなことはないですよねw。ただ、これは全く読めなかった。ヴィンテージがそこをアジトにしているかもしれないという程度で、歴史改変的なことを行ったりして女神の邪魔で新しい学校と伝統のある学校の違いが出てしまったのかどうか。もうこれは考えてもダメですね。ここばかりはあとのストーリーを待ちましょう。

歩美に女神は入っているのがわかったので、そこでどう落とし前をつけるかですね。最初にしてラスボス的な感じがたまらないです。簡単に最初攻略出来た女子が、今は難攻不落の城でもあるように信頼関係が崩れ去って愛や恋どころか、友達としても危うくなって面白くなってきました。