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やばい。ロリとシリアスの合わせ技で涙腺と頬が緩んでおかしな表情になってる。ロリは胸ないのが良い所だけれど胸膨らませる展開でしたw。


今回はロリパートの前半とシリアスパートの後半でした。どちらも美味しく食すことが出来たので最高の回だったかも。

体は大人、心は子供、その名は……


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それにしても、美琴の精神的年齢が若返っていくw。佐天さんも言ってましたが、子供と同じ目線にたつことが大事ということで、佐天さんは座るだけでしたが、美琴はもうフェブリと同じでただ気に入ったおもちゃにこだわりを持ってそれがただの指人形という点でまさに子供目線。

いや、子供よりも幼い幼女目線で必死にレアな指人形にこだわる。バッジの時もそうでしたが、もう美琴はそれなりにお金持っているんだから、そんな安っぽい指人形やバッジなんて金に物言わせて大人買いして買い占めるぐらいしてもいいよね(ゲス顔)。

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あわよくば能力を使って盗み出すとか。そういえば、上条さんと初めて会った時も故障による事故なので自販機の管理者に問い合わせてなんとかすることも出来たけど、美琴の能力と力技で自販機ほぼ破壊でジュースを出すという行為である意味窃盗みたいなことも平気でやれる美琴なら出来る。

って、犯罪行為を助長させるようなヒロインにはなって欲しくないものですw。犯罪といえば幼女。って、わけでフェブリちゃんに話は戻るわけですが、美琴と仲良くしたくないのはきっとフェブリちゃんの第六感でそんな大人げない行為をする美琴にライバル心というか、もう味方でもあり敵でもあり、自らの年齢をだしにして美琴からイニシアチブを奪い取るフェブリちゃんの作戦勝ちですよね。

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美琴に負けたアイテム(特に麦野)たちも、こんな美琴を見たら愕然でしょうね。これを知っていれば麦野は研究所を破壊しないことを約束にレアゲコ太のぬいぐるみでもあげれば良かったと思うよ。

そして、そこにはもちろん爆弾が仕込んであって、フレンダこわいマジフレンダ悪魔的天使。こんなこと書いたら感動のシスターズ編が台無しですね。

今の発言は忘れてください。美琴はそんなゲコ太の誘惑に負けないと信じてる。信じてるけど、なんだか歪んでしまうほどのゲコ太の中毒性はなんでしょうね。

ある意味、このゲコ太グッズには高能力者を洗脳するほどの魔力が秘められていたとかそんなことが待ち受けていようとはこの時は思いもしなかった的な展開が、、、あるわけないよねw(と、麦野がゲコ太バッジをはめている姿を想像したら意外と可愛く見え、、、る?ない?)。

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美琴の幼さアピールとしてフェブリちゃんの実幼女に勝とうとして自らにロリ属性も手に入れたい執念は素晴らしいです。このゲコ太の幼さアピールはお姉さまに憧れまくっている黒子のイメージを壊す要素としてはさすがです。

もし、美琴がゲコ太を嫌いになった日には黒子は、黒子はどうなるかわかりませんのー! ごめんなさい、取り乱しました。つまりここで言いたいことは、そのレアなピンクのゲコ太指人形も美琴の無限にありそうなポケットマネーを使って大人買いで手に入れられるけど、フェブリちゃんと同じ子供なのでそこは思いつかない。

あくまでそのピンクゲコ太にこだわる。そんな純真な子供心の対決には痺れましたね。まさか赤黄青の三つのゲコ太を召喚しても敗れ、それ以上に召喚しまくっても勝てないとはね。

やっぱフェブリちゃんは『超電磁砲』最強キャラだと思った。きっと、このフェブリちゃんなら学園都市トップのアクセラレータも簡単に倒せる。あの時、上条さんが出ないでフェブリちゃんが出て行けば上条さんは傷つかずに済んだんや。学園都市の平和はロリが鍵だと今頃知りました。いやー、意外だったわー(棒読み)。

子供は全部欲しい


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いやー、この心理戦でお腹いっぱいだったけど、そのお腹の対決もあるとは。もうね、フェブリちゃんのあざとさは研ぎ澄まされているというか、洗練されていて逆にこわいです。私はきっとこの子になら、騙されて一文無しになっても構わないとか思い始めている。

アイスクリームを食べるためにピンクゲコ太を預かって(一生)あげるという美琴の魂胆なんてみえみえで、普通なら飴の方を渡すだろうとおもいきや、フェブリちゃんにとっての飴は何か大事な力を秘めているだろうから、こっちも渡せない。

だとしたら、という発想までの頭の回転が速い。そのために佐天さんがいるとばかりに幼女の魅力で彼女の心をくすぐって誘導する。あくまで自分と同じ匂いのする美琴とは好戦的で、佐天さんはほぼ下僕扱いにしてまでも自らの欲求に忠実であるこの子供っぽさがたまらないです。

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何もかも欲しい。どれも失いたくない。そんなことは大人になったら出来ないと悟るものだけど、子供だからこそ諦めない強さがある。何もかも手に入るんだという精神は何かアクセラレータに通じるものがありますね。

てか、フェブリちゃんがここにいるんだから、早くアクセラレータは匂いを察知してこの場に来いって感じです。手負いのアクセラレータにはフェブリちゃんのそばに美琴という保護者がいる分、手出し出来ないのが辛い所です。

そういう意味では、実力のある美琴は守ってくれる人だと認識しているからこそ、ツンな態度でいればいつまでもそばにいさせることが出来るという美琴の特性までも把握して簡単に利用出来る知能はツリーダイアグラムを超えているかもしれない、とかなんとか。やはりこの無邪気さはずるい。マジで佐天さんそこ代われw。

お風呂は最終回にとっておこうよ


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そして、お風呂、お風呂、おっ風呂〜♪ いや、幼女の裸になってこれっぽっちも興味ないんだからね。むしろ、幼女の裸シーンを映すことで妄想が出来なくなってしまうじゃないか。

そういう意味では黒子のパラダイスがそこにあるという焦らしがあるからこそ、希望が見えるわけで幼女とのお風呂なんて目標(何のかは知らない)の最終地点に近いじゃないですか。

もっとこう過程を経て少しずつ友達から恋人になって愛を育んでから結婚するような感じじゃないと萌えん。いや、燃えん。これじゃフェブリちゃんダイジェストとして簡単に終わってしまうじゃないですか。

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だからこそ、お風呂は最終回に! そして、泡を消して! あ、黒子には美琴あげますんで。そちらはカメラ回さなくていいですよ。いや、そういうことが言いたいんじゃなくて、幼女と言えば裸という思考はある意味、『禁書目録』でアクセラレータがラストオーダーが裸の上から巻いていた布を剥ぎ取っているからもういいんです。

って、また論点がずれてる。どこまで幼女の裸を視聴者に魅せられるかの勝負でやっぱりラストオーダーの方がインパクトと羞恥心があるからこそ軍配が上がってしまうわけで、これに勝とうとするなら1クール、いや2クールはフェブリちゃんをメイン級で出すしかないんです。

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そうなると、このフェブリちゃんが使い捨てキャラになってしまいそうでそれがいやだったんですよ。これで、あとはフェブリちゃんの能力ぐらいにしか興味がわかなくなってしまうじゃないですか。

もっと魅せられると思っていただけに残念です。でも、フェブリちゃんの立ち位置が美琴のミサカ妹と重ねあわせただけでも役割は終えたのでしょう。個人的にはミサカ妹とフェブリちゃんを重ねて欲しくなかったんですよね。

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ここからはちょっと真面目な話になってしまうけど、妹がいたらこんな感じなんだろうなぁ、というのは妹を持ったことがない人にとっては空想話として引き合いに出せるんですが、美琴の場合、ミサカ妹という悪夢があったわけで、それに対して命を賭けてミサカ妹のために頑張ったんです。

そして、ミサカ妹の全ては美琴の妹として絶対に譲れない立場だし、ミサカ妹に匹敵する存在なんてもう美琴の中ではあり得ないと思うんです。それぐらいに美琴の中でミサカ妹の存在は大きい。

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だからこそ、あって数日しか経っていないフェブリちゃんをもし美琴に妹がいたらこんな感じかなというのを俯瞰的に佐天さんや初春が言って、美琴が主観的に妹としてフェブリちゃんとミサカ妹を重ね合せてしまったように少しだけ見せてしまったのが残念なんです。

そこでミサカ妹のトラウマを思い出してシリアスになって沈み込まず、明るい笑顔を保った美琴のことだから、きっとミサカ妹を救い出せたと思っただけでフェブリちゃんとミサカ妹は同列に置いていないと思いたい。

その部分で美琴が何も妹について触れていなかった点は評価したい所です。そういった意味では色々と考えさせられるシーンでした。

まさかのシリアス展開


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そして、ここからはシリアスに入ってきて面白くなってきました。上に書いたミサカ妹とフェブリちゃんを重ね合わせたという意味では大きく裏切られることになりそうです。なんで気づかなかったんだろ。

シスターズ編でミサカ妹と美琴だけの空間が出来上がっていた感動で忘れていましたが、EDの最後に指人形のピンクゲコ太を置いたということは少なからずもミサカ妹に絡んでいるかもしれないということでもあるような気がするんですよね。

確証は全くないけれど、周りの4つのゲコ太は佐天さんや初春含めた美琴たちなんですよね。そのテーブルにはミサカ妹がそばに座っているわけで、そこにフェブリちゃんを表すピンクゲコ太を置いたということはそれなりに関係性はあるように思えるんですよね。

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ファブリちゃんが人工的に作られたモノなのか、人造人間なのかわかりませんが、かえる医者の話しによれば前者ですよね。となると、ミサカ妹と同じだけど、あちらはクローンで実体のある人間。単価18万円の。きっとフェブリちゃんはロボットの媒介みたいなものですよね。

その栄養剤としての飴があるわけで、もしかしたらラストオーダー的立ち位置なのかもしれない。ただ、これから先の話を勝手に推測すると、フェブリちゃんが『禁書目録』の風斬みたいに消えてしまう最終回が見えるんですよね。それだけは嫌だな、って。

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でも、助かるとミサカ妹みたいに人間に利用される未来も見えるし、それも嫌だな、って。ミサカ妹は人間としてかえる医者のもと感情が芽生えたり楽しそうに生きていたりもしたのでいいのですが、フェブリちゃんはどう見ても『超電磁砲』のキャラですよね。

そうなると、フェブリちゃんにとって良いことが起きそうにないのが嫌なんですよね。それに布束さんが関与している点も好きでない。

布束さん視点で見たら、人間に思えるミサカ妹は人間として扱って、その代わりに人工物としてのフェブリちゃんは人間として扱わないみたいな感じでロボットとクローンの切り分けをこの『超電磁砲』全体で描こうとしているのかなって勝手に深読みしてしまうんですよね。

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それと能力者。メガネ君は能力者が好きでない、むしろ、なくなればいいと思っているわけですが、フェブリちゃんを媒介にしたプログラミングされたロボットによって能力者に立ち向かっていく姿勢はいいのですが、彼らの背景がかなり薄いのが現在の懸念事項。

布束さん視点で見れば、能力者とクローンとロボットと科学者と面白い目線で見れるのですが、メガネ君たちはただ能力者を敵視しているだけでその理由付けはきっと能力者になれなかった逆恨みみたいなものに過ぎないんですよね。

もしくは、能力者を育て上げる学園都市全体に対する反抗と見るか、布束さんがいるということは後者である可能性が高いのですが、言動と残り話数を考えると前者の可能性が高く、この学園都市に対するアンチテーゼとしては薄くなりそうな結末を迎える気がします。

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それはそれでいいかな。フェブリちゃん可愛いしw。きっと、最終回あたりで身体的に成長しないということはロリとしての至高で理想の最終形態だとか言っているかもしれない。改めて自分自身の思考がバカだと思えますw。

でも、シリアス方面で楽しめなかったら、フェブリちゃんというロリで楽しめるという二段構えがあるからきっとどんな最終回であっても絶賛しているでしょうね。

でも、やっぱり布束さんが全てを締めて欲しい。美琴はミサカ妹から色々学んでいるからこそ、第三者視点として布束さんが感じた学園都市のあるべき姿について語ってほしいなぁ、と勝手な願望を持っています。

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あとは、この電気系統を使わせないということで、美琴が砂鉄などの物理的攻撃だけだとしても、婚后さんや黒子にあとの二人を合わせれば、メガネ君の言っていることは簡単に覆せそうに思えた婚后さんの今回の攻撃でした。

一人の能力者に対して照準を合わせて無効化させるも、他の能力者の独壇場になりそうな感じで無能さを出すのもありかな。

それに第1期と違い今回は人が乗っていないロボットが相手だから、黒子と婚后さんたちの協力プレイで倒していくクライマックスとかやっぱり見てみたいかな。と、残念がっている私ではありましたが、期待に胸膨らませる回となった気がします。