俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像017

マジで神回。誰がなんといっても神回だから! あやせたん最高すぎる。なんでこんなあやせが見られることが出来るなんてこの感謝は誰に対して言えばいいのかわからないです。


引越し祝いでエロゲキャラの水着フィギュアをガラスケース付きで何体もセットで送ってくる御鏡は何者なんだ。京介と黒猫が恋人の時に、桐乃のおっぱい揉みたい発言をするぐらいに空気読めないキャラなの?w

ここってほぼ仮住まいで模試がA級判定で終わったら実家に京介は帰ることになるんだけど、それは京介の部屋に置いておくことになるのか。私もヲタといえどもこの値段のはるプレゼントには嬉しさより前に引いてしまうよ。普通に京介が受け取っている時点でもう戻れないところまで行ってしまったのかもしれないですねw。

ハーレムパーティー


俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像002
そして、引越しパーティーのこの女子率。まさかのハーレムパーティーになるとこの原作の1巻を読んだ時に誰が予想した?w

せめて、こんな素晴らしいプレゼントをした御鏡も呼んであげろよw。あ、でも、御鏡は桐乃以外知らないだろうから仕方ないか。仕方ないか、で割り切れる女子との人間関係だけを築いてきた京介はいつの間にそういうキャラになっていたんだろうね。全く、エロゲじゃあるまいしw。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像001
まあ、それをツッコむ人もいるわけで、女子会に間違えて入ってしまった京介の図がなにげに面白い。その話題の中心人物として京介がいる所に羨望の眼差しを向けてしまいます。

てか、みんな押しかけ女房的な会話になっていることに気づいていない所が笑えるというか、そこまで世話しないと生きていけないみたいな京介とみなされているのもそうだけど、それぞれが自らの実生活で役立つ能力をアピールするために京介が使われているみたいで何だか不憫にも思えてきたよw。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像003
そして、周りの空気が京介を奪い合う勝負になってきた所で、せっかく盛り上がった所を桐乃さんが冷めさせてくれました。そこまでみんな本気にしていないんだから、そこで怒らなくてもいいのにって思ってしまった私は心がせまい人間。

あくまで桐乃は京介をいじって遊んでいいのは私だけと言わんばかりに正妻ぶりをアピールする所が昔と変わった部分だよなぁ。

昔だったらみんなと一緒に京介をバカにする感じを出せていたのに、京介への愛がヒートアップした結果許せなくなった感じは良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのかわかりません。確かに正論だけど、この引越し祝いパーティーは息抜きなんだから楽しくやろうよ、って言いたくなってしまいます。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像005
だけど、結果的に仕方ないから私がやるに決まっているじゃない、って桐乃が言ってオシマイだと思っていただけに、あやせに矛先が向けられて、桐乃グッジョブでした。確かに、麻奈実や黒猫やバジーナルートは今の京介にはあり得る。だからといって加奈子じゃ飯がマズイので京介が可哀想。

なら、一番安全で危険でもあるあやせに頼む。京介思いの妹ですよ、本当に。あやせに対して変な思いを持っていると気付かない桐乃ならではの好決断でした。あやせならいつでも学校で京介の情報を手に入れられるしね。

家に帰るとあやせが待っている……


俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像008
で、家に帰るとあやせが待っているわけでなんというか確実に実家よりも勉強に集中できない環境に段々陥っていて、桐乃が京介を試しているんじゃないかと思うくらいに京介への試練を与えるわけであやせがエプロン姿で出てきたら、最高じゃないですか。

高校生活で中学生でモデルやっている幼妻が待っているシチュは妹の桐乃と一緒に暮らしているよりもヤバイ。というか世間的にこの部屋に暮らしている男子高校生って一人暮らしなのに、よく代わる代わる女子中学生や女子高生が出入りするなぁ、って言う評判が流れて、もう桐乃を結婚するまでどこかで一人暮らしさせて、京介は実家に軟禁されそうな予感がするのは気のせいでしょうかw。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像010
そこから、あやせは毎日通うわけで、家事をやったり、夕食を作ったり(きっと一緒に食べて帰ってる、クソ!)、お風呂に入ったりして、何だか本当に同棲ですよね。

そこで泊まっていくとアウトなわけで、例えば、雨が強くなってきて雷も鳴りまくって帰れなくなったという展開になれば、それはもう男子高校生の部屋に女子中学生が泊まっていったという既成事実が出来るわけです。

なんというか、泊まっていくとなれば男としてアレだよな、とか卑猥な妄想を掻き立てるわけで、そんな状況になったら、確実に理性はどこかに行きますね。

桐乃と小説の参考でラブホテルで休憩した以上のことがここで起きそうということがまだまだ『俺妹』の萌えシチュはあるんだと改めて実感して、これ以上のものはもう出せないと感じました。マジで羨ましすぎる京介。ハヤクシネバイイノニ……。

あやせとしての恩


俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像013
こんなウラヤマけしからん状態が続くと嫉妬で狂いそうになりますが、あやせが一杯映っているだけで満足している自分もいて何だか複雑な感情になりましたが、京介とあやせのシリアスな会話で冷静になれました。

借りを作るということに対して、それはそれで助け合いの精神でお互い気付かない所で支えあっているわけで、京介はこうやってあやせに通って世話をしてもらうこと、あやせは桐乃との仲を取り持ってくれたり、そのために自ら犠牲になってもくれた。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像014
京介は桐乃のためを思ったこととはいえ、それはあやせにとっても大切な親友の秘密を知って幻滅し、いつしか桐乃とは親友でもなんでもなくなってしまったかもしれない未来を考えると京介に対しては恩を返すという意味ではどこまで返せばいいのかわからないんですよね。

だけど、言いたい。あやせの手錠とか部屋に入ったりとか一緒に話せたりとか自分の部屋に呼んでちょっとエッチなセリフを喋らせたりしているから、十分に京介に対して恩は返せていると思うよ。

もう、プリクラの一枚取ればそれで十分というか、モデルのあやせと普通に三十分ぐらい話せればそれだけで恩は返せているわけですよ。女子中学生とケータイ番号を交換するなんてあり得ないわけでもあるしね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像015
だけど、それは京介の問題。あやせといえど、本当に無力な女子中学生なわけで、桐乃との関係が大事であればあるほど、それだけの恩は返したいと思ってしまうんですよね。

相手がどう思うかではなく、自分が本当にそのお礼をきちんと出来たか納得したい部分が強いんですよね。だからこそ、こうやって恩を与えたりもらったりして、それがきっちり返せているかわからないので、いつまでも仲良くいられるという人間関係の温かさを感じ取ることができました。

あやせの告白


俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像019
ただ、ごめんなさい。ここでもあやせとの関係は変わらないで欲しかった。通って毎日顔を合わせていたからこそ、純粋な女子中学生には男子にあまり耐性がない分、格好いい男子として、桐乃との仲を復活させた大事な存在としているわけで、そこに恋が芽生えないとも限らないとはわかっていました。

だけど、あやせはあやせのままでいて欲しかったのが本心です。誰もが京介のことを好きである状況はあまり好きではないんです。

告白されて付き合った黒猫もそうだったけど、今まで微妙な綱渡り状態な感じでそれぞれの関係があって、それは恋愛を除いて感謝という気持ちだったり、オフ会の仲間だったり、妹の友達だったりで様々な関係があるわけです。そこからどんどん攻略していくような展開を望んでいるわけではないんですよね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像016
ちょっと愚痴っぽくなっちゃいますが、あやせは落ちないと思っていました。落ちないからこそ、あやせたんはマイエンジェルとして存在していて、桐乃という心を決めた人がいるけれど、あやせがもし京介を好きだったら京介は桐乃を捨てるんじゃないだろうか?

そんな疑念の中で桐乃を選んで、あやせにセクハラするもそれは恋とは違って桐乃の友達だったり、世話をしてくれた大切な人として京介の中に刻まれて思い出として残っていくような遠くて近い人でいて欲しかったんですよね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像018
ここであやせが京介を好きになってしまうと、誰から好かれても桐乃を選んだという選択肢が普通に思えてしまうんです。妄想の余地がないんですよね。

それが痛い部分でこれからの関係はあやせは京介のことが好きになったという目線で見てしまうと、京介の桐乃への愛は強くなるけれど、あやせとしてのキャラはそこから魅力が半減してしまうんですよ。黒猫がそうだったように。

どのキャラとも曖昧だからこそ引き立つキャラの強みがこの作品の売りだっただけに、大好きな黒猫とあやせがこんな結果になると勿体無いと考えてしまいます。でも、作品として終わりに突入してあやせを今後使わない方向ならこれはこれでありかも知れません。ただそれだとちょっと寂しいですけどね。あやせファンとして……。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像022
また愚痴っぽくなってしまうけど、最後は蹴りをそのまま入れて欲しかったですね。やっぱり、それがあやせと京介の関係性の証でもあり、あやせらしさにつながっていると思うんですよね。

キスはやっぱり告白に破れたあやせは傷心として未練が残ってしまうようで美しくはあるけれど、締まりが悪いんです。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像021
京介が思いついたように安直にそのまま蹴りを食らったとしても、あやせの中で京介に対しての踏ん切りがついたという部分で京介をずっと好きであるように見えてしまうからこそ、その関係の終わりを見せてくれなかったのが何だか悔しい。

京介を蹴り飛ばして、それでも京介はその愛の痛みを受け取って平気な顔して、あやせが涙姿でその告白の終わりを示して欲しかったと勝手に感じました。でも、あやせの涙姿は最高でした。