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ミニ月子が可愛すぎてこのロリ小倉唯ボイスでさらにロリ声で喋っている月子を数人くらいお持ち帰りしたいです。


ツカサのイメージが……。全くもって前回の予測にも遠く及ばない憶測にも似た妄想は全て却下されたようなツカサの第一印象。なんていうのか、本人の写真と子供を見ても、一見は百聞に如かずということで、写真と月子のイメージから母親をイメージするなんて無理やったんやと思ってしまいます。

まさかの過去話がありえない感じにw


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ツカサは家事が万能でこの家に住んでおらず、月子との二人暮らしして、たまに月子がつくしのもとへ向かうという感じの寂しい別居生活を考えていました。そして、別居の理由は父親の方にあって、母親は保育士の鑑ともいうべきお姿で、その姿に憧れる月子。

うーん、一つも当たってない。この裏切り感はストーリーを構成する上で視聴者(私だけだと思いますが)をミスリードしてくれるという意味で話に興味がわくというものです。ツカサはわかりやすい性格で、そこは月子と変わらない所に愛しさを感じました。

月子も本心は隠して出来るだけ悟られないように、優しさや我儘を見せる。月子には自分に自信がないという証でもあるし、二人共照れ隠しでもある。そこには大人になったツカサはある程度自分に自信はあるのでしょう。それは月子という子供を育てる母親としての自覚があるからだろうと思う。

家事をしないツカサ


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そして、家事が出来ないのに保育士って大丈夫かw。いや、保育士で家事のようなことをやっているからこそ、家で家事をするのが面倒だという方がツカサの性格に合っている気がする。きっと、料理だって出来る……よね?

それと、大事なのはツカサはタイムスリップした月子のことを既に知っていたんじゃないかな。そうでないと、その人にとっての喜びを感じるための優しさというのがわからないだろうし。

というのも、普通の女子高生だったら、お腹のポッコリを気にするため、おかわりをしてもっと食べたいと思うことはないだろうから。月子だったらこれでは足りないと感じたからこそ、ツカサはまだ食べたいけれど、月子のことを思って残してあげたんだと思う。

娘にとって一番の幸せは?


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で、ネタばらしに近い感じに話が進むのですが、旦那と二人で亡くなっていなかったというのに大きなミスがあった。あれ、なんで一緒に亡くなったと思い込んでしまったんだろう。それさえわかっていれば、この話を予測、、、出来なかっただろうね。きっとまたくだらない戯言を呟くだけに留まっていたと思う。

親権の問題をイタリアにいる祖父母と娘で話し合う。まず、なぜ娘を祖父母の所に預けなければならなかったのかという部分が気になりますよね。

これだけの部屋があるお屋敷で、二人の幼い娘を支えるために働いて、子供の側にいることは確かに難しいことだと思います。なら、このお屋敷を売り払って、娘含めて3人で住めるマンションか何かに住み替えれば当面のお金の心配はしなくて済むと思う。

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だから、娘の二人を投げ出して仕事に勤しまなくてもいいんですよね。仕事があるからこそ、娘と暮らせない。仕事があっても、帰れば娘と会える。そんな簡単にわかることがツカサにはわからないのかも知れません。

娘はいつだって親の側にいるのが一番なんだから。それにそんな娘を祖父母に任せて、しつこい幼児陽人を家にいれて娘の代わりみたいになっている状況を許しているツカサが信じられない。本当につくしの気持ちになればやっぱりおかしいですよね。

なら、なぜこのお屋敷を売らないかという理由になると一つだけだけと思っていて、大事な旦那とのつながりとしてのこの一緒に過ごした場所を大事にしているのだと考えています。

だけど、それを理由にして娘との別れよりも旦那との思い出を大事にしてしまうツカサの気持ちはわからないでもない。人が亡くなり、心が壊れてしまった人間の気持ちはその人にしかわからないとも思えるから。

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だけど、親権という大事なことを話す場に行かないことは現実から逃げているようにしか見えない。やっぱり旦那が亡くなる可能性はゼロではないわけで、子供を二人生んだのなら、その責任は絶対に取るわけで、せめて親権について話し合う場に顔ぐらい出して欲しかった。

けど、その親権を決めてしまうと本当に旦那との思い出と娘とのこれからについて決断しないといけないという意味では気持ちを落ち着けるための時間が今は欲しかったのかもしれないです。

そんな思いがあるのかどうかわからないけれど、月子の声に耳を傾けずにその辛い現実にアルコールで忘れようとする。その現実逃避が正しいのかどうかわからない。アルコールがなくそのことを常に悩み心が壊れておかしくなってしまうよりはいいのかもしれません。

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ただデキ婚で駆け落ちというツカサの言葉が嘘か本当かわからないです。確かに若いからこそ、デキ婚はあるかも知れない。でも、イタリアに祖父母がいて、このお屋敷が祖父母のものではないとするなら、駆け落ちでこんなお屋敷をローンもなく買える旦那の方がおかしいかと思ったりします。

いや、駆け落ちはしたけれど、このお屋敷はもともとリッチな祖父母のもので、駆け落ちして戻ってきたからこのお屋敷を使わせてあげているのかもしれません。そういう意味では祖父母はツカサを少し憎んでいるとは思います。

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息子を駆け落ちさせて、戻ってきてお屋敷を使わせてあげなければいけなくて、最後には自らの娘をほったらかしにしている。ツカサは人としてどうかと考えるのは当たり前なことに見えるし、そんな母親のもとに戻して悪い孫に育つよりも親権をはっきりさせて孫を守ってあげたいと考えているのかもしれません。

だからこそ、前回のイタリアにいる祖父母が自分たちのもとに戻ってきて欲しいとメールを出すのは普通に思える。なぜ、このお屋敷につくしと月子が戻っているのかも気になる点ではありました。

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そして、この後の展開はわかるからこそ辛い。ツカサが亡くなる事実は確実なわけでそればかりは過去を見ることは出来ても変えることは出来ない残酷さがこれまたいいです。ここでタイムパラドックスとか難しいことを考えずにツカサが生きる道はなく、その死因を今の月子が知ることが出来たというのが一番大きいのではないでしょうか。

ツカサが亡くなったということできっと娘たちはイタリアの祖父母よりも父親と母親を愛しているがゆえ、その住居に戻った。ただそれだけのことかどうかはまだ未知数です。この後、猫像に陽人はつくしがイタリアに行くように頼むことは猫像が梓の身体を借りて喋ったことはわかっているわけです。

つくしと月子がお屋敷に戻ってこないと今の月子がないわけで、何らかの理由でこのお屋敷に戻り、つくしだけイタリアの祖父母のもとに戻すように陽人はお願いした。その背景に踏み込んでいく次回以降が楽しみで仕方ありません。