俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第2期 - アニメ画像010

ちょっとした青春を感じながら、京介はペダルを漕ぎ続ける。


最近、『俺妹』があまり面白く感じなくなってきたのが悩みの種です。これは私のせいなのか、作品のせいなのかわからないけど、第1期と第2期の最初は楽しめていたから、作品と私の感性がマッチングしなくなったからなんだと思う。

あやせのキャラ


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前回で桐乃が兄への告白をしてしまったから、そこから先が描けないんですよね。兄と妹という禁断の愛を描くということも出来ますが、それをやっちゃうと作品自体が社会的に終わっちゃう。兄妹だけど愛さえあればいいよね的な感じ。

だから、今回の内容って薄く見えてしまって、心理描写は少なかったように思えます。出来るなら、この話を分割して今回は第2話と同じようにあやせと京介の話だけでまとめて、桐乃のウェディングドレス姿で自転車でライブ会場に向かう話は次の回でも良かったように思えます。そこにもうちょっと『俺妹』らしい笑えるエッセンスを加えればいいわけです。

あやせは『俺妹』の中で一番好きなキャラだけど、第2回と同様あまり生きていないんですよね。ヤンデレ化してしまっているけれど、実際には普通の超カワイイ女子中学生なわけです。桐乃のことを一番に考えている友達思いのキャラなわけです。桐乃のために仕方なくその兄の京介と関わっている。

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この距離感が好きなんですよね。大好きな友達のために利用価値のある兄を使って、桐乃を喜ばせる。それがあやせというキャラで、桐乃大好きキャラとして確立しているんですが、第2期はなりを潜めているように感じます。加奈子との関わりでも桐乃と加奈子の事情を知っているから、それでも京介を利用している。

絶対に近寄れない攻略不可キャラとして、それこそエンジェルのような高みに上り詰めているわけですよ。まあ、黒猫と別れた京介だけど、あやせから告白したら黒猫のことなど忘れて、あやせのことだけを思いそうな軽薄な京介のことは置いといて、あやせのキャラが第2期になってからぶれてきているんですよね。

それこそ、黒猫と付き合う前、桐乃のために呼び出したプリクラとかと違って、黒猫と別れたきっかけが自分にあると思って悩むようなキャラでもないわけで、そこは京介自身のことは京介のことで、桐乃と関係ないことには無関心を貫いて欲しかったわけです。

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まあ、そこは上手く桐乃とつなげたというか、京介に恋人が出来て桐乃のことを心配することで強引につなげてきました。そんな京介に蹴りを入れたことで少しは悪気を感じて、自分のせいだと思ってしまう所は良かったと思います。そこから会話の流れがやっぱり物足りないんですよね。

それこそマイエンジェルのあやせのことだから、普通の感覚で普通の思考で普通の態度で、普通じゃないセリフを吐いてしまう所に面白みがあるので、そこをもっと強化して欲しかったですね。あやせファンとしては彼女の可愛い一面を色々見たかったです。その分、ブリジットちゃんを威嚇するような態度のあやせに笑えたけど。

だけど、京介だけにそういう態度を取って欲しいな、という願望もあるわけです。わがままですね、私って。そんな性格だから、京介にも当然のごとくパンチを入れたり蹴りを入れたりもする。それよりも、京介のセクハラ発言に対しての制裁とした方が面白みがあるわけで、周りにもそういうヤンデルコワイキャラと認知されると京介のセクハラに対するあやせの態度が何だか普通に思えてしまうんですよね。

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あやせは京介拒絶、京介否定、京介非道、京介暴漢、そんな野獣みたいな男とそばにいるだけでもおぞましいわけで、そのための手錠は良かったと思う。

それだけ京介に対して警戒しているわけで、京介のセクハラ暴走を食い止めつつも桐乃のために奮闘してそんな恐ろしい京介から脅迫して暴露してもらうという言動を見ると、どちらが上か下かわからないような関係に見えますね。

どちらもそんなにコワイなら関わりあうなよ、と思いますが、二人は桐乃を通してつながっているから、桐乃がいる限りこの関係は続いていくと思います。個人的にはもっとあやせらしいあやせを出して欲しい。

桐乃の京介への意識


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そして、桐乃の会場に向かう京介。もう黒猫と別れてシスコンオンリーになってしまったから、自転車で迎えに行くというのも献身的というより、異常な愛がそうさせるという二人の結びつきが鮮明になった気がしました。ただ進展はしていないのが残念。前回告白してしまったから、それ以上のことって起きない気がするんですよね。

痛チャリでなんとかしようとするのも第1期アキバでの0時販売の時に使われたので、あまり斬新ではない。また同じ感じで痛チャリを借りたんだろう。タクシーと比べたら、タクシーの方が早いように思えるので、そこは何か特別な理由が欲しかったかな。かなりの渋滞情報が入っていたとか。

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で、京介に対して胸が当たるからという理由でしがみつかない桐乃は可愛かった。胸が当たったとしても別に気にしない京介も良かったですね。兄妹というのは大体そういうもので、可愛い女子としての妹とはいえ、兄は欲情しないものです(たまに欲情する変態さんな兄もいるけどw)。血の繋がった兄妹というのはある程度の男女意識はもちますが、そこまで性欲をかきたてるほどのものはないわけなんですよね。

だから、桐乃の胸が京介に当たった時も京介は何とも思わなかった描写が良かったですね。触れた瞬間は柔らかいと感じて女子の胸というのを少しぐらい意識するかも知れないですが、その後はただ自転車を頑張ってこぐだけ。桐乃ばかりが意識して、京介が意識しない感覚というのもリアルの兄妹らしくて、ここは『俺妹』としてようやく本領発揮といった所でしょうか。
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だけど、ウェディングドレスはもっと裸に近い格好にしても良かったかもw。美咲さんも桐乃が超恥ずかしがるくらいに破って欲しかった。

ハサミであれだけ着ればもう使い物にならないのだから、桐乃が京介を彼氏と騙したお返しとばかりに美咲さんは頑張って欲しかった。それに少しでもドレスの下の部分が残っていると自転車の車輪に絡まって危ないしね、という理由でもっともっとw。

まあ、そこからは青春を感じながらライブ会場に向かうわけですよ。ここでも二人の会話が欲しかったな。前回の黒猫と別れたあとの桐乃と京介なので、二人の関係は思いっきり変わっているわけなので、そこで黙ってこぐのも何だか照れ隠しみたい。そうか、照れ隠しだと考えればいいよね。

私が間違っていました。そうなると、その後のライブ会場での京介への感謝の言葉が重くなってくるしね。もっと視点を見つけないとね。そういう意味では反省です。