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水着回。(遊佐の胸が)ちょっと寂しい感じだったのが残念。遊佐萌えなもので。まあ、千穂が入れば、ですよねー、ってなりますよねー。


なんていうか、普通に日常回でしたね。まおうの人間のために使った魔力を見た鈴乃とセンタッキーの店長が天使(白い羽とはいえルシフェルの例もあるから、勇者側か魔王側かはわからない。もうしかしたら、第三勢力かも)という事実がわかっただけで、いつもの破壊力のある笑いがなりを潜めていました。

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やっぱり、まおうは遊佐か千穂といる時が一番生きますね。この作品は千穂の胸が大きいという要素以外の女性陣を見るブヒアニメとしてよりも、男性陣が面白いからこそ、それが少なかった今回はなんだか物足りなさを感じたのかもしれません。

普通に見れば水着回ということで需要に応じた千穂の水着姿(EDで何度も魅せてくれて期待に胸を膨らませて待っていました。遊佐の胸は水着で見てもあまり膨らんでいませんでしたが)を終始見せているので、それなりにこのアニメの女性陣の魅力を解き放つ回であったと思うんです。

そして、女の子だけのアトラクションを水着でめぐるというおいしいシチュでしたが、この作品に萌えはあってもエロはいらないんだとばかりに、こう千穂の胸を猿が触るという以外はエロ要素がなかったのが嬉しいのか悲しいのかわからない私もなんだというか、サブタイで『いつもと違う日常を過ご』しているのに、とても日常に見えてしまった。背景にエンテ・イスラがあるから、それ以上の違う日常なんてなかったんや。

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てか、まおうが真面目すぎて、なんだか普通に馴染んで出来るフリーターになっているのが笑える。店長代理としての出世がまおうにとっての至福なので、それ以上のことは望んでいないし、千穂や遊佐と会っても普通通りの対応だしね。

このアトラクションの中にあるマグドナルド店員は羨ましすぎるだろう。行列が出来て次から次へと若い女性の水着客と会話(オーダー)出来るんですもん。そりゃ、まおうも水着姿に慣れてきて、千穂の水着姿を見てもありがたみがないですよね。千穂の勝負はきつかった。

先に一回デートしてますからね。順番が逆というか、こう親密な関係になっているので千穂自身は水着を見て「似合っている」とまおうに言ってもらいたかったがためにここへ来たようなものですが、逆にまおうが千穂を外見だけで判断していないという証拠になったのではないでしょうか。

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普通のまおうの思考だと、千穂はまおうの派遣先での応援を送りに来たという優しさを垣間見たというか、その気持ちがまおうに伝わっているから、ある意味、千穂は水着姿でまおうを喜ばせる以上のことを行なっている気がします。

逆にその千穂の水着姿に見惚れてしまったら、まおうが千穂を外見だけで見ているというのも悲しい。千穂が中身も外見も全て含めて、まおうに好まれたい気持ちはわかりますけどね。まおうの思考では二者択一なんですよね。

千穂の水着姿に喜んでその姿について色々と称賛の言葉を浴びせるか、仕事を全うするか。千穂はまおうが店長代理としての貢献が功を奏して優秀な人材として一人送り込まれたプレッシャーを抱え込まないためにここまで来て、いつでも幡ヶ谷のマグドナルドと同じ気分で気張らずに頑張って欲しいという目に見えない言葉を与えているんですよね。

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そこでまおうは後者を選んで、遊佐に皮肉を言われるわけだけど、遊佐は千穂の気持ちがわかっているからこそ、前者も含めてどっちも出来る良い男になって欲しい。

いや、そんな完璧超人がいるわけがないし、ここでまおうが千穂と他愛のない話をして行列で待っている客が不満を抱くことを望んでいたのでしょう。

そうすれば、親友の千穂もまおうと水着姿を見せてそのことを話せて満足するし、仕事をサボってまおうが店長に怒られた方が遊佐にとっては気持ちいい。まおうを虐げるためなら何でもする遊佐さんでした。毎回言っている気がするけれど、どっちが悪かわからないねw。

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で、お化け屋敷で恐怖を集めて魔力を復活させ、まおうの企みを阻止しようとする鈴乃。このおんぼろアパートでは隣の部屋の声が筒抜けなんですねw。

だったらなおさら、遊佐もこの一間に入った方がいい気がする。ただ狭いのが難だし、今度はこちら側の作戦が相手に筒抜けになる。そして、敵もバカではない(はず?w)ので、大事な話はどこか人気のない場所で行うだろう。この心理戦でいつも優位に立つ勇者側だけど、毎回まおうの人情に驚かされているのが笑えます。

鈴乃も遊佐の言葉が心に響かなかったのか、百聞は一見にしかずというべきか、まおう自身が人間のために動いていることに絶句している姿が良かったですね。審議会の鈴乃と勇者の遊佐が結託して魔王を倒す。ただその魔王が魔王らしいことを行なってくれない。だから、遊佐は行動に出れないんですよね。

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むしろ、魔王以外の勢力が裏切りや人間を籠絡する者もいるわけで魔王という響きが全て正しいわけじゃないんですよね。魔の王を倒せば、魔や悪が全てなくなるかというとそうでもないわけです。

魔王の心中の正義が悪となっている事実とは違って、その正義が周りから見ても義に沿った言動で人間との付き合いを上手く取っている。それは鈴乃にとってはまおうの演技というまやかしに見えたかも知れないけれど、遊佐と同じで段々とまおうの意思について気付いていく。

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悪を倒すよりも何かを導き出す。悪を罰するのは大事ですよ。遊佐の父親のルシフェル事件については曖昧になっているけれど、漆原には何を思って人々を殺したのか問い詰めたいのと同時にその返答次第では何らかの処罰は必要になってくると思います。

今は悔い改めているように見えるからいいのだけど、やっぱり遊佐の父親に対しての思いや勇者として幼い頃からの厳しい訓練を考えると、正義として漆原は許せない。けど、今の状況を見ると監獄暮らしに近いのでそれはそれでいいかと思えるのも不思議な感覚です。

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だからこそ、遊佐や鈴乃は人々の根に宿った悪をなくすのが目的で、悪とは知らずに行なってきたことと今は人間のために何とか働いているまおうたちの実情を見ると、悪をなくす手段として魔王を倒すことが重要課題になっているかは微妙な所だと思います。人を憎まず悪を憎む精神を教えているという意味では、まおゆうモノとしての面白さを抑えていますね。

そこにイベントとして何度同じような話を繰り返されても面白いのはそれが理由だと思っています。きっとこの根幹が崩れると作品としてオシマイになってしまうけど、その逆もしかりで、それを守っていれば色々なパターンを用意すれば物語としても面白いのが一杯出来るので、そこは最後まで期待してみています。

気になるのは千穂のように、遊佐や鈴乃がそれぞれ答えを出せるかどうかですね。第2期も期待しているので出さないで面白い最終回を楽しみにしています。