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ちょっとだけ不満を感じた回想と燃えてきた個人戦。


なんか終わってしまうがの。団体戦で燃え尽きてしまったため、個人戦に対しての意気込みが今ひとつ出てこない。千早がやる気なのはわかるし、ここからが新の独壇場。そして、太一も新に不甲斐ない姿は見せられない。

個人戦に賭ける思い


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だけど、なんだか決勝での千早の怪我から嫌な予感はしていたし、ここで最後の花を咲かせるごとく千早が本気で挑んだ理音戦。勝負は完勝とまではいかないまでも余裕はあった。そこで気を抜かないことで、瑞沢一勝がついて肉まんくんと太一に負けられないプレッシャーも与えたための勝利だったと思う。

だからこそ、ここで散ってしまっても美しいのかな、なんて考えてしまうわけなんですよ。かなちゃんと同じく怪我での自体なら仕方ないと割り切れる。けど、そこには去年とは違うことを見せつけたい詩暢との個人戦も待っているわけです。今の千早がどれだけ詩暢に通用するのか見てみたい。

そんな思いとは裏腹に暗い気持ちで病院を後にしないといけない千早の気持ちを考えると泣けてくる。嬉し泣きのあとに悔し泣き。何だか後味が悪いです。優勝したのに。新との勝負、詩暢との勝負を楽しみにしているはずなのに、それが出来ない。

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それこそ団体戦に全てを賭けてしまった結果といえばそれまで。新や詩暢みたいに個人戦に賭ける思いとは違う。それが正しいのかどうかわからないけれど、新の団体戦は太一と千早だけという思い出に浸っているのは新らしくないように思えるけれど、それほど重要な大会だったんですよね。

それぐらい大事な思い出としての記憶。それを上書きしたくない新の気持ちが痛いほどわかります。千早はそれを糧にしてチームを作って、新からもらった団結力と力強い意志を受け継いでチームを全国優勝に導いた。過去に縛られた人間と未来を見据えた人間との差といってしまえばそれまでです。

ですが、新が福井でチームを組んで不甲斐ない結果に終わることは実際目に見えている。東と西で戦ったとて、全国で予選落ちがいい所だろう。千早とは違い、内気な新の性格だから人も集められないと思うしね。だったら、個人戦で千早に教わった闘志をむき出しにして千早の前で優勝してみせる。

思い出と夢


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過去を大事にした新と夢を叶えた千早。それだけでも美しいじゃないですか。そこにどちらも関わっている太一も忘れてはいけないですね。新と太一が話しているのが新鮮に見えました。太一の中ではかるたを蹴飛ばす新は新じゃないという所から千早を慰める悔しさがまだ残っていると思います。新の事情は知っているだけにそんな新を憎む気持ちはなく、敵同士普通に話していることが良かったですね。

敵同士というか、新にとって太一は旧友であり、良き友として見ている。太一も同じだと思うけれど、まだ試合は終わっていない。これからが新と太一にとっての戦いでそこで馴れ合ってかるたの試合のことを忘れて欲しくない。敵意を出して向かって欲しい。そんな性格じゃないことはわかっているけれど、太一としてはその負けない気持ちだけは捨てていないというのがいいですね。けど、太一はB級。新はA級。個人戦で敵にはなれないのが歯がゆかったです。

ちょっとだけ不満


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そして、またここで少し苦言を呈します。総集編が直近にありながら千早の団体戦での長い回想はいくらなんでもやりすぎでしたw。「そしていま」のBGMがなければ感動は起こらなかったと思う。このBGMのおかげで第1期の千早の気持ちから感じた回想ということで見られたのでBGMって大事。

けど、総集編のせいでだいぶ冷めてしまっているのでイーブンイーブン。しかも千早視点でもないし、新規カットを入れるとか視聴者を飽きさせないようにしているわけではないので、かなり悪い方に出ているかな。ただでさえ回想が多い作品で、この回想に意味があったのか考えさせるほどに。さすがに早送りしちゃいそうになったw。

そういう意味では無駄な部分に尺を取り過ぎてなんだか勿体無いぐらいに悔しい回でした。もう個人戦に興味がなくなってしまうくらいにテンポが最悪になりました。これを機に切ってしまう人もいるかと思うとさすがに寂しい。

個人戦開幕


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だけど、この回で個人戦が始まって良かったです。本当に安堵しました。このまま千早が怪我のままで出場を辞退して、何も描写がないまま詩暢がA級で優勝して、あとは千早たちは高校に戻って私たちの戦いはこれからだENDにならなくて本当に良かった。

それだけでもビッグサプライズでした。気持ちは千早と同じでダウンさせるなんて、なんてスタッフだよw。危うく騙されそうになりました。そこまで千早と同調させる必要なんてないんですよ。

左手だけで勝負に出る千早には団体戦の疲労がある。これで優勝なんて確実に無理だし、それで優勝したら千早の実力はずば抜けてることになる。超A級の詩暢の立場がないしねw。でも、戦わせてあげたいな。去年より酷いことになるのは目に見えているけれど。

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団体戦のメンバーが出てくるA級の試合は楽しみですね。個人的にはB級の理音の健闘を祈りたい反面、太一とひょろくんにも頑張って欲しい。尺的にもA級だけになりそうなので、めぐむたちを含むメンバーが出ている試合がどうなるのか楽しみで仕方ないです。

右手に傷を追った千早よりも詩暢と新のかるたが見てみたいですね。詩暢は新しか敵視していないので、そこに千早やめぐむを入れてあげるか、詩暢と新の勝負だけでも面白そうです。だって、千早の右手を見ているだけで痛々しいし、千早の哀しむ姿なんて見たくないんですよ。頑張って足掻いた結果、壁にぶつかって泣き崩れる千早は嫌なんですよ。といいつつ、それもいいかな、と思える私も須藤と同じでドSなのかも知れませんねw。

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しかし、出場を諦めかけていた千早を肉まんくんの姉のTシャツでやる気を出すとか、千早の萌えポイントがわかっているなぁ。詩暢と千早の共通点としてこのダサカワ的な感覚はこの二人のアイデンティティでもありますよね。詩暢のファッションもやっぱりアレでしたけどね。かなちゃんじゃないけれど、クイーンなんだから袴を着せて威厳を保ってあげたいです。

そして、個人戦は二枚読まれて千早の圧倒的不利な状況で始まってしまいました。いつも左手で上半身を支えて右手で突っ込むからこそ、右手に体を支える力なんてなく、いつもやっていない左手で取りにいくというのはやっぱり無理がありすぎる気がする。

相手は今までの団体戦予選のような弱いメンバーではないA級選手。一字決まりだったら、最初の一音が出た時点で体は動いている。千早としてはその一音から左手に命令する間に相手に取られる。囲い手とか難しそうだし、囲い手破りなんて無理だろう。この状況でどうするのか見ていたいけれど、詩暢に完敗したように肉まんくんに勝った夕部に勝算はあるのか。むしろ、これで勝ったら、ますます肉まんくんの立場がないよねw。