はたらく魔王さま! - アニメ画像019

千穂が心に決めたこと。心から決めた人。それなら、その思いにどう答えればいいのか。まだ保留状態だけど、それがいい。


漆原の扱いが好きだなぁ。ルシフェルとしての威厳や悪徳みたいな思考はどこへやら。だんだんと扱いが酷くなり、容器が牛丼屋の使い回しとかどれだけ一人貧乏生活しているんだか。

漆原の皿


はたらく魔王さま! - アニメ画像001
確かに漆原に皿は勿体無い気がするし、人口密度があり得ないことになっているので、皿ぐらいは我慢しろって言いたくなりますけれど、その容器を取っているということはこういう事態に備えて漆原に役得。もとい、つけが回ってきて地味に今までの悪事に対しての罰を受けていてざまーみろ状態になれるというのはなかなかにして、お主も悪よのお。

って、誰が悪なのかわからないけれどね(からあげのことをまおうに聞いても無視するまおう的陰湿ないじめもあるし、千穂もどこか偏見めいた状態で修羅場よりも厳しい漆原の待遇w)。

はたらく魔王さま! - アニメ画像002
六畳一間に六人で食事できるんだねw。せめて、ファミレスとかにいけばいいのに、と思いましたが、これだけいれば金銭的な問題もあるし、芦屋と鈴乃という最強主夫と主婦がいれば外食なんて勿体無いっすよね(芦屋は夏バテで相変わらず使えないけど)。

それに、鈴乃の料理を千穂は味わえるわけでライバルの戦力を見定める意味でもここは食した方がいい。たとえ、その先に絶望しか待っていなくとも。

千穂の帰り道デート


はたらく魔王さま! - アニメ画像004
そして、千穂は鈴乃に最新の服選びを率先してやればいいものを、ここは鈴乃を遊佐に押し付けて、夏バテの芦屋とここから出られない漆原ということで、一人悲しく帰るのもなんだし送っていくよ、とまおうに言わせる所にあざとさを感じます。そう簡単に鈴乃には負けない。

とりあえず、まおうとの距離を縮めるべく帰り道でアプローチ。二人乗りで後ろから抱きつくシチュを期待していた千穂の狙いは日本の法律に阻まれる所に笑えます。魔王の魂胆をも打ち砕く日本は強い。まあ、自転車の後ろに乗ると密接に体を触れ合うことが出来る反面、一緒に居られる時間も少なくなりますからね。

はたらく魔王さま! - アニメ画像005
徒歩で話しながらの方が千穂の良さをアピール出来ると思います。できるなら、自転車で二人乗りしながらどこかでデートする方が千穂にとって一石二鳥なんだけど、鈴乃に一緒の勤め先を勧めるまおうだからなかなか難しそうだけどね。

でも、一度デートしているんだから、この機会にもう一度とお願いできない千穂の控えめな所が好きです。そこからの千穂の攻めがすごかった。なんていうか、まおうの一番気にしている部分に堂々と入り込んでいきます。

はたらく魔王さま! - アニメ画像008
第三者視点で見た時にまおうをどう思うか。遊佐からの憎しみも込めたであろう情報だけでまおうの人柄や背景がわかってもまおうのことを直視出来るか。色々と悩みに悩んだと思うんですよね。それこそ、自らの人生を決めてしまうくらいに。

まおうの弁当を作るということはそれなりに心で決めていて、両親公認というのも本気で言っているし、それだけ恋以上の思いは固いものなんですよね。

まおうの戦略をどれだけ支援するか、まおうの性格に協力出来るくらいにまおうは信頼できるものか、ひとときの判断で、一時の言葉で決めてしまうものじゃないんですよね。

はたらく魔王さま! - アニメ画像007
それこそ、悪事を働いた人との共犯関係を望んでいる。悪いことは悪い。良いことだけをやるという精神の勇者からの説得も虚しく、悪いことを行なっている人間を好きになる。

だけど、まおうと過ごしてきた時間からは推測できる。本当にまおうが自分のために悪事を尽くし人を殺したり出来る人間かどうか。日本という舞台に場所を移したとはいえ、千穂自身を守ろうとしたことや、人々をルシフェルの手から守ろうとした姿勢はきっと今も昔も変わっていない。

生まれた時から結婚するまでずっとお互いのことを知っている夫婦なんて少ないと思う。大体、大人になってその人の人となりを見て過去を推測する。人からの情報であれ、自らが感じたことであれ、その人は本当に良い人かどうか考える。

はたらく魔王さま! - アニメ画像006
人によっては過去のことは過去のことと割り切る事もできる。それを全部踏まえた意味での好き。まおうと疎遠になりたくない自分の気持ちに嘘はつきたくない。

恋する相手が何をしてきたか、何をしていきたいかはすべて把握した上での告白だったと思う。ただ恋に恋する女の子として自分を見失っているわけでないとまおうと一緒に過ごした時間がそれを証明している。

裏切ることもあるかも知れない。自分の思っているまおうとは違った性格を隠し持っているかも知れない。だけど、そんなことも笑ってゆるしてしまうくらいに今までのまおうを見てきた千穂なりの決断がこの物語の根幹を証明したものだったのかもしれないですね。

遊佐と鈴乃の関係


はたらく魔王さま! - アニメ画像012
そして、遊佐と鈴乃のネタばらし。遊佐が鈴乃の招待に驚くのはわかっていたけれど、鈴乃が驚くとは思わなかった。確かに、遊佐の発言の数々はそれなりにまおうに対しての牽制発言というか、まおう側につくなという勇者的な感覚だったのはわかった。

その逆に鈴乃からしてみれば、まおうに恋心を抱いている人間だと思われているのはなんとなく嫌だったと思うし、そこは遊佐もバラしたくはない。まさか、勇者と魔王と人間で起こっている恋愛関係から察したという遊佐の判断はなんとなく勇者としての本質を見失っているような気がする。

はたらく魔王さま! - アニメ画像011
かといって、この地球の人間界で生きていくにはこういった順応がないと鈴乃みたいに困ったちゃんになっちゃう。てか、鈴乃も遊佐から連絡先もらった時に、アパートの部屋を出払って遊佐のマンションに住めば良かったのに。

そこまでの勇気というか押手がましい態度は鈴乃が持ちあわせていなかったというのが、ある意味この二人の関係を表しているような気がします。付かず離れず。日本的ご近所付き合いと人付き合い。

はたらく魔王さま! - アニメ画像014
かと思いきや、審議会のやることに対してはきちんと断れる遊佐も人が出来てきたと思う。オルバとその他の審議会メンバーが日本人にかけた迷惑。

ここで遊佐が「迷惑」という言葉にしたのが、鈴乃に対して嫌悪をもっていない証拠ですよね。それこそ、まおうがいなければ、日本人の罪のない人間の多くは死ぬような大惨事を起こして審議会はその過ちを正当化して、遊佐に対して共闘という嫌疑をもちかけている。

遊佐にとって魔王を倒せるのなら多少の人の死ぐらい気にしない姿勢というのは気に入らない、というか、ムカつく、その姿勢そのものが間違いだといつまでも責めていきたいと思う。

はたらく魔王さま! - アニメ画像015
まおうのおかげで犠牲者が出なかったから「迷惑」を「死者」や「負傷者」に変えられないのが皮肉な所ですね。そして、こんな大事な話の最中でも仕事を優先しちゃう所とかね。

ここで一応の結論を出してから席を立つくらいにしないと鈴乃は納得しないと思う。いや、むしろ、二人で激論をかわすよりも、一人でショッピングをしながら冷静になって考えて欲しいという意味もあったかもしれない。いや、まおうと遊佐は仕事第一人間だからわからないけどw。

はたらく魔王さま! - アニメ画像017
で、サブタイの修羅場るのは遊佐と鈴乃だとは思わなかった。てっきり、千穂と鈴乃だと思った。そこでサブタイから内容が推測出来ないのがこの作品の面白い所ですよね。遊佐のまおうへの思いははっきりしていないだけに恋という感情がどれだけ邪魔するか見ものです。

それよりも、センタッキーの店長がグラサンかけて接客している時点で確実にマグドナルドの勝ちが見えていますね。しかも、芦屋の潜入調査もあり、勝利は確実。芦屋はファーストフード店なんて行ったことなさそうなのが唯一にして最強の不安材料なんだけどねw。