ぼっちも集団になれば、ぼっちじゃない。段々、群れが出来つつあるけれど、その群れは自然と集まってくる群れのためボスがおらず、誰もが平等な関係を……、作れてないねｗ。
人は誰しもが群れるものだ。群れることで群集心理から外れることなく自らを肯定される状況を喜んでいるのだ。誰しも否定されることなんて望んでいない。きっと、これも人の生存本能なのだろう。
獣には痛みがあるようだが、人と違って優しさや同情や憐憫といった心がない。人は群れることでさりげなく周りに自己を肯定してもらうのだ。そして、周りも肯定してイーブンの関係を築き、心を嘘で固められた状態を喜んでいる。
さて、ここからが問題だ。自己を肯定するのが自分だけだとしたらどうだろう？ 周りからは自分の思考が否定され、自分だけが肯定する。周りにとってそれはただの我儘にしか過ぎないだろう。
素直になれよ、という周りからの視線が痛い。ほっとけよ、と自分は思うが、他人も同じようにほっといてくれるのである。そこで初めてぼっちであると人は認識することが出来る。
関係ないが、ぼっちとビッチって言葉似てるよな。ビッチも心ではぼっちなんだろう、と勝手に結論付けるがそれはただの妄想にもなってない。その妄想をビッチに叩きつければ、今度は自分が壁に叩きつけられるだろう。
こうやって人は一人で何もしないことで自分を守れるのだと思う。ぼっちであると思った場合の人間は二種類いる。ぼっちでいたいと願うか、ぼっちのままではいたくないかだ。
前者であれば解決策は既に見つかっていて今の状態をキープするだけでいいわけである。将来は保証できないが。後者であれば、群れることに対しての嫌悪感を抱いているのなら少し厄介だ。
この八幡もそういう男ではないかと思えてくる。一人でいようと思うも、心のどこかではぼっちでいることに対しても危機感が募っている。
だからこそ、ぼっちが当たり前で何の苦労もいらない熊になれば何の問題もないわけだ。どうしてこうも人間は複雑に作られているのかね。熊になりたい人間をなぜ人間に創ってしまったのか願ってもいないことをやらされて八幡はやや不平という名の愚痴をこぼすわけである。
と、ここまで冒頭の八幡の熊になりたい理論に対しての個人的見解。堅苦しくてわかりにくくて自分で読んでも嫌になってくるほどにネガティブな思考だ。ある意味、こうやってネガティブ思考をブログに残すことで、自らのネガティブ思考を忘れようと努力しているのだろう。
読まされる読者の身にもなってみろ、と自分に対してツッコミを入れてみる。でも、冒頭の八幡の独白はほんと好きだ。
斜に構えているけれど、一応は筋が通っていて納得できるし、世の中が間違っていると責任転嫁しているわけではなく、ただ世の中はこう動いているからこそ、自分はこう考えてしまうというある種の達観の位置まで辿り着いている彼がどう変化していくか楽しみだ。
この作品の面白い所は八幡という穿った見方をしている男子の更生物語ではない所なんですよね。俯瞰的に見て八幡という人物がいる。疑問を提起するが答えは出さない。
それは視聴者が八幡の言動を見て、どう感じるかが重要だということをアピールしているからこそ、押し付けがましくないラストへと向かおうとしているのだと思っている。
で、雪乃さんマジ天使。マジ悪魔。言葉の一つひとつにカッターが入っているように相手に小さくダメージを与える。雪乃の言うことは正論かどうかはわからない。だけど、言葉の意味は間違ってはいない。
相手を傷つけ、結衣を守ろうとしているのかどうかも。どちらかというと、雪乃にとっては結衣が早く来てくれないから苛ついてその矛先が結衣ではないとわかると、他で発散しようとする。
何も暴力的な言葉を吐いているわけではない。ただ苛ついているのだから、これ以上、結衣と私の関係に口出しして面倒なことになっても仕方ないわよ、という圧迫感で群れの大将をつつく。八幡みたいにケンカになりそうだから、率直に何かを言おうとしても外野は黙っていてで済む。
けれど、その外野でもある雪乃には何も言えない。ここに八幡と雪乃の差があると思います。どちらも優しさで結衣を救おうとするも、言葉というのは不思議なもので、声が強ければいいとか、口論になるような相手を責めて甚振ろうとすることも出来る。
その反面、言葉で負けるのならそれは自分の考えを否定されるようなものだ。なら、言葉に長けている人が優位で人生の勝ち組かというと、雪乃を見ていればそういうわけではない。
余計な一言もあれば、とげのある一言でいじめにあったこともある寂しい現実がある。そして、今もまた他のクラスから敵意を受けてしまう。ここで冒頭にあった群れることで自らを肯定する理論が役立ってくるわけで、結衣が群れを少しだけの間去ろうとしている。
つまりは群れ全体を否定されている。結衣を肯定してあげているのにも関わらずだ。封建社会として当たり前な時代だと割り切れればいいのだけど、「ごめん」と謝る結衣の言葉はやっぱり足りない。
その「ごめん」は優美子を否定しているわけじゃないし、この群れも好きだということで、今回だけは雪乃と食べて今まで通り接してくれれば嬉しいという願いが込められている思いを、たったの三文字に凝縮することは不可能なんだ。
逆にその「ごめん」は優美子が言っていることが理解できなくてごめんなのか、優美子と一緒にいたくないのでごめんなのか、ビッチ社会には言葉の綾に上手くつけこんで、群れから出さないように縄張りを強化し、大将の強さを周りにアピールするためにもある。
そういう面で考えると、結衣の「ごめん」の意味を理解しようと努力していないこの群れは結衣にとって居づらい場所なんだと思う。
もっと、この「ごめん」の意味を即座に理解できるような雪乃と付き合った方がいい。そして、彼女から「ごめん」以上の反論技術を学んで自らの主張を訴え、結衣本人にとって良い生き方をした方がいい。
だけど、今回の雪乃との昼食のせいで好きではないけど、優美子は結衣を最終的に言葉数を多くして肯定したけれど、次の日どうなっているかわからない。
でも、言葉で話そうと思えば話せる結衣に泣いた。きっと結衣も口下手で頭もそれほど良くなくて、雪乃みたいに早口で的確な言葉をつらつらと述べることは出来ないと思う。
前回もそうだったけど、結衣がいるこの群れでは一緒にクッキーなんて焼いてくれるわけがない。だけど、一緒にいないといけない。そういうルールが社会通念として出来上がっている今、一人で生きていけるかどうか微妙な結衣にとってはなくなっては困る居場所。
その大切さを、八幡も雪乃も知っているからこそ勇気だして話して結衣を救おうとしてくれた。結衣がそれに応えなくてどうするとばかりに優美子に向かいあって何とかわかりあえるように、素直な言葉でゆっくりと自分の心に整理をつけるように優美子に訴えかけるシーンには感動した。
その真っ直ぐな瞳で見られると、優美子としてもケータイを閉まっても結衣に目を合わせられない。怒っていることを体でアピールしているように思えるけれど、それはただ単に強がりを見せているだけで、純粋な言葉と表情の前では太刀打ち出来ないということを物語っているというのが最高でした。
いなくては居場所がなくなる群れから外れた動物は肉食動物たちに食べられる可能性があるので、雪乃という天使によって肉食動物たちのいない世界へと連れて行くことを期待している。
それにしても、この雪乃の出てくる言葉は圧巻だった。私もあんなセリフを言えるように日々勉強しないとね。きっと私が言ったら、ぼっちどころじゃ済まないだろうけどね。
で、問題はBパートの材木座ですね。ここは正直つまらなかったわ（雪乃風に
つまらないというのも語弊があるようね。演出に凝りすぎて内容の面白さがどこかにいってしまったみたい。ガガガ文庫での小説の賞の話を最初から持ってくるあたり、ある種のメタ表現でも狙っているのかしら。もう、材木座が賞を受賞したらどうするのか考えて不安になっているわけですが、神絵師に当たっているし、アニメ化であなたも映っているから安心しなさい。
テンプレにのったストーリーのわかりやすさが平易で稚拙に感じてしまったわ。材木座の小説とBパートのアニメとしてのラノベ大賞を目指す小説を上手くシンクロさせて、アニメの内容をつまらなくすることで、材木座の小説のつまらないさを視聴者により過剰に見せることに出来たという点では及第点ってことかしら。
今度、一切こういうことはしないで頂戴、と言いたい所だけど、このような病気にかかった変人がいることできちんとボケ担当を任せられるという安心感は生まれてきたわね。物語に厚みが増した感じがするわ。
材木座の小説原稿のように。でも、本好きだと思われる雪乃にとっては苦痛そのものではないという言葉はただ感想の前置きで、ここからどう直していくのかを一緒に考えるのが奉仕部の責務。
きちんと全うしないといけないわ。材木座の目標は新人賞で賞を取ることで、感想を読むことだけではないと感じた雪乃なりの優しさを感じて欲しいものね。
雪乃はわからなかった箇所、ストーリーをいじることなく、これからの修正点含めてふせんを挟んでチェックしている部分で辛辣な言葉を浴びせたけれど、きっと画面に映っていない部分で細かい指摘を受けたと思うわ。
雪乃あ材木座がこれからも小説を書き続けるためのアドバイスを丁寧に、そして優しく教えたと思ったのに、その場面をカットするなんて、スタッフに何らかの悪意が感じるわ。
こんな分厚い原稿を一言二言の感想で終えて、また書こうというのはいうのは雪乃に何の迷惑もかからないでいいののだけど、この感想で材木座が次は良い作品が書けるか疑問点として残っているわね。また読まないといけない未来が待っているだけで先が思いやられるわ。
獣には痛みがあるようだが、人と違って優しさや同情や憐憫といった心がない。人は群れることでさりげなく周りに自己を肯定してもらうのだ。そして、周りも肯定してイーブンの関係を築き、心を嘘で固められた状態を喜んでいる。
ぼっちについて一緒に考えよう
さて、ここからが問題だ。自己を肯定するのが自分だけだとしたらどうだろう？ 周りからは自分の思考が否定され、自分だけが肯定する。周りにとってそれはただの我儘にしか過ぎないだろう。
素直になれよ、という周りからの視線が痛い。ほっとけよ、と自分は思うが、他人も同じようにほっといてくれるのである。そこで初めてぼっちであると人は認識することが出来る。
関係ないが、ぼっちとビッチって言葉似てるよな。ビッチも心ではぼっちなんだろう、と勝手に結論付けるがそれはただの妄想にもなってない。その妄想をビッチに叩きつければ、今度は自分が壁に叩きつけられるだろう。
こうやって人は一人で何もしないことで自分を守れるのだと思う。ぼっちであると思った場合の人間は二種類いる。ぼっちでいたいと願うか、ぼっちのままではいたくないかだ。
前者であれば解決策は既に見つかっていて今の状態をキープするだけでいいわけである。将来は保証できないが。後者であれば、群れることに対しての嫌悪感を抱いているのなら少し厄介だ。
この八幡もそういう男ではないかと思えてくる。一人でいようと思うも、心のどこかではぼっちでいることに対しても危機感が募っている。
だからこそ、ぼっちが当たり前で何の苦労もいらない熊になれば何の問題もないわけだ。どうしてこうも人間は複雑に作られているのかね。熊になりたい人間をなぜ人間に創ってしまったのか願ってもいないことをやらされて八幡はやや不平という名の愚痴をこぼすわけである。
と、ここまで冒頭の八幡の熊になりたい理論に対しての個人的見解。堅苦しくてわかりにくくて自分で読んでも嫌になってくるほどにネガティブな思考だ。ある意味、こうやってネガティブ思考をブログに残すことで、自らのネガティブ思考を忘れようと努力しているのだろう。
読まされる読者の身にもなってみろ、と自分に対してツッコミを入れてみる。でも、冒頭の八幡の独白はほんと好きだ。
斜に構えているけれど、一応は筋が通っていて納得できるし、世の中が間違っていると責任転嫁しているわけではなく、ただ世の中はこう動いているからこそ、自分はこう考えてしまうというある種の達観の位置まで辿り着いている彼がどう変化していくか楽しみだ。
この作品の面白い所は八幡という穿った見方をしている男子の更生物語ではない所なんですよね。俯瞰的に見て八幡という人物がいる。疑問を提起するが答えは出さない。
それは視聴者が八幡の言動を見て、どう感じるかが重要だということをアピールしているからこそ、押し付けがましくないラストへと向かおうとしているのだと思っている。
群れている結衣の脱出
で、雪乃さんマジ天使。マジ悪魔。言葉の一つひとつにカッターが入っているように相手に小さくダメージを与える。雪乃の言うことは正論かどうかはわからない。だけど、言葉の意味は間違ってはいない。
相手を傷つけ、結衣を守ろうとしているのかどうかも。どちらかというと、雪乃にとっては結衣が早く来てくれないから苛ついてその矛先が結衣ではないとわかると、他で発散しようとする。
何も暴力的な言葉を吐いているわけではない。ただ苛ついているのだから、これ以上、結衣と私の関係に口出しして面倒なことになっても仕方ないわよ、という圧迫感で群れの大将をつつく。八幡みたいにケンカになりそうだから、率直に何かを言おうとしても外野は黙っていてで済む。
けれど、その外野でもある雪乃には何も言えない。ここに八幡と雪乃の差があると思います。どちらも優しさで結衣を救おうとするも、言葉というのは不思議なもので、声が強ければいいとか、口論になるような相手を責めて甚振ろうとすることも出来る。
その反面、言葉で負けるのならそれは自分の考えを否定されるようなものだ。なら、言葉に長けている人が優位で人生の勝ち組かというと、雪乃を見ていればそういうわけではない。
余計な一言もあれば、とげのある一言でいじめにあったこともある寂しい現実がある。そして、今もまた他のクラスから敵意を受けてしまう。ここで冒頭にあった群れることで自らを肯定する理論が役立ってくるわけで、結衣が群れを少しだけの間去ろうとしている。
つまりは群れ全体を否定されている。結衣を肯定してあげているのにも関わらずだ。封建社会として当たり前な時代だと割り切れればいいのだけど、「ごめん」と謝る結衣の言葉はやっぱり足りない。
その「ごめん」は優美子を否定しているわけじゃないし、この群れも好きだということで、今回だけは雪乃と食べて今まで通り接してくれれば嬉しいという願いが込められている思いを、たったの三文字に凝縮することは不可能なんだ。
逆にその「ごめん」は優美子が言っていることが理解できなくてごめんなのか、優美子と一緒にいたくないのでごめんなのか、ビッチ社会には言葉の綾に上手くつけこんで、群れから出さないように縄張りを強化し、大将の強さを周りにアピールするためにもある。
そういう面で考えると、結衣の「ごめん」の意味を理解しようと努力していないこの群れは結衣にとって居づらい場所なんだと思う。
もっと、この「ごめん」の意味を即座に理解できるような雪乃と付き合った方がいい。そして、彼女から「ごめん」以上の反論技術を学んで自らの主張を訴え、結衣本人にとって良い生き方をした方がいい。
だけど、今回の雪乃との昼食のせいで好きではないけど、優美子は結衣を最終的に言葉数を多くして肯定したけれど、次の日どうなっているかわからない。
でも、言葉で話そうと思えば話せる結衣に泣いた。きっと結衣も口下手で頭もそれほど良くなくて、雪乃みたいに早口で的確な言葉をつらつらと述べることは出来ないと思う。
前回もそうだったけど、結衣がいるこの群れでは一緒にクッキーなんて焼いてくれるわけがない。だけど、一緒にいないといけない。そういうルールが社会通念として出来上がっている今、一人で生きていけるかどうか微妙な結衣にとってはなくなっては困る居場所。
その大切さを、八幡も雪乃も知っているからこそ勇気だして話して結衣を救おうとしてくれた。結衣がそれに応えなくてどうするとばかりに優美子に向かいあって何とかわかりあえるように、素直な言葉でゆっくりと自分の心に整理をつけるように優美子に訴えかけるシーンには感動した。
その真っ直ぐな瞳で見られると、優美子としてもケータイを閉まっても結衣に目を合わせられない。怒っていることを体でアピールしているように思えるけれど、それはただ単に強がりを見せているだけで、純粋な言葉と表情の前では太刀打ち出来ないということを物語っているというのが最高でした。
いなくては居場所がなくなる群れから外れた動物は肉食動物たちに食べられる可能性があるので、雪乃という天使によって肉食動物たちのいない世界へと連れて行くことを期待している。
それにしても、この雪乃の出てくる言葉は圧巻だった。私もあんなセリフを言えるように日々勉強しないとね。きっと私が言ったら、ぼっちどころじゃ済まないだろうけどね。
材木座
で、問題はBパートの材木座ですね。ここは正直つまらなかったわ（雪乃風に
つまらないというのも語弊があるようね。演出に凝りすぎて内容の面白さがどこかにいってしまったみたい。ガガガ文庫での小説の賞の話を最初から持ってくるあたり、ある種のメタ表現でも狙っているのかしら。もう、材木座が賞を受賞したらどうするのか考えて不安になっているわけですが、神絵師に当たっているし、アニメ化であなたも映っているから安心しなさい。
テンプレにのったストーリーのわかりやすさが平易で稚拙に感じてしまったわ。材木座の小説とBパートのアニメとしてのラノベ大賞を目指す小説を上手くシンクロさせて、アニメの内容をつまらなくすることで、材木座の小説のつまらないさを視聴者により過剰に見せることに出来たという点では及第点ってことかしら。
今度、一切こういうことはしないで頂戴、と言いたい所だけど、このような病気にかかった変人がいることできちんとボケ担当を任せられるという安心感は生まれてきたわね。物語に厚みが増した感じがするわ。
材木座の小説原稿のように。でも、本好きだと思われる雪乃にとっては苦痛そのものではないという言葉はただ感想の前置きで、ここからどう直していくのかを一緒に考えるのが奉仕部の責務。
きちんと全うしないといけないわ。材木座の目標は新人賞で賞を取ることで、感想を読むことだけではないと感じた雪乃なりの優しさを感じて欲しいものね。
雪乃はわからなかった箇所、ストーリーをいじることなく、これからの修正点含めてふせんを挟んでチェックしている部分で辛辣な言葉を浴びせたけれど、きっと画面に映っていない部分で細かい指摘を受けたと思うわ。
雪乃あ材木座がこれからも小説を書き続けるためのアドバイスを丁寧に、そして優しく教えたと思ったのに、その場面をカットするなんて、スタッフに何らかの悪意が感じるわ。
こんな分厚い原稿を一言二言の感想で終えて、また書こうというのはいうのは雪乃に何の迷惑もかからないでいいののだけど、この感想で材木座が次は良い作品が書けるか疑問点として残っているわね。また読まないといけない未来が待っているだけで先が思いやられるわ。
コメント一覧 (19)
管理人さんは、こういうヒキガヤみたいなぼっちが救済されるには、どうしたらいいと思いますか？
何をもって救済(笑)なのか知りませんが、ダメな自分を肯定してると考えていらっしゃるのにどうして救済する必要があるのでしょうか。
私が反応する前に、あああさんがコメントしていますけど、どちらもコメントで分けて返答しますね。
「まずは”ぼっち”の定義から決めましょうか？」
「あー、いーわ。それ”ぼっち”な人の発言だわー」
みたいな感じです。
これは初回で"友達"に関して、雪乃と八幡で話し合っていた内容ですが、この時の二人の会話って悲観的じゃないんですよね。一応はお互いがお互いの主張を認めている。ここで”ぼっち”というネットスラングについてですが、私の勝手な憶測ですが、”一人ぼっち”が略されて”ぼっち”になったか、”二人ぼっち”、”三人ぼっち”という複数の仲間がいるかのどっちかになると思います。となると、この”ぼっち”が意味するものは寂しいという感情だと思います。二人ぼっちでも親友という絆があれば別に気にならないかと思います。けれど、”ぼっち”で寂しいという感情を本人が抱くか、周りが抱くかのどちらかでしょう。
そこで本題の”ぼっち”の救済ですが、本人、今回で言えば、八幡や雪乃ですが、二人共今の状態に満足している。むしろ、八幡は”ぼっち”でいたいと渾身の熊のイラストまで描いています。ならば、救済という言葉は不要かと思われます。本当に救済して欲しい人がいれば、八幡の行動原理をこれから調べてみるのはいかがでしょうか。そこも本作の見どころでもありますしね。
その説得は正しいかと思いますが、少し「（笑）」が挑発的ですので、ここは穏便に解決したいと願っています。きっとわかる人ははわかるし、わからない人はわからないままかも知れません。誰もが理解できるかどうかというのは難しいものです。
で、ダメな自分がダメだと認めて直したいという人もいますし、ダメな自分はそのままだと諦める人もいますし、ダメな自分はダメでもいいんだと思う人もいます。雪乃の言葉じゃないけれど”ぼっち”という言葉の定義を決めないことには話し合っても見解の相違として終わってしまうと思います。なので、八幡や雪乃の幸せの道をこれからこの作品を通じて理解したり学んだり楽しんだり出来ると考えています。
あ
コメント有難うございます。
ヒキガヤは今の状況に満足していると言いますが、それはどうでしょうか。一話で彼は青春を謳歌しているものに対して『砕け散れ』と発言しています。
ヒキガヤがぼっち、つまり学校内で孤立し友達がいない状況に満足しているならこんなことを言うでしょうか？ いいえ言わないでしょう。
もし満足しているなら、なぜ恨み言を発さなければいけないのでしょうね。わたくしが思うに、彼はなんだかんだ熊になりたとか言いながらも、今の孤立した状況に危機感を覚えているんでしょう。
しかし、群れという気味悪さを知っているが故に孤立を良しとしているだけなんだと思いますよ。
本当にいまの、あの学校内の状況をよしとしている人間がなぜ、テスト用紙に自分の想いを吐き出すんでしょうか？
しないでしょう、満足しているなら。
青春を謳歌している愚か者は砕け散れ。
熊になりたい。
という発言は、ようは満足なんかしていないことの証じゃないですかね。自分が抱いている不満、疑問をテスト用紙にぶつけ、先生の目に留まらせようとしている。
管理人さんは、どうしてヒキガヤが今の現状に満足していると考えているんでしょうか？
・
良し
というのは、
あれよりマシだろ・・・とか、今の現状も悲惨だけど、しょうがない・・・いう後ろ向きな肯定のしたかのことを言っています。（一応念のための補足です）
八幡の「砕け散れ」の意味を考えてみることにします。例えば、八幡が何か思っているとしましょう。その考えは八幡自身しか理解できず、周りは理解を示さない場合です。きのゆさんの言う八幡が満足していない状態と考えてください。ここで八幡が常々思っていることが本当に正しいかどうかはわかりません。正しいように見せるすべを彼は知り尽くしている節を見せているからです。その八幡の思考に周りは理解を示さないので、周りが間違っているために不満を抱えているというのがきのゆさんの考え方だと思いますが、自己満足という言葉があるのです。それは他人から何を言われても自分が満足しているからそれで不満も不幸も感じない。ただ、周りだけがおかしい。ただそれだけ。で、それを自分が満足しているんだから問題ないと捉えたわけです。
いいえ違います。正直なところ見当違いのお話をされているように思えます。
私は原作未読派、アニメだけしか知りません。
管理人さんはなにかしらの、前提で持って話しているのでしょうか？
前のコメントで言いたかったことはこうです。
・ヒキガヤは、今の学校生活に満足していない。なぜなら、彼は青春を送っている人たちに対し、怨嗟の声を上げているからだ。
満足しているものか『青春を謳歌している愚か者たちよ、砕け散れ』なんて言わないだろう。
もし彼が満足しているなら、ここの砕け散れの発言に別の意味があるのだろうか？
わたしには伺い知ることができないので、管理人さんのその意見を聞きたかったのです。
そして、その問いがおそらくこれだと思われます。
→八幡にとっては話したくないことを話さなくてはいけなくなってしまっただけなんですよね。きっとそっちの方が不満だと思っています。平塚先生から作文の命令がでなければ八幡は思っていても何も主張しないかと。
ここで、疑問がいくつかあります。
1、最初の『砕け散れ』発言は、学校生活を振り返っての感想を書けというテーマでした、しかし、熊になりたい発言は全然関係ないです。
生態について述べろという先生の指示に、ヒキガヤは自分が感じている疑問と不満をぶつけています。これは明らかに自己主張だと思います。
2、もしヒキガヤが現状に満足しているなら、やっぱり『砕け散れ』という発言はどう考えてもおかしい。
なぜ、満足している人間が他人の幸せを妬まなければいけないのでしょうか？
砕け散れというのは、消えろとか、いなくなれというニュアンスそのものです。
ヒキガヤは今の学校生活に満足していない。なのに、行動を起こさない。ダメな自分を後ろ向きな肯定で、なあなあで済ましているようにしか見えない。
この意見に、それは違う、というのなら、どこがどう違うのか、理由をもって教えて欲しいのです。さっきの二つの疑問もできれはお願いします。
そして、わたしの目的は誰かを負かすことではありません。
ただ、そういうヒキガヤが、ぼっちを脱却し、望んでいると思われる青春を手に入れるにはどうすればいいですかね？
という管理人さんの、意見を聞きたいのです。
この問いは、絶対的な正解なんて求めていません。ただ他の人は、こと案件に対しどう熟慮しているのか気になりました。
正解を求めていないのであれば、前回の私の結論で終わりでいいですかね。私はきのゆさんの意見も反対しないし、自分の意見もそのままにするつもりです。
きのゆさんが仰られていることはわかります。けど、「八幡はぼっちで不満」「その救済にはどうしたらいいか」の二つは絶対に譲らないように思えます。きっと私が何か言ったとしても無駄でしょう。
一つ言えることは、きのゆさんが八幡は「怨嗟」を抱いている点に関してだけです。きのゆさんがジョークや冗談が好きであればわかるかと思いますが、「砕け散れ」はそういった類のものです。あまり真剣に考えても意味はないです。ただ、その一言に笑えればそれでいいのです。それが看過できないものだと思ってしまうのならば、それはそれでこの作品に対する評価をきのゆさん自身が決めればいいだけの話です。
あとは、前回のコメントで返していることで説明づいているので、きのゆさんが言う正解を求めていないのであれば、ぼっち救済を求めている八幡と、現状に満足している八幡の二つの在り方があっていいかと思います。これからがキーになってくるのでそれから話してもいいかと思いますので。
先ほどから管理人さんのコメントは「あなたがそう思うならそうなんでしょ」という意見が多くないですかね？ 自分の意見に否定的なものや、反論、異論がつくのは当然です。
わたしは感情論にならないように、事実と理由をのべて反論しているつもりです。なのに管理人さんは、わたしの意見に説得ある反論もなければ否定がありません。（説得ある反論というのは、感情論ではなく、事実に基づいた意見のことです）
→「二つは絶対に譲らないように思えます。きっと私が何か言ったとしても無駄でしょう。」
わたしがその意見を譲らないから、管理人さんは反論をしないんですか？ 反論があるなら言えばいいじゃないですか、「意見交換」を目的にしているならここで押し黙るのはおかしいと思います。
２、コメント欄には「肯定的な意見しか求めていない」
わたしは、コメントを開放しているブログは「意見交換」を目的にしていると思っています。しかし、ここのブログがそうだとは限りません。
自分の意見（記事）に対して、肯定的な意見・同意・褒めしか受け付けていないのであれば、これ以上の会話は不毛です。益体のないものになりますからね。だってわたしの意見は、「ヒキガヤは現状に満足している」という意見の反論ですから。
反論が無いなら、無いでそれはそれでいいんです。
この「ヒキガヤが現状に満足していない」を問題にしているのは、ここをそうであると仮定しなければ、「だったら彼はどうすれば、現状に満足できるようになるか？」という質問に行けないだけですから。
気になるのはやっぱりここです。
→「私はきのゆさんの意見も反対しないし、自分の意見もそのままにするつもりです。」
別に私は反対されようが、否定されようが気にしません。むしろそれを望んでいます。もちろん、感情的な意見ではなく、事実に基づいたものを好みます。
管理人さんのこの発言を見るに、「あなたが思うならそうなんでしょ」というスタンスが伺えます。
別にそれはそれでいいんですが、「意見交換」を目的としていた場合一番やってはいけない行為ですよ。だって反論もしないし、反論も受け付けないっていうことですよね？
この考えは、相手を傷つけないし、自分を傷つけない相互不干渉のスタンスをとっていますが、要するに「自分の意見は絶対のもの」になっているんです。
老婆心ながら忠告します。この考え方は多用しすぎると、思考が硬直していきますよ。だって相手の意見を取り込めない思考形態ですから、いつも「自分の意見は正しいよね」となりがちになります。思考停止といってもいいかもしれません。
日常生活なら問題はないですが、こういう「意見」を交換、交流する場ではやめたほうがいいと思います。
ジョークが好きなのと、相手のことを罵るのは別でしょう。「リア充爆発しろ」や「青春を謳歌している愚か者たちは砕け散れ」が冗談な類に管理人さんは聞こえるんでしょうか？
わたしには聞こえませんよ。
１００歩譲って、ヒキガヤが冗談と発言したんだとしても、そうやって「相手を笑いながら罵る」言葉は、その時点で自分の人間性の下品さを表しているといえます。
リアルが充実しているものが、「リア充爆発しろ」なんて言いませんし、青春を謳歌している人は「青春を謳歌している奴は砕け散れ」なんて発言しないでしょう。
管理人さんに言わせればヒキガヤという男の子は現状に満足しているんですよね？
友だちがいなく、青春を謳歌していない学校生活に満足している。彼にとってはリアルが充実している毎日なのかもしれない。だったら楽しいはずじゃないですか。もっと喜んでいいのでは？
１人でお弁当を食べているときに、彼はなぜ学校ヒエラルキーの話に言及するのでしょうか。楽しく充実している学校生活なら、そんなことにそもそも想いを馳せないでしょう。
正解を求めていないというきのゆさんの言葉だったので、私は現時点での意見交換で解決しないと思っています。それに私は反論しています。きのゆさんは私が考える八幡の自己満足に対する全うな応えはしてきていません。八幡の自己満足からの自己完結という流れを平塚先生は崩そうとしています。そして、これに対する反論は現時点ではできていません。
きのゆさんが「意見交換」というこのブログに対する批判に転嫁しただけに過ぎません。私は「あなたがそう思うならそうなんでしょ」とは一切思っていません。私は第2話の段階で判断するのは早計だと言っているだけです。コメログを見ればわかりますが、私の話は色々スルーされています。それと、この議論ってそもそも面白いのでしょうか？ 私は結構どーでもいいと考えています。
作品を見る上でこの議論をしたことでさらに面白くなったという話になればいいのですが、ここできのゆさんが私に納得出来る提案を出して八幡が不満を抱いているという結論で楽しく視聴出来るようになるのでしょうか？ きのゆさんが先に正解を求めていないと言ってきています。それはその通りで、正解はなくていいです。なら、それはそれでいいのではないでしょうか。こんな私なんかと不毛な話をするよりも、もっときのゆさんが納得できるような答えを出しているブログかどこかの掲示板にでも行ってみてはいかがでしょうか。
だったらそういうのを踏まえてヨークさんは答えてあげればいいんじゃないかなと見てて思いました
私も第三者視点で見れば敵意がないのはわかっています。今は「このブログの在り方」「私の性格」に対して矛先を向けているのでわかりませんが。
わいわい楽しくやりたいのであれば、ここでなくてもいい気がするんですよね。ここが選ばれたのは嬉しい限りではありますが、私がきのゆさんに対して意見したり、きのゆさんが私に反論してもこの先にあるものって仲違いにしかならないように思えています。
あと、一番の問題として対応が疲れるというのが大きいです。これはきのゆさんに申し訳ないのですが、このコメント欄で熱い議論を展開するだけでもかなりきついのです。きのゆさんが求めているものは大きいので、私の頭ではこのコメレスが精一杯なんですよ。収束に向かっていけばいいのですが、段々と広がっていっているので、このコメント欄でお互いが納得するのは難しいし、疲れるので、もう少し様子見してみましょう、というのが私の提案です。こうやってコメントをやっているうちに今日、第3回が放送されますしね。それだったら、その第3話を見てから判断しても遅くはないと思うのですよ。その間、私と同じような考えをしているようなブログを探してから、そっちで議論して納得できる答えを探した方がいいという理由で先ほどのコメレスをしました。
不毛で益の無いやりとりをしてしまったと、後悔しています。
これ以上、互いに言葉を重ねても理解できないのでしょう、仕方ないです。
これで終わりにしたいと思います。