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本当は二人にとっておめでたい事態なのに、おめでたくない。これが納屋と古典部部室の違いか。意識しだした二人を見て、最終的に里志のようなニヤリとした表情になってしまう自分もなんだかなーw。


「あきましておめでとう」は「飽きましておめでとう」ではなく、「開きましておめでとう」なのでした。てか、この「あきまして」のサブタイを見た時は、普通に誤字だと思ってしまった自分が恥ずかしい。

すべてのことに意味があるんだよ。って、本当摩耶花とは違い、里志のひらめきはやっぱり強かった。大河ドラマを見ていなくても、里志の知識なら袋のネズミぐらいは知っていると思うし、一番確実な方法だったしね。

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でも、「飽きまして」って意味もなんだかありそうで、奉太郎とえるの進展しない関係も里志にとっては飽きてきてもおかしくないわけで、その二人が納屋に閉じ込められているという意味では奉太郎たちを救いに行く反面、二人の状況を見て何か進展してそうだ、って思える里志のニヤリとする笑いがなんだか面白くなってきたみたいな感じ笑えます。

密室からの脱出?


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今回の納屋閉じ込めが起きたのは外の閂一つで外から誰でも閉じ込めることが出来るという意味では、一人であれ、二人であれ注意するべきことで、鍵で閉めることが出来る以上に気をつけないといけないことなんですよね。

誰でも閉じ込めることが出来るわけで。そういう意味では、えるが扉をおさえている機転を働かせないといけないわけで、男女二人で行動するという部分を意識していれば、そこら辺の可能性とか考えて行動して欲しいと思いつつも、前回の古典部部室でも二人きりな状況だったので、意外とそういった男女関係に対して天然なのかもしれないね。

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といいつつも、氏子さんたちが二人の状況を見てどう思うかといった点で、父の代理で来ているえるを見て、悪い噂が広まることを恐れたえるにとってはいつも通りの奉太郎との付き合いという意味では着物も見せて浮かれてしまって、父の代理という点を失念してしまったのかもしれないですね。

そういう所ではちょっとどじな所も可愛いです。まあ、奉太郎も閉じ込められる可能性はあると考えるくらいの知能はありそうだから、中に入る前にえるに一言声をかければいいのに、本当にえるの大吉を無効にするくらいの凶を今日だけ有効にしてしまったのかもね。それがあと364日続いたら悪夢だ。

摩耶花は悪くない


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でも、奉太郎とえるの3つの落し物を見て、全く気付かない摩耶花も摩耶花だと言う意見も出てきそうだけど、摩耶花は二人が酒粕を取りに行ったということも知らないし、奉太郎とえるが一緒に行動していない可能性もあったわけで、普通に納屋付近で二人が落し物をしたという認識だったと思う。

だけど、3連続で納屋付近で二人が落し物をしたのは何かありそうだ、って考えても良かったかもしれない。でも、摩耶花は案外熱中すると他のことには目がいかなくなってしまいがちになるので、それだけ巫女バイトの方に専念していたのかも。あ、でも、暇だとか言ってたような……。いや、気にしないw。

ゆる密室


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あと、面白かったのが、普通の閉じ込めとは違う点ですよね。普通なら何度助けを呼んでも誰もいない。奉太郎の言った4つの方法で抜け口を作るということも出来る。

つまり事態はそれほど深刻じゃないけれど、えるの父の代理ということで人の目を気にしたり、納屋を壊したりすることの良心の呵責と言った面でのバランスが微妙で、最悪の手段として、そのどちらかを残している分、命にかかわる事件といったわけではない、日常の中の非日常的な雰囲気がなんだかホッとさせます。

バッドエンドは用意されていない所がなんだか緊張感の中の安心感があって見れる点が好きですね。

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でも、奉太郎が大声を出して助けを呼び求めるとしても、氏子がいなければいいわけで、覗き穴があるんなら、氏子が周りにいないということを確認して、一般人に助けを呼び求めれば良い可能性もあるわけです。

だけど、一般人が神社の納屋を勝手にあけるもんなら、落し物にすぐに気付く納屋の近くをうろついている氏子に咎められそうなんですよね。むしろ、一般人は近くの氏子にそれを説明に行ってもおかしくない。

だから、この状況は難しい。でも、納屋の近くという人がいない場所で同じ箇所に3つ連続で落し物が出てきた点で氏子は気付くべきだったかも知れないけれど、きっと巡回している氏子は同じ人が拾ったわけではないのでしょうね。

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それと、里志が一人で閂をあけたけれど、里志も神社とは無関係な一般人なので、近くの氏子が注意しに来てもおかしくない。

そしたら、やっぱり奉太郎が大声を出して救助を求めるのと事態はそう変わらないわけで、きっと里志は近くの氏子がいないことを確認して、もしくは、氏子を納屋から遠ざけて、二人を助けたという意味で里志の理解度の早さと機転があって、本当、頼りになります、里志さん。やっぱり、いつも里志リスペクトになってしまうよw。

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米澤 穂信

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