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なんでこんなにも太一は善人なんだろう? 自己犠牲も善人だし、どんなことをしても誰かを救いたいという願いも善人。


誰もその対照の悪人になろうなんて思わないかもしれない。いや、思ってもらっては困るというか、思わないで下さい。って感じで人を傷つけないことも善人の一つだとすると、太一が行なっていることは全部善人のすることで、その好意である行為が間違っているものではないと言い切ってしまいたい。

だったら、自分の行なっていることは全てが正しいと感じてしまっても無理はないわけで、その善に疑問を抱くことが出来たというのがこの作品の中で太一の一番の成長かも知れないです。

善の判断基準


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だって、善を行うなら誰もが喜ぶだろうし、誰もが幸せになれると思う。それが善というものだから。だけど、その善って誰が善って決めるんだろう?って考えるとやっぱり自分自身になってしまいがちなんですよね。

でも、その善は他人から見た時に善になるのであって、自分から見てそれが全て善であるとするなら、それこそ自己中野郎ですよね。だけど、それは太一にとって認めたくないことだと思うので、伊織にそれを告白できたことは太一にとって大人の階段を一つ上がった発言だと思う。

だから、義文と太一含めて、今まで女性陣を救うという構図だったのが、男性陣にも綻びが出てきてそのヒトとしての弱さに向きあうようになってきた。前回の義文と太一のケンカで一応の綻びは出ているのだけど、今回は太一の口から間違いだと言えた。

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完璧超人だと思ってしまった太一にとって、本当に思い上がっていたとか独り善がりになっていたとか、ヒトランダム編で人を精神面で救った彼にとっては、それさえも正しいかどうかわからないくらいに悩んで出した結果がこれだとするなら、本当の善人はどこにいるんだろう?とか思ってしまっても不思議ではないんですよね。

だけど、善は善であって、善人が全て善しか行わないなんて、義文が言ったように完全無欠に行動できるような人間はありえないことで、やっぱり善意から出た言動であっても、受け取り方次第で受け取った方は悪意に感じてしまう可能性もあるし、それは最終的には善意と善意のぶつかり合いでさえも傷付け合うってことにつながってしまうんだと思う。

だからといって開き直って故意に傷付けようとする人間はいないと思いたい。なので、本当の善人はその間違いや傷付けたことを俯瞰して見つめて問題視して認めて謝罪したり、その問題を正すために行動するのが善だと思うので、それが出来た太一はやっぱり善人なんだろう。という結論もなんだか破綻しているような気もするけどw。

義文は最強の萌えキャラ


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で、またまた義文の話になってしまうけど、義文に萌えすぎて困る。アイドル的存在はもちろん伊織で間違いないけれど、義文の可愛さは極めて「普通」という人間っぽさを持ちながらも、唯に対して告白したり他人に対して嫉妬したり愛情や人の気持ちに対して結構敏感でありながらも失敗が多くて挫折するわけです。

でも、それは能力の限界や人に対する愛に対して諦めるのではなく、正面から向きあってどんなに失敗したとしてもまたぶつかって倒れて、再度ぶつかって倒されて、そんな繰り返しでも負けない強さを持っているんですよね。

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それは将来に対するビジョンとかそんなでっかいことではなくて、ただ日常の中で起こる何かに対してリタイアしたくない姿勢だけは誰にも負けていないと思う。

だからこそ、そんな「普通」の人間が、色々問題を抱えていながらも優秀で出来る文研部の人たちの中で暮らしているのだから、卑屈になってもおかしくない。

だからこそ、太一に嫉妬していると伊織に指摘されたことに対して憤慨してもおかしくないわけで。そのことを自分の心の中でいつまでもリフレインして嫌になってしまうのではなく、太一と同じように自分自身を見つめ直せることが出来たんですよね。

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これは伊織が言った太一のおごりすぎというのはプライドの問題だから、ある程度は自分の中の他人からの評価のプラスを低くすればいいだけ。でも、義文の場合は太一のように出来ない嫉妬というマイナスの部分を伊織に指摘されて、太一に謝ったとしてもそのマイナスは残るんですよね。

太一には敵わないという部分では今回の謝罪も先を越されたし、もしかしたら嫉妬として一生根付くものかもしれない。でも、それはそれ。これはこれ。と、太一の良い部分としてそれは認めて、自分には他の何かでプライドを守れるんじゃないかと期待している部分にエールを送りたくなってしまいます。そんな太一と一緒に帰る義文を見て、嫉妬ではないプラスの何かが色々根付いて欲しいと感じています。

それよりも唯とホテルというシチュ萌えの欲望を抑えられるのか?


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だけど、だけど、閃いた義文の発想がなんだかw。だって、好きな相手を襲う状況を作って欲望解放というエロイ世界を抑えられるという発言を自信満々に言える義文は単純にセクハラだと思うよw。

例え、それが唯を傷付けたくないという欲求が上回るとしてもだ。もしも、万が一、いや万が万かも知れないような義文の中でエロが勝ったならそれはそれで最悪の結果になるわけで、一時の欲求だからと弁解したとしても許されないような気がするんだ。

それこそ、欲望解放だから仕方ない、とか言い出したらもう唯はもう立ち直れなくなって誰もが信用できなくなってしまう。だけど、あれ目的でホテルで唯と二人きりとか、傷付けたくないという意志とかなりエロいと自負している上にその手の嗜好をお持ちの義文なら、もう結果は見えているような。むしろ、義文、俺と代われ。

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でも、それだったら、唯の部屋で二人きりになって、太一はドアの外で待機していれば手っ取り早いわけで、学校をサボっている唯が義文とホテルに入る姿を目撃されたら、それこそ退学もので傷付く以前の問題になるわけです。

まあ、義文の頭脳なら目撃のことは考えていないだろうけど、二人で部屋にいる状況よりあれがあれしやすい状況になったエロマックス状態であっても、唯を傷付けることが勝るという意味でその発言になったのだとすると義文なりに本当に閃いたのかも知れません。

と、義文をなんとか擁護したいけど、片思いと知っていた好きな人の前でホテルに行こうって真顔で言える義文は、ああ、やっぱり義文なんだなぁ、って。唯を幸せに出来るのか本当に疑問になってくる発想でしたw。

サブタイの深刻な状況を表すような不安と辛さを連想させる「止まらない」の3連発が義文のエロ的に止まらないのだとしたら、もうこのサブタイだけで笑えてきます。太一、早く義文を唯の部屋から出すんだ!

唯をそんなエロい目で見るな!


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でも、今回の唯は義文よりも可愛かった気がする。それは今回の義文のエロパワー的なあれがあったからかも知れないけれど、なんだか義文の妄想シチュとかマジ顔でホテルとか言われて照れる唯とかなんだか新鮮で、暴力的、もとい、ちょっとだけ力が強いだけの可愛い純粋な女の子だったんだなぁ、って改めて思ったり。

それに、「(ホテルに)言ってやるわよ」発言に空耳してしまう私もエロいですね。健全な男子ならカッコの部分が確実に学校になっているわけで、それだけその気にさせるような照れ顔の唯が可愛かったってことでお許しを。

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まあ、義文の口パクを理解できた唯が一番良いシーンだと思っていて、私自身映像では何を言っているかわからなかったのに、唯は即座に「守って下さい」と言えた。それは理解して言葉に出してもいいと頭の中で感じたわけで、義文ならエロい単語の一つや二つ言い出しかねない状況でもあって、それをすぐに言葉に出せた。

なんでしょうね、このツーカーな二人は。そして、義文もそれを言葉に出してくれると思って、しゃがみ込むあたり、エロ義文がクール義文になった瞬間でした。そう、瞬間でした。いつもそうだと唯と付き合えそうなのにw。

姫子の大事な人と居場所


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で、Bパートはほぼ姫子のお話でした。なんでしょうね。風船葛の狙いは文研部を壊すことだとわかっていたけれど、それ以上に何もかもぶち壊してしまいたいほどの欲望解放が姫子にあるというのか。

高校前の大事なもの、高校での文研部という大事なもの、その二つを天秤にかけているわけではないにしても、高校前の大事なものがキーになってきそうですね。モノじゃなくて者なのだとしたら、ヒトランダム編みたいに最後は何かを失いかけ層になってしまうのかと思うと、姫子を見るだけで辛くなってきます。

というよりも、ヒトランダム編は姫子が風船葛に負けまいと活躍していたから楽しかったけれど、キズランダム編は姫子が最初から誰とも関わりを持たずに出番が少ないからちょっと寂しいんですよね。で、出番が来たらこれか、と。

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でも、姫子は姫子なりに風船葛に対して強気になれているのにホッとしていたり。これだけのことが言えるなら、安心かなって思ってしまいますが、姫子にとって大事なものの文研部が欲望解放によって失い、高校前の大事なものが失えば何もかも失ってしまうという姫子の居場所の狭さというものを感じてしまいます。

高校前の大事なものが全然わからないですが、文研部と同じくらい大事なそれを失うことがコワイということで、文研部の仲の良さとか人間関係とか姫子にとってはかけがえのないものだとわかっているけれど、それ以外にほとんど何もない孤独を生きている姫子の姿を想像すると辛いですね。他に何もないのか、と。

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逆に文研部の中でも太一と伊織、義文と唯というほぼカップルが出来上がって、一人だけカップルになれない寂しさは何だか可哀想と思うレベルではないのですね。例え、文研部の中でも小さな孤独を感じることがあっても、それは自分がいても大丈夫な場所という意味で姫子にとっては楽しいと思える。

そういう意味では伊織と同じ思考に見えてしまうけれど、伊織は伊織で強さを持っているから、そこのメンタルでの差は持って生まれた資質や人格形成の間に開きができてしまったのかも。

でも、どちらもそれは個性で伊織には伊織の良さ、姫子には姫子の良さがあるんですよね。それを姫子は理解して一人で乗り越えられるのか、また誰かに救われるのかわからないですが、姫子の本当の笑顔が見てみたいです。

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