再度挑戦。ちょっとだけ見方が変わるとこうも作品から発せられるメッセージが変わるとは思いませんでした。まだまだ、『氷菓』への理解が間違っていることが多いから努力しないと。
この感想は2回目で、1回目は大失敗してしまったので下書き状態にしています。というのも、1回目では完璧な勘違いをやらかしてしまって、その勘違いから結論を出して面白くなかったという感想を書いてしまったことが大きな間違いでした。今思うと恥ずかしい。
で、多くの方からそれに対しての間違いを指摘されたので、改めて今回の話を見直してその勘違いに至った経緯や今回の話の面白さについて探求してみようかと思います。
まずは、1回目の記事を見て不快に思われた方にお詫び致します。2chの方から来てこのブログを読むのが初めてだった方には作品を汚すばかりか、書いたことによって傷つけること(まあ、コメントでも辛辣なものがあったのでそこはお互い様かも)の恐さを改めて感じるようになりました。
これからは気をつけたいと思います。2chの方で「バカな考察」みたいに書かれていたけれど、この感想を考察と見て頂けたことは逆に感謝です。感じた事思った事を綴っただけの独り善がりの戯言なので、感想としても考察としても見られずブログ自体スルーされることがブロガーとしては苦痛なので、そういう意味ではコメントという反応をもらえたことはありがたいです。
まあ、この感想を2chに貼った人はネタとして嘲笑いたかったのかもしれませんが、書いている本人は感想だと思っているので、作品に対する捉え方が間違っていようと合っていようと、その時に感じたことを書いているだけに過ぎず、こういう勘違いはこれからも多々あるかも知れません。
そういう意味では私はミスリードで記事を書いて勝手に勘違いして結論を導き出して間違っていたという経験はある意味、奉太郎を羨む里志のようで彼の気持ちがより一層理解できました。
でも、彼は「データベース」という知識の宝庫なので、それが私にはないので、その里志を羨む感じになってより一層の劣等感を感じたり。前回の摩耶花にとっての『ボディートーク』を描いている人が近くにいるということでちょっとした挫折感もより理解できました。
まあ、前回の記事のことはこれぐらいにして、今回の勘違いに話を移しましょう。今回の私の勘違いはキーワードにありました。でも、キーワードに間違いはないので、問題は映像からそのキーワードに対する感じ方が大きかったように思いますので、ちょっとまとめてみたいと思います。
・奉太郎が自発的行動にでる
(×)古典部の人たちが傷つくような結末があるかも知れないので一人で。
(○)えるがついてきた(えるが傷つくような結末なら奉太郎はやめるだろう)。
・雷に3度打たれた
(×)小木は自分だけが雷に打たれるという不幸はおかしい。他も不幸になれ。
(○)登山家として生徒たちにも山の危険を理解して欲しい。
・ボランティア「山でのマナー違反は命にかかわる」
(×)マナー違反をした人が遭難して欲しい。懲りてマナー違反もなくなる。
(○)これは記事の内容関係なく、小木が登山家であるということの証明。
・救難ヘリで笑顔
(×)遭難者が出ていることを喜ぶように見えた。
(○)前の日は天候が悪くてヘリが飛べなかったけど
その日はヘリが飛べて遭難者が助かる可能性が出てきた。
しかもその遭難者は山岳会のメンバー。小木は山岳会の会長。
・奉太郎「この予想あまり当たって欲しくないんだが」
(×)奉太郎は小木がマナー違反をした人間が死んで欲しいと願う人間だと。
(○)その日の翌日遭難者が遺体で見つかるということを奉太郎は嫌がった。
・奉太郎「里志から雷の話を聞いた時、嫌な連想が浮かんだんだ」
(×)連想から小木はヒドイ人間では?
(○)嫌な連想が当たったから気をつける。
・奉太郎「実際はああいうことがあったのに、「小木はヘリが好きだったなぁ」
なんて気楽には言えない。それは無神経ってことだ。それはさすがに気をつけるさ」
(×)無神経な人間だからこそ、人が死んでも構わない。
(○)英語教師として無神経な発言だけど、登山家をごまかすため。
・奉太郎「無神経っていうか、あれだ、人の気も知らないでってやつだ」
(×)亡くなった人間やその家族や周辺の人の気も知らないで。
(○)小木の不安や心配を無視した、無神経な回想として周りの心に残ってしまう。
・える「折木さん、それってとっても……上手く言えません」
(×)えるは悲しい事件や悲しいことが起きたりすることになると言葉にしない。
(○)本当に上手く言えない。言葉にすると何だか他人を評価するみたいで。
はい、以上です。みなさんは(×)の方が多かったか、(○)の方が多かったかどちらでしょう? 私は(×)が多かったためにバッドエンドとか言ってしまいましたけど、推理が難しい簡単というよりも感じ方次第なんですよね。
『氷菓』に対して温かいイメージで特別な愛情を注いでいる人ほどすぐに(○)に行き着くと思うんですが、奉太郎の回想シーンでの小木先生の笑顔がどことなく不気味に見えてしまった人はもしかしたら(×)の方に目が言ってしまったかも知れません。
まあ、感想ブログを巡ると普通に(○)の方で理解している人が多いんだから、私自身が勘違いしたというのも恥ずかしいことになってしまうんですよね。ミスリードを誘っているつもりはないと周りからも言われそうで。
でも、(×)は(×)で一つのエピソードとして成り立っているような気もするので、これはこれでアリだと思うけれど、そのミスリードで作品に対して文句を言ったらそりゃ失礼なことでした。もっと人の心をプラスにするような記事にするように心掛けないといけないですね。
あと、BGMが暗かったのも(×)になった一因かも。これはもしかしたらもしかするぞとか結構シリアスな感じで捉えていたので、人間の暗黒面が見られるんじゃないだろうかという変な期待があったのは問題ですね。
てか、ラストの部分でもっと深く考えるべきでした。この「ヘリ」と「無神経」と「えるの反応」だけでも大きく作風が変わってしまうので、ちょっとしたセリフを逃すだけで一気にイメージが変わってしまうとはアニメとは深いものですね。すっかり図書館でのえると奉太郎のほんわかぶりに慣れてしまったから、えると奉太郎の最後の一挙手一投足まで考えて、書くべきでした。
私の勝手な思い込みでせっかくの良作品を見逃す所でした。そういう意味では2chで晒されてコメントで指摘されたことで、作品に対する愛とこの回への面白さを改めて感じることが出来たことに感謝致します。出来るなら、もうちょっと柔らかい言葉で助言頂けると助かります。今回は色々申し訳ありませんでした。
で、多くの方からそれに対しての間違いを指摘されたので、改めて今回の話を見直してその勘違いに至った経緯や今回の話の面白さについて探求してみようかと思います。
まずは、1回目の記事を見て不快に思われた方にお詫び致します。2chの方から来てこのブログを読むのが初めてだった方には作品を汚すばかりか、書いたことによって傷つけること(まあ、コメントでも辛辣なものがあったのでそこはお互い様かも)の恐さを改めて感じるようになりました。
これからは気をつけたいと思います。2chの方で「バカな考察」みたいに書かれていたけれど、この感想を考察と見て頂けたことは逆に感謝です。感じた事思った事を綴っただけの独り善がりの戯言なので、感想としても考察としても見られずブログ自体スルーされることがブロガーとしては苦痛なので、そういう意味ではコメントという反応をもらえたことはありがたいです。
まあ、この感想を2chに貼った人はネタとして嘲笑いたかったのかもしれませんが、書いている本人は感想だと思っているので、作品に対する捉え方が間違っていようと合っていようと、その時に感じたことを書いているだけに過ぎず、こういう勘違いはこれからも多々あるかも知れません。
そういう意味では私はミスリードで記事を書いて勝手に勘違いして結論を導き出して間違っていたという経験はある意味、奉太郎を羨む里志のようで彼の気持ちがより一層理解できました。
でも、彼は「データベース」という知識の宝庫なので、それが私にはないので、その里志を羨む感じになってより一層の劣等感を感じたり。前回の摩耶花にとっての『ボディートーク』を描いている人が近くにいるということでちょっとした挫折感もより理解できました。
まあ、前回の記事のことはこれぐらいにして、今回の勘違いに話を移しましょう。今回の私の勘違いはキーワードにありました。でも、キーワードに間違いはないので、問題は映像からそのキーワードに対する感じ方が大きかったように思いますので、ちょっとまとめてみたいと思います。
・奉太郎が自発的行動にでる
(×)古典部の人たちが傷つくような結末があるかも知れないので一人で。
(○)えるがついてきた(えるが傷つくような結末なら奉太郎はやめるだろう)。
・雷に3度打たれた
(×)小木は自分だけが雷に打たれるという不幸はおかしい。他も不幸になれ。
(○)登山家として生徒たちにも山の危険を理解して欲しい。
・ボランティア「山でのマナー違反は命にかかわる」
(×)マナー違反をした人が遭難して欲しい。懲りてマナー違反もなくなる。
(○)これは記事の内容関係なく、小木が登山家であるということの証明。
・救難ヘリで笑顔
(×)遭難者が出ていることを喜ぶように見えた。
(○)前の日は天候が悪くてヘリが飛べなかったけど
その日はヘリが飛べて遭難者が助かる可能性が出てきた。
しかもその遭難者は山岳会のメンバー。小木は山岳会の会長。
・奉太郎「この予想あまり当たって欲しくないんだが」
(×)奉太郎は小木がマナー違反をした人間が死んで欲しいと願う人間だと。
(○)その日の翌日遭難者が遺体で見つかるということを奉太郎は嫌がった。
・奉太郎「里志から雷の話を聞いた時、嫌な連想が浮かんだんだ」
(×)連想から小木はヒドイ人間では?
(○)嫌な連想が当たったから気をつける。
・奉太郎「実際はああいうことがあったのに、「小木はヘリが好きだったなぁ」
なんて気楽には言えない。それは無神経ってことだ。それはさすがに気をつけるさ」
(×)無神経な人間だからこそ、人が死んでも構わない。
(○)英語教師として無神経な発言だけど、登山家をごまかすため。
・奉太郎「無神経っていうか、あれだ、人の気も知らないでってやつだ」
(×)亡くなった人間やその家族や周辺の人の気も知らないで。
(○)小木の不安や心配を無視した、無神経な回想として周りの心に残ってしまう。
・える「折木さん、それってとっても……上手く言えません」
(×)えるは悲しい事件や悲しいことが起きたりすることになると言葉にしない。
(○)本当に上手く言えない。言葉にすると何だか他人を評価するみたいで。
はい、以上です。みなさんは(×)の方が多かったか、(○)の方が多かったかどちらでしょう? 私は(×)が多かったためにバッドエンドとか言ってしまいましたけど、推理が難しい簡単というよりも感じ方次第なんですよね。
『氷菓』に対して温かいイメージで特別な愛情を注いでいる人ほどすぐに(○)に行き着くと思うんですが、奉太郎の回想シーンでの小木先生の笑顔がどことなく不気味に見えてしまった人はもしかしたら(×)の方に目が言ってしまったかも知れません。
まあ、感想ブログを巡ると普通に(○)の方で理解している人が多いんだから、私自身が勘違いしたというのも恥ずかしいことになってしまうんですよね。ミスリードを誘っているつもりはないと周りからも言われそうで。
でも、(×)は(×)で一つのエピソードとして成り立っているような気もするので、これはこれでアリだと思うけれど、そのミスリードで作品に対して文句を言ったらそりゃ失礼なことでした。もっと人の心をプラスにするような記事にするように心掛けないといけないですね。
あと、BGMが暗かったのも(×)になった一因かも。これはもしかしたらもしかするぞとか結構シリアスな感じで捉えていたので、人間の暗黒面が見られるんじゃないだろうかという変な期待があったのは問題ですね。
てか、ラストの部分でもっと深く考えるべきでした。この「ヘリ」と「無神経」と「えるの反応」だけでも大きく作風が変わってしまうので、ちょっとしたセリフを逃すだけで一気にイメージが変わってしまうとはアニメとは深いものですね。すっかり図書館でのえると奉太郎のほんわかぶりに慣れてしまったから、えると奉太郎の最後の一挙手一投足まで考えて、書くべきでした。
私の勝手な思い込みでせっかくの良作品を見逃す所でした。そういう意味では2chで晒されてコメントで指摘されたことで、作品に対する愛とこの回への面白さを改めて感じることが出来たことに感謝致します。出来るなら、もうちょっと柔らかい言葉で助言頂けると助かります。今回は色々申し訳ありませんでした。
氷菓 (角川文庫) 米澤 穂信 by G-Tools |
コメント一覧 (18)
結構大変だったようですね。
で、○×ですが、もっと単純に見ていいと思います。タイトルが「連峰は晴れているか」ですし。
>小木は「ヘリが好きだったなぁ」
これは「小木はヘリが好きだったなぁ」と奉太郎が気楽に言えないだと思います。
奉太郎は、遭難があって心配していた小木先生だったのに、気楽に「ヘリが好きな先生」なんて思った自分のことを卑下しているのだと思います。
なので、そのあとの「人の気も知らないで」に繋がるわけです。
そして、そんな奉太郎の心遣いに気づいたからこそ、えるちゃんは「優しい」とか「素敵な」とか言い掛けて、そして自分の気持ちを上手く表現できなかったか、気づいたためにやめたんだと思います。
えるちゃんのキモチが少し奉太郎に傾いたシーンではないでしょうか。
ご病気で更新を中断される少し前より考察記事を拝見していますが、TARITARI、ココロコネクトの心情描写を緻密に汲み取る考察に「期待」する身として、いつも通りご感想を窺おうと訪れた次第です。
私的には突拍子もないココロコネクトの描写をいつも丁寧に解釈される御苦労に比べれば、本話はいつに増して氷菓特有の心地良い後味に素直に満足したので、才人(奉太郎)にも凡骨ありといった処でしょうか。
不遜な物言いをしてしまい申し訳ありませんが、姫子に対する「落胆」のようなものではなく、ただ少し「意外」に思っただけですのでお許し下さい。
これからも体調に気をつけながらご感想の方宜しくお願いします。
「期待」していますから。
残念ながら、その意味で、今回の「氷菓」にはミスリードはなかったのです。そこだけは認めた方が吉と思います。
静観しようと思ったのですが、やはりというか、新しい記事にも識者の方からのツッコミが入ってしまったので、現状認識に資するかと信じて、あえて書き込みしました。
これからも、ブログ頑張ってくださいね。応援してます。
もっと単純に見ても(×)の方に思考がいってしまうので、これは私の頭がおかしいので、どうしようもないので整理する意味でつけてみました。小木のヘリ部分直しました。
なるほど。奉太郎は卑下していたんですね。ここの感情が全然読めなくて。おかげで、えるのことも段々わかってきました。
はい、素直に視聴すると(○)になります。私みたいに歪んだ心を持っていると何だかありそうということで、(×)も考えてしまいます。『ココロコネクト』と『TARI TARI』について褒めてくださってありがとうございます。私はごんさんが仰るような才能は実際ないので、ただ単にこの回との相性が悪かっただけかも知れません。複雑な方がわかりやすいという私の変な性格が関係しているのだと思います。
落胆じゃなくて、意外と思って頂けると嬉しいです。ハードルは低い方がいいですので。実際それほどのことはできていないので、読んで頂けるだけでも感謝です。
消す前も読んで頂けましたか。あれを見て同情的というのは逆に申し訳ない気持ちです。仰る通りミスリードは言葉の使い方を間違えていました。なので、勘違いに変えてみました。ミスリードはないですね。現状どうなっているか私にはさっぱりだったりするので、もうちょっと考えながら記事を書きたいと思います。きちんと『氷菓』の感想は最後まで頑張りたいと思います。応援ありがとうございます。
(×)について気になった点があったので、コメントさせて頂きました。
小木は遭難者が出ている事を喜んでいるとありますが、小木は山岳会の会長です。ヘリを見る前から、遭難者の事を知っていたと思います。
近所の山の事ですし、それこそテレビで放送されたでしょう。テレビ、もしくは関係者から電話で遭難情報を知ったはずです。遭難を喜ぶ様な人であるならば、小木はその時にすでに喜んでいるのではないでしょうか。
小木の目的は遭難者がでる事。そう仮定すると、遭難者が出た時点で小木にとってその目的が果たされているという事になります。
そんな小木がヘリを見続けるのは違和感があります。この点に違和感があるからこそ、私は「(○)前の日は天候〜」だと思いました。また「小木はヘリが飛ぶのを心待ちにしていた」と折木の言葉から(少なくとも折木は)この物語を全て(○)だと思っていると私は感じました。
もしかしたら、小木は遭難者が出た事を喜ぶ人なのかも知れません。登山者が痛い目みればいいと思った。けど、死んで欲しいとまでは思ってなかった。だから、ヘリに対して喜んだ。と、解釈する事も出来るかも知れません。本当に、「推理が難しい簡単というよりも感じ方次第」だと思います。
最初に視聴した時は、この物語を私は単純な話だと考えていました。ですが、ヨークさんの文を読んで、引っかかりを感じ、こうして文に起こしてみました。ただでさえ色々あったのに、こんな風にコメントされて、お気を悪くされたら謝ります。
私はヨークさんの物の感じ方を、皆さんの捉え方と全然違っていて、とても興味深かったです。ヨークさんの(×)理論があったからこそ、私も色々この作品について考えさせられました。
長文失礼しました。 それではこれにて失礼します。
昨夜、一番に記事を書きアップし、翌日その記事を確認したところヨークさんからのTBがトップで入っていて嬉しく思って開いてみたらページが消えていてアレ?と思ったのですが、こう言う事情だったのですね。なにやらちょっと大変だったようで、なんと言ったら良いのやら…。ともかくおつかれさまでした。
さてさて…見えない状態にされた一番目の記事は未読なのですが、流石にあの話で全て×印的解釈をしたとしたら、その解釈者は大変病んでいるなぁ〜と私は思うだけですね。でも、それが後で間違いだと気が付ける理性があると言うのは、とっても潔いと思うのです。何しろ間違いを認めるのは、勇気が要りますからね。
と、言うわけで私のブログに着ていた一番目の記事からのTBは消して置きましたので悪しからずです。
そうそう、私的にこのお話がちょっと不謹慎だと思えた点を一つだけ上げておきます。
それは、たまたまなのですが先週、山岳地帯で落雷を受けて死亡した登山者が居た事と、初回放送日の日曜に落雷で死亡した方が二人も居たということです。リアルの事件と、アニメの中の出来事が偶然シンクロしちゃうことは珍しいことではないことは、知っていますがまぁ、そのなんだなぁ〜とえるちゃんぽく言葉を濁して終わりにしてみます。
長くなりましたが、今後、お互いに切磋琢磨して良い記事を書けるよう心がけましょう。ではでは
はい、仰る通りで、「遭難者が出て喜んでいる」という部分で、山岳会の会長という部分を見逃して、「登山マナーを守らないと危険」の方だけに注目しちゃったんですよね。そっちの方は流してしまったのは私の不覚です。
小木が遭難者のニュースが流れている時には喜んでいるという部分はそれは確かにそうなんですよね。でも、それに加え、救難ヘリまで飛んでいるくらいに大騒ぎになってみんなの注目になっているという部分で再度喜んでいるとか考えていたんですよね。もう、私自身が小木不信になっていました。きっと、小木に対する私の偏見が全て間違っていたんですよね。(○)の通りになるのは心が純粋だということでその心が羨ましいです。
遭難者が出て喜ぶという点ではもしかしたらですね。その可能性もあるとは一応考えてみて色々な角度で見てみました。そういう意味では、仰る通り、推理よりも感じ方だったんですよね。推理面では裏の裏の裏があるって感じで考えすぎてしまったのが仇になりました。素直に感じれば良かったです。そういう意味ではこの回は変化球でした。感じ方という部分でわかっていただけたのは嬉しいです。
ともちさんのこのコメントは非常にためになりました。2chで罵倒されるのは精神的に辛いですが『氷菓』に対しての愛情をもっと持たなければいけないな、と改めて感じました。そういう意味ではともちさんも作品への感じ方を考えてもらえるきっかけとしては思い出に残る回となりました。
TBはスミマセン。せっかく送ってもらったのに消してしまって。今回の件はかなり大変でした。何を言えば上手く伝わるのか、どうすればきちんと作品を理解できるのか改めて考えさせてくれました。ご心配ありがとうございます。
(×)が最初に書いた記事の概要ですね。まあ、その(×)だけだと病んでいるとは思いますよね。実際に私自身病んでいるわけですが、ネガティブに考えだすと止まらないんですよね。それは違うという言葉をえるか奉太郎の口から出してくれれば結論もきっと変わったのでしょうが、もう負に動き出した感情は変わらない、というか人間不信になっていました。
雷に3度うたれて、えるの言葉通りに「不幸中の幸い」だという言葉では片付けられないくらいに雷って本当コワイですよね。それが3度もあるってだけで小木という人物の怪しさが増してしまったというのも今回の勘違いにつながりました。落雷で亡くなってしまったというのは悲しい事件ですね。遭難もそうですが、人が亡くなるというのは本当悲しいものです。目を背けたくなるけれど、それを見て気をつけることも大切なのかも。
きつねのるーとさんの記事も楽しみにしていますね。愛情を注ぎながらアニメを見ていきたいと思います。きつねのるーとさんもわざわざコメントして頂きありがとうございました。お陰様で気が楽になりました。
プロフィールのところにコメレス停止中と書いてあったので、拍手コメントで済ませてしまおうと思ったのですが…言葉がうまくまとまらなかったのでこちらにやっぱりこちらに書かせていただきますね。
最近こちらにTBがうまく飛びません。
せっかくTBして頂いたのに返せてないこともあって申し訳ないです。
ただ、「氷菓」「TARI TARI」「ココロコネクト」と、感想いつもじっくり読ませて頂いてます。とても参考になってます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
氷菓18話。今回の感想読んで正直びっくりしました。
もし1回目の感想読んでいたら、ヨークさんに対するイメージが180度変わっていたかもしれません。
なので2回目の感想読めて安心しました。
「推理が難しい簡単というよりも感じ方次第なんですよね。」
この言葉どおりだと思います。もしかしたらヨークさんじゃない他の誰かが、同じような勘違いを起こしていたかもしれません。
ぼくの場合は「登山マナー」の下りを見逃していたので(×)の考え方は逆に目からウロコでした。確かにそういう見方も出来そうですね。
「ちょっとしたセリフを逃すだけで一気にイメージが変わってしまう」というのもその通りですね。
氷菓はとくに、細かいところまで伝えたい情報が盛りだくさんで、他のブロガーさんの感想記事を読んで驚愕することも多いです。
もう残り話数も少なくなってきましたが、最終回まで楽しみたいと思います。
長文駄文失礼いたしました。
今回の『氷菓』は色々あったので特別で逆にコメントを返せた方が誤解を解く意味でもやりやすいです。TB飛ばないのはちょっとおかしいんですよね。確かに最近になってからなので、ライブドアとの相性もあるかも知れませんがそこはちょっと調べてみます。情報ありがとうございます。
180度変わっていたまではいかないまでもちょっと理解度が低い人だな、と感じる程度にはなっていたと思います。結構、キライな回はバッサリ切ってしまう人なので、今まではそういうことを平気でやってきた人間がいつも通りに感想書いただけの話ですので。それが誤解で書いてしまうとどうやら色々な人を敵に回してしまうということがわかったので勉強になりました。もうちょっと文章力や人への伝え方に気をつけたいと思います。
「感じ方」というのも、もしかしたら当たっているかも知れないというだけに留めておきます。1回目の記事を書いた時には2拍手あったので、その二人は(×)で考えていて拍手を送ったのかも知れませんし。やっぱりあの記事の「登山マナー」は嫌な香りがしたんですよね。しかも奉太郎が全文を読んでいるのでかなり重要だと思ってしまったのが間違いでした。感じ方というのはやっぱりそれぞれでそれが悪感情へと繋がってしまったのがもしかしたら、私が「無神経」な人間の証拠だったのかも知れません。
『氷菓』はすごいですね。結構侮っている節があったので確かに驚愕です。ある意味京アニ信者のこのパワーが10月から始まる『中二病』への熱意としてつなげてほしいです。感想で色々あるとは思いますがお互いこの『氷菓』を最後まで楽しみましょう。
なので、別のアドバイスを。
この18話は6話「大罪を犯す」と同じ構造を持っていて、対になる話となってます。なので、6話を見てから、もう一度18話を見るとより理解が出来ると思います。
その次に、3話「事情ある古典部の末裔」を見てください。
えるが事情を話し、奉太郎が協力を了承する所です。
そこを見てから再度18話を見れば、えるが何故「上手く言えません」と言ったか分かると思います。
(○)の部分があっていないように思えるのは私なりの解釈ですから、それが正しいってわけでもないです。周りの方たちがどう感じたかという部分で(○)が出来上がるので、これは私なりの備考録と思って下さい。
アドバイスありがとうございます。第6話の『大罪を犯す』と対になっているというのはその通りだと思います。で、それを見たからこそ、この今回の感想につながったんですよね。対になるとは思わず、『大罪を犯す』のと同様にえるにとっては少しだけ悲しいという感じで終わるんだと。
仰る通りその順番で見ました。でも、えるが「上手く言えません」という言葉の意味はやっぱり理解できなかったんです。これは私の性格の問題で奉太郎の言う通り、無理やり聞き出さない限りはえるのような性格の人間だと考えていることが掴みづらいんですよね。これはナナシンさんがえるの気持ちを把握できているからかもしれませんが、未だに私はえるの性格がどうなっているのがわからないというのが大きくて、純粋だからこそ、悲しいことや嬉しいことに対してえるが発する言葉でしか考えられないという部分で、もう少し彼女の言動に気を配るべきでした。
この作品が好きで検索していて、たまたまこの記事を見つけました。
◯✖️ありますが、おそらく書き直した?◯の方も、違和感を感じます。なので私の考えを勝手ながら書かせていただきます。※印です。(ほんとに勝手な話ですが。好きな作品ですので、だまっていられませんでした。)
・奉太郎が自発的行動にでる
(○)えるがついてきた(えるが傷つくような結末なら奉太郎はやめるだろう)。
※この時点でおそらく折木は先生が登山家であると連想し、遭難者用のヘリを気にしていたのではというところまで推測していた。
もし推測が当たっているならば、先生に対し軽々しくヘリが好きだったんだと言うことは失礼しなことだと折木は思ったため、推測を確認しようとした。
・雷に3度打たれた
(○)登山家として生徒たちにも山の危険を理解して欲しい。
※福部ら自分のクラスに話した時は登山家と名乗ってはいない。おそらく話のネタ、つまり授業を退屈にさせないための、小話。
・ボランティア「山でのマナー違反は命にかかわる」
(○)これは記事の内容関係なく、小木が登山家であるということの証明。
※全く関係なくはない。山は危険であり、知り合いが実際に死んでいる。山の危険性を示している部分もある。
・救難ヘリで笑顔
(○)前の日は天候が悪くてヘリが飛べなかったけどその日はヘリが飛べて遭難者が助かる可能性が出てきた。しかもその遭難者は山岳会のメンバー。小木は山岳会の会長。
※この意見には半分賛成です。ただ避難者ヘリではなかったが、全く関係のない授業中の生徒に悟られないための作り笑顔だった可能性もある。
・奉太郎「この予想あまり当たって欲しくないんだが。
(○)その日の翌日遭難者が遺体で見つかるということを奉太郎は嫌がった。
※当たっているとは思うが、少しズレている。正確には、折木自身がただのヘリ好きの先生の話をしていたはずが、遭難事故なのでは?という予想。
・奉太郎「里志から雷の話を聞いた時、嫌な連想が浮かんだんだ」
(○)嫌な連想が当たったから気をつける。
※嫌な予感は遭難事故があったのでは?ということ。
・奉太郎「実際はああいうことがあったのに、「小木はヘリが好きだったなぁ」
なんて気楽には言えない。それは無神経ってことだ。それはさすがに気をつけるさ」
(○)英語教師として無神経な発言だけど、登山家をごまかすため。
※人が普段と違う行動に出るときは何かしら理由がある。それを軽々しく勝手に勘違いし発言することは、場合によっては相手のことを傷つけることもあり、そういったことがないよう今後は気をつけなければいけないと折木は思った。
・奉太郎「無神経っていうか、あれだ、人の気も知らないでってやつだ」
(○)小木の不安や心配を無視した、無神経な回想として周りの心に残ってしまう。
※言葉そのままの意味。
・える「折木さん、それってとっても……上手く言えません。
(○)本当に上手く言えない。言葉にすると何だか他人を評価するみたいで。
※人を評価するのが嫌なのではない。素晴らしい考えだと、好感をもった。ゆくゆくはそれが好きとかいった恋愛的な要素にもなりうるが、千反田はそれを知らない。
つまり、本人の言葉通り、ただうまく言えないだけだと思う。
勝手ながら書かせていただきましたが、この私の話も決してあっているとはかぎりません。
色々な考え方があっていいと思います。
ただこの記事に違和感があり、書いただけなので、気にしないというのも変ですが、こんな考えもあるんだ〜という程度に見ていただければ幸いです。
長々と失礼いたしました。
・える「折木さん、それってとっても……上手く言えません。
※ここのところですが、本人のうまく言えないのは本当ですが、恋愛要素のフラグ的なことを書いてしまいました。これはほんとゆくゆくはで、本人には現時点ほぼない感情だと思います。というよりここでは、千反田は折木に関してはじめ気になっていたことがポイントです。
はじめは折木が気になることが気になるとついてきました。そして千反田は、折木が人のためなら動くが自分には無頓着だという話をしています。
ここ話をふまえて考えてみると、千反田は折木が結局のところ、自分の為に動いたわけではなく、人の為に動いていたんだというかなとになんとなく気づきます。ただそれがはっきりとわかっていない為、うまく口にして言えなかったのだと思います。
また長々と失礼しました。