和に会いたいけれど、会いたくない。会ってどんな顔しよう。自分たちのことはまだ覚えているかな。また、一緒に麻雀を楽しく出来るのかな?
あっさり県予選は終わりましたね。あれだけの前フリで前回のラストの先輩なんて口だけで終わってしまうかませ犬にもなれなかったという寂しいんだか嬉しいんだか。
まあ、これで全国に乗り込んでいくのだから、この作品のメインは県予選ではなく、全国だったのですね。個人的には県予選を勝ち抜いて奈良代表として出るまでの軌跡を描いて、全国の対戦は『咲-Saki-』本編で展開して欲しかったですね。
まあ、咲という人物とすれ違うだけで吐き気を催す邪悪を感じるとは、こども(こどもじゃない、衣だ!)と同様、それだけ咲の成長が著しかったということなのでしょう。とにかく、この作品ではどれだけ強いかというのはその人が発するオーラで決まるから、麻雀を知らない初心者にも安心仕様です。
最初、咲を見たときは咲の姉に見えてしまったんだけれど、咲も経験を重ねていくうちに姉と同様のレベルまで達したのでしょうか。そんな咲と出会った時に赤土先生と玄の二人だけがびくついていましたが、穏乃は全く恐れをなしていなかった。
そういう意味では場の空気に飲まれないという意味では咲に当てるのは穏乃が適任かも知れません。もう勝負は始まっているのですね。しかし、『咲-Saki-』の第一期の序盤だけしか見ていない人がこれを見たら、別人に見えるだろうなあ.
なんて考えながら、咲の目標は全国優勝だけに向けられているので、龍門渕に負けているようなレベルの穏乃たちなど眼中にないのでしょうね。そこら辺は、穏乃の反骨精神でなんとかして勝負になればいいですね。
で、ののか、もとい大きくなった和とは全く接触しなかった。ここって結構大きな部分だと思うんですよ。穏乃にとっての和は親友でもありライバルでもあり、一定の尊敬できる関係を築いていた。だけど、場所も心も離れてしまった今、穏乃自身が和に昔同様に付き合えるのか不安でたまらないのでしょうね。
憧は和と「遊ぶ」んだ。という軽い気持ちで会えるだろうけれど、穏乃はどうしても和と会うのがコワイ。今までのテンションやモチベーションは全て和に会うために維持されてきた分、和が穏乃のことを忘れてしまっているのではないかという不安で会いたいけれど会いたくない。
ちょっとした人間関係のもつれと書くと大袈裟だけど、ケンカ別れに近い形になってしまったので、何を話したらいいのかわからない。とりあえず、和に会うために奈良県代表になったということだけは伝えたいですね。
で、穏乃がそんな不安を抱くということは初回のラストで和が穏乃に対して手紙を出そうとして、タコスがやってきたからそのまま放置していて忘れてしまったんですかね。
それに穏乃は和が全国大会出場の新聞を見て喜んでいたけれど、同じように奈良県代表の阿知賀の記事も和が見ていてもおかしくない。そうしたら、まっさきに連絡してくるだろう。
それがないってことは和は昔のままの和ではなくなって、新しい場所で新しい友達とだけ付き合っていて、過去の思い出全てを忘れてしまいかねない部分で、やっぱり心配になってしまう。それに、龍門渕高校に乗り込んで、こどもの遊び相手をやってあげたときも、おしゃべりな龍門淵透華がそのことを和に伝えてもおかしくない。
なのに、連絡が来ない。むしろ、長野に向かったのだから、ついでに和の家によって和と一緒に積もる話もあるだろうに、麻雀の場以外で会うことも出来たと思うのですよね。
だけど、それをしなかったのは、もしかしたら、穏乃は麻雀という本気で戦って遊べる場(インターハイ)での再開を望んでいるのかも知れません。ドッキリとまではいかないまでも、旧友がまさか対戦相手になっているのは麻雀つながりで育ってきた二人の思い出を思い出すには一番ふさわしい場所だと思ったのでしょう。
しかし、当たるとしたら、誰が当たるんだろう? 和は副将だから、玄あたりかな? お姉ちゃんと灼は面識がないだけに、せっかくなら、玄と当たって見せて欲しいものです。そして、再度、「そんなオカルトありえません(SOA)」と和に言ってもらいたい。
でも、どうなんだろう。そこまで描いてくれるかな? その部分が不透明で、これで阿知賀が全国優勝したら、『咲-Saki-』本編とのリンクが気になったりして、これまた別の世界線なんだよという理由で片付けてもよさそうだけどね。せっかくなら、麻雀を打っている場面を少しでも見たかったですね。
話はそれるけれど、貧血で倒れた(空腹で倒れた?)制服の子がかなり可愛い。もう、病弱設定(アピールなので、病弱ではないのだろうけれどw)でパンをハムハムしている所がなんとなく愛くるしいのですよ。小動物を見ているかのような感覚で何癒されます。
とにかく、制服フェチの私としては、この制服はかなり気に入りました。早速、密林さんでポチッとな。いやいや、それは置いておいて、制服をきた女子高生だけで埋め尽くされた会場とかしびれました。何、このパラダイス。
もう、麻雀も対戦相手とかも頭からすっ飛ぶくらいに密集している女子高生だけで一杯一杯になりました。しかも、モブも含めてみんな可愛いんですよね。一人くらい沢村智紀みたいな人がいてもおかしくないのに。いや、ともきーをdisっているわけじゃないよ。
最後は初瀬と憧の友情シーンで温かく締めましょう。もう、コテンパンというかダイジェストにもならないくらいに省略されてしまったので、初瀬の気持ちがどう揺れ動いているか全くわからないけれど、あれだけの啖呵を切っておきながら、簡単に自分より特段強い先輩たちが敗れてしまったという現実には絶望したと思う。
これは先輩たちが弱かったのか、憧たちが強かったのか。その判断だけでも一日くらい悩むと思います。前者だったら、運が良かったね、で済む。だけど、前者とは思いたくないくらいに先輩のことを信頼しているので、必然的に後者になると思うんですよね。
結果的には憧にとっては阿知賀に行ったのが正解で、それを咎めてしまった前回の自分を許して欲しいとばかりに見送りに来ていたのがとても印象的でした。これだけの実力差を見せつけられたらライバルとは認めてくれないだろうけれど、ライバルではなく一人の友達として、頑張って戦って自分たちの分も楽しんできて欲しいという初瀬の謙遜さに泣けました。
憧も図にのらずに、きちんとその見送りに対して礼を言って、二人の関係の良好さを感じました。例え、勝っても負けても、それはそれで勝負の世界なだけで、人間関係に大きく及ぼすものではないという彼女たちの姿勢が好きです。
まあ、これで全国に乗り込んでいくのだから、この作品のメインは県予選ではなく、全国だったのですね。個人的には県予選を勝ち抜いて奈良代表として出るまでの軌跡を描いて、全国の対戦は『咲-Saki-』本編で展開して欲しかったですね。
咲のこどもを超えるオーラ
まあ、咲という人物とすれ違うだけで吐き気を催す邪悪を感じるとは、こども(こどもじゃない、衣だ!)と同様、それだけ咲の成長が著しかったということなのでしょう。とにかく、この作品ではどれだけ強いかというのはその人が発するオーラで決まるから、麻雀を知らない初心者にも安心仕様です。
最初、咲を見たときは咲の姉に見えてしまったんだけれど、咲も経験を重ねていくうちに姉と同様のレベルまで達したのでしょうか。そんな咲と出会った時に赤土先生と玄の二人だけがびくついていましたが、穏乃は全く恐れをなしていなかった。
そういう意味では場の空気に飲まれないという意味では咲に当てるのは穏乃が適任かも知れません。もう勝負は始まっているのですね。しかし、『咲-Saki-』の第一期の序盤だけしか見ていない人がこれを見たら、別人に見えるだろうなあ.
なんて考えながら、咲の目標は全国優勝だけに向けられているので、龍門渕に負けているようなレベルの穏乃たちなど眼中にないのでしょうね。そこら辺は、穏乃の反骨精神でなんとかして勝負になればいいですね。
和との見えない距離感
で、ののか、もとい大きくなった和とは全く接触しなかった。ここって結構大きな部分だと思うんですよ。穏乃にとっての和は親友でもありライバルでもあり、一定の尊敬できる関係を築いていた。だけど、場所も心も離れてしまった今、穏乃自身が和に昔同様に付き合えるのか不安でたまらないのでしょうね。
憧は和と「遊ぶ」んだ。という軽い気持ちで会えるだろうけれど、穏乃はどうしても和と会うのがコワイ。今までのテンションやモチベーションは全て和に会うために維持されてきた分、和が穏乃のことを忘れてしまっているのではないかという不安で会いたいけれど会いたくない。
ちょっとした人間関係のもつれと書くと大袈裟だけど、ケンカ別れに近い形になってしまったので、何を話したらいいのかわからない。とりあえず、和に会うために奈良県代表になったということだけは伝えたいですね。
で、穏乃がそんな不安を抱くということは初回のラストで和が穏乃に対して手紙を出そうとして、タコスがやってきたからそのまま放置していて忘れてしまったんですかね。
それに穏乃は和が全国大会出場の新聞を見て喜んでいたけれど、同じように奈良県代表の阿知賀の記事も和が見ていてもおかしくない。そうしたら、まっさきに連絡してくるだろう。
それがないってことは和は昔のままの和ではなくなって、新しい場所で新しい友達とだけ付き合っていて、過去の思い出全てを忘れてしまいかねない部分で、やっぱり心配になってしまう。それに、龍門渕高校に乗り込んで、こどもの遊び相手をやってあげたときも、おしゃべりな龍門淵透華がそのことを和に伝えてもおかしくない。
なのに、連絡が来ない。むしろ、長野に向かったのだから、ついでに和の家によって和と一緒に積もる話もあるだろうに、麻雀の場以外で会うことも出来たと思うのですよね。
だけど、それをしなかったのは、もしかしたら、穏乃は麻雀という本気で戦って遊べる場(インターハイ)での再開を望んでいるのかも知れません。ドッキリとまではいかないまでも、旧友がまさか対戦相手になっているのは麻雀つながりで育ってきた二人の思い出を思い出すには一番ふさわしい場所だと思ったのでしょう。
しかし、当たるとしたら、誰が当たるんだろう? 和は副将だから、玄あたりかな? お姉ちゃんと灼は面識がないだけに、せっかくなら、玄と当たって見せて欲しいものです。そして、再度、「そんなオカルトありえません(SOA)」と和に言ってもらいたい。
でも、どうなんだろう。そこまで描いてくれるかな? その部分が不透明で、これで阿知賀が全国優勝したら、『咲-Saki-』本編とのリンクが気になったりして、これまた別の世界線なんだよという理由で片付けてもよさそうだけどね。せっかくなら、麻雀を打っている場面を少しでも見たかったですね。
とにかく制服フェチにはたまらない会場
話はそれるけれど、貧血で倒れた(空腹で倒れた?)制服の子がかなり可愛い。もう、病弱設定(アピールなので、病弱ではないのだろうけれどw)でパンをハムハムしている所がなんとなく愛くるしいのですよ。小動物を見ているかのような感覚で何癒されます。
とにかく、制服フェチの私としては、この制服はかなり気に入りました。早速、密林さんでポチッとな。いやいや、それは置いておいて、制服をきた女子高生だけで埋め尽くされた会場とかしびれました。何、このパラダイス。
もう、麻雀も対戦相手とかも頭からすっ飛ぶくらいに密集している女子高生だけで一杯一杯になりました。しかも、モブも含めてみんな可愛いんですよね。一人くらい沢村智紀みたいな人がいてもおかしくないのに。いや、ともきーをdisっているわけじゃないよ。
初瀬の負けを認める潔さと友達として送り出すシーン
最後は初瀬と憧の友情シーンで温かく締めましょう。もう、コテンパンというかダイジェストにもならないくらいに省略されてしまったので、初瀬の気持ちがどう揺れ動いているか全くわからないけれど、あれだけの啖呵を切っておきながら、簡単に自分より特段強い先輩たちが敗れてしまったという現実には絶望したと思う。
これは先輩たちが弱かったのか、憧たちが強かったのか。その判断だけでも一日くらい悩むと思います。前者だったら、運が良かったね、で済む。だけど、前者とは思いたくないくらいに先輩のことを信頼しているので、必然的に後者になると思うんですよね。
結果的には憧にとっては阿知賀に行ったのが正解で、それを咎めてしまった前回の自分を許して欲しいとばかりに見送りに来ていたのがとても印象的でした。これだけの実力差を見せつけられたらライバルとは認めてくれないだろうけれど、ライバルではなく一人の友達として、頑張って戦って自分たちの分も楽しんできて欲しいという初瀬の謙遜さに泣けました。
憧も図にのらずに、きちんとその見送りに対して礼を言って、二人の関係の良好さを感じました。例え、勝っても負けても、それはそれで勝負の世界なだけで、人間関係に大きく及ぼすものではないという彼女たちの姿勢が好きです。
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コメント一覧 (6)
あと晩成ですけど得点が出てるシーンを見るとわかるkど玄のドラ7の貯金をなんとか守っての僅差勝ちなんですよね。
それとこちらの物語は咲達の反対側のブロックの話なのでこちらもやらないと本編になんのみゃくりゃくもなく阿知賀が出てくる事になるんだよね。
本編のトイレシーンとリンクしていたのかー。全く気づかなかったです。なら、あのオーラは漏れそ…、いや言葉を慎もう。
玄の貯金を守っての勝利というのはありましたね。でもせっっかくの僅差での接戦だったなら、詳細を知りたかったです。今の所、玄ぐらいしかどういった打ち方をしているのかわからないのですが、それは追々わかってきますかね。ということは、現時点で一番強いのは玄ってことなんですね。勉強になります。
ブロックについてはあまり理解できていなかったり。これについては作品理解度が低くて申し訳ないっす。本編で阿知賀を放送してくれると嬉しくて、阿知賀編で本編を放送されるともったいないかななんて考えているので、どういう構造になっているのかサッパリです。スミマセン。
拍手コメント見てくれると嬉しいです。
なんかだいぶ遠回りになってしまったぜ。
再来週5回あたりからもう少し詳しい闘牌が描写されると思うのでお楽しみに。
トーナメント表出てきましたね。もう一瞬だったので、記憶から消えてしまいましたよ。阿知賀がいるのがSide-Aという意味でこういうタイトルになったのですね。てっきりA(阿知賀)-Sideだと思っていました。なるほど、納得。スッキリ解決しました。第5回から本格的に麻雀なるものをやり始めるわけですね。そこに個性が加わると格段に面白くなりそうなので、楽しみにしています。