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我々は試されている。片想いに辛さを思い出し、そして、その甘酸っぱさを感じながら、それを笑いへと変えられる寛容な力を……。


ここにきて、笹原回でみさととみおちゃんの恋愛模様が進展しそうでしない二人のもどかしい気持ちが痛いほどわかってきて、なんとも切なさを感じさせるんだけれど、当の本人の笹原が堂々と盗みよるような人だから、二人共何をもって笹原を好きになっているのか疑問符が頭の上に浮かびます。

恋愛バトルで恋愛回


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恋愛回なら、囲碁サッカー部の部長と関口を出したらいいと思ったんですが、この二人はある意味両思いなので、今回の恋愛は片想いの切なさをテーマにしていると思うので、幸せな二人が出るよりも、より一層、恋愛する難しさを実感できる、みさととみおちゃん。

そして、それを馬鹿にするわけではないけれども、影で応援しながら、いじって遊ぶ、ゆっことみほし。親友(姉妹)→自分→片想いの相手。そんな感じで、一人だけで悩むのではなく、誰かが支えてくれているおかげで、前向きに自分をアピールしていけるのかもしれません。

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だけど、みさととみおちゃんは奥ゆかしい女性(?)なので、「告白」とかそんな単語が出ただけで爆発で瞬殺です。(まあ、生きているのは『日常』内での非日常がキャラを守っているのでしょう)

だからこそ、二人共応援したくなってくるけれど、自分ではない誰かが笹原と付き合っていることを知ったら、相当ショックを受けるだろうなぁ、と感じる。だけど、日本は一夫多妻制ではないから、どうしても、どちらかの恋は敗れてしまう。

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そうしたときに、みおちゃんだったら、みお姉とゆっこ。みさとだったら、みほしにフェっちゃんにウェボシー。

そんな親友と頼れる姉妹がいるからこそ、失恋したときにも周りが不器用なりに支えてくれるんではないかと思って、そんな未来を想像すると、やっぱり、『日常』の中ではいがみ合うことなく平和な世界を築けていることに安心感を抱いて、ホッコリしてしまう。

二人だけの戦い?


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でも、そんな笹原の奪い合いも、みお姉がダークホースになってきた予感。演劇部なのに通い続ける剣道の道場。これは、じぇんこくたいかい(全国大会)レベルの実力を衰えさせないために昔の名残で通っているのかもしれません。

だけど、みさとにとっては笹原が自分と同じ道場にまた通い始めている。もしかして、通っている理由って……私? とか考えてしまうみさととか妄想して悶絶しましたw。

だけど、みさと目当てなら、みさとがいる剣道部にいけばいい話で、演劇部を選んだ理由はただ単にそこにみお姉がいないから、とか? だから、道場にはみお姉のためにチョクチョク通っているんだと勝手に思ったりする。でも、こういう話をすると、フェっちゃんとか、ウェボシーとか喜んでからかってきそうだな。お幸せに。

というわけで、みお姉は私がもらっていきます。アデュー!

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角川書店 2011-06-24
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