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因縁の渦の中で、どうやって巻き込まれずに生き抜いていくか。


その因縁には匡平自身が関わっていることも匡平をうんざりさせるし、人がいがみ合って生きている姿を見たり聞いたりしている日々乃は落胆せずによく自分を保っていられるなぁ、と感心しきりでした。

阿幾の村に対する執着


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なんでこうも、難しくなってしまうのか。難しい展開というのは大好きなのでじゃんじゃんやって欲しいですが、その元になっている村の掟に関して、今回はあまり触れていない。阿幾が先生のことを思い出して、村をつぶしてからでないと村から出た気がしないというのは納得してしまったり。

阿幾としては村人は退避して村をつぶすのか、村の掟をつぶすのか、それとも、人も含めて村全体を葬り去りたいのかがまだわかりません。ただ、人を殺すという行為に対してためらいもなく実行できる彼にとっては、村全体を惨殺までいかないまでも、村の中核を似なっている人物を消し去りたいのでしょう。そして、自分も消してもらっても構わないという姿勢。

それぞれの思いが異なる中での四人の結託


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そんな野望を抱く阿幾を止めるべく、日向と枸雅で手を組んで、阿幾を捕まえる同盟を結成。場面としては詩緒と桐生の再お見合い(?)みたいな感じで和やかに済みましたけれど、阿幾を逃したのは日向だと疑っている枸雅と、阿幾を捕まえた後どうするかを話し合っていないので、そこら辺の齟齬が出てきそうな感じです。

枸雅側としては、あのおかしい村とは縁を切り普通の生活をした見たかった匡平と、村の人は仲間で掟だけがおかしいと少し感じ始めた詩緒。そして、匂司朗は村の掟を含めて村を愛してはいるけれど、セキの使い方に対しては疑問を抱いている。桐生としては、早く詩緒と同じような立場が羨ましいだけで、別に村の人にはそれほど関心がない。

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ある意味で、四者四様なんですよね。だけど、皆、阿幾を憎んでいることには代わりない。そこに同情の余地があろうとも、同じような罪を負ってしまった彼を野放しにしておくのは危険だし、村の代表の四人はその目論見は止めないといけない。

でも、阿幾との和解はできないんだろうか。やっぱり無理だろうなぁ。正当防衛でもなければ、関係ない村人まで惨殺した阿幾にはそれなりの罰があるべきだろう。だけど、被害者でもある彼の意志は大切にしたい。プラス先生の願いは弱き者の儚い意見として通して欲しい。だから、穏便に空守村の掟も、空守村の存在もなくして、案山子の扱い方も考える方向で進めればベストなんだろうな。

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だから、この作品の終着地点は阿幾を捕まえるということよりも、阿幾と対峙することによって、村と案山子と戦わねばならない現実を見据えて、自らの道を考えることが大事なんだろうと思う。

詩緒も桐生も、この年にして、人の悪い面だけしか見れない失望を抱えているのだから、二人で協力してその失望の傷を舐めあって欲しいと思う。まあ、お互いのパートナーとなる匡平と匂司朗もいるのだから、支えあって生きて行くことの大切さを学べた気がする。

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そんなノリで、空守村が出来上がったと思うのだけれど、そこに掟というルールがあることで、友好的な関係も狂ってしまう。ルール自体は法律と同じで悪くないことなのに、そのルールが独自ルールであるがゆえに、法律という弱者を守るための措置よりも、村の掟という弱者に不利な結末になるようになっている。

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だから、それをなくすことには阿幾と同じく賛同する。そして、社会的弱者でも平和に暮らせる村へ変革すれば、先生の死も報われるかも知れないな、と悲しさに目を潤ませるのであった。(話と関係ないけど、新キャラが非常に可愛いな。詩緒から乗り換えてしまいそうですw)

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やまむら はじめ

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