アニメ画像009

シリアスとコメディと可愛さとロリとロリとロリがある本作品。魅力が十分に発揮された初回でした。最高過ぎますって。


始まりましたよ、『ロリきゅーぶ!』。何故、アニメ化したしw。原作読んでも、ピンとこなかったけど、これは動くと可愛いんだろうなぁ、と思いながら妄想にふけっている間に実現してくれましたよ。てぃんくる絵の持ち味を出すキャラデザで、最高にロリロリしています。絵だけでも十分満足できる作品に仕上がっています。

アニメ画像002
まず、タイトルがいい。籠球と休部で『ロウきゅーぶ!』。そこには小学生のウブな感じや年齢がLowという意味も含まれているのかも知れない。そして、愛称というか、もはや、こっちが正式名称でもいい、『ロリきゅーぶ!』。とあるロリコンのせいで休部になった昴が小学生の指導にいくということで、愛称でも十分中身がわかる。そこに籠球はありませんよ。籠球は添えるだけ。バスケのスローの時の左手は添えるだけ、と同じで、きっと籠球がメインではないと思わせる作りに一部の方から絶賛の嵐です。

アニメ画像000
といいつつも、手堅い作りにしてくるんだろうなぁ、と予想していただけに、アバンのバスケの対戦にビックリした。まさか、最初からバスケを見せるとは。この入りはかなりいい。未読者が理解できるかわからないけど、もう、みんな画面に食い入るように見ている姿が目に浮かびます。智花かわいいよ智花。まあ、私のイチオシは香椎愛莉だけどね。今日は皆さんにこの名前だけでも覚えていってもらいます、と、愛莉は愛莉は思ってみたり。

アニメ画像001
その衝撃的なアバンの智花スローから、まさかのこのOP。紹介がエロゲチックw。ヒロインが5人もいるから、名前が大事なのはわかるけど、これだと、誰から攻略しようかなー、ウェヒヒヒ。とか思ってしまうのでした。でも、このOPで十分にキャラの可愛さは出せているので、小学生の頃に戻った気分で、恋愛対象として見るのも面白いかも知れない。

でも、本当に表情がいいよなぁ。てぃんくるの絵はハンコ絵に近いと思ったけど、考えを改めないといけないですね。これだけキャラの造形を壊さずに喜怒哀楽を表現出来ているなんて素晴らしすぎる。ロリ絵だと顔が小さい分、目が必然的に大きくなるし、目が大きくないと幼く見えない。だけど、それは常い目のバランスを上手く保たないとすぐに表情崩壊を起こしてしまうので、初回を見るまで不安だったのですが、杞憂に終わりました。可愛いです。

あと、OP曲が最高ですよね。きっと、今季一番だと思う。KOTOKOを作詞に使って、fripSideの八木沼悟志を作曲とか最強な贅沢ソング過ぎる。一瞬『ロリきゅーぶ!』にはもったいないと思ってしまった自分はまだまだ愛が足りない。これで、KOTOKOとナンジョルノのダブルボーカルだったら夢のよう。いやいや、声優が歌うからいいのですよ。と自分の中で葛藤が起きている。まあ、最初の3分は何アニメだよ、と思ってしまうことは必須。初回を終わっても、何アニメかわかりませんけれどねw。

アニメ画像004
本編について全然触れてなかった。このアニメはシリアス方面で期待していいと思いますよ。今回だって、バスケでの功績が認められて、スポーツ推薦で入った高校で早くも1年間の休部。それはバスケをしたいと思っても出来ない葛藤と闘いながら、ダラダラ1年間を過ごすか、または他の高校に転校するか選ばないといけない。

ミホ姉の言葉じゃないけれど、高校生の1年間は長い。それに周りはドンドン成長して強くなっていくのに、自分だけが取り残されて、1年間の休部が解けたときに、自分の実力が周りに比べて劣ってしまうことへの危機感もある。それでも、バスケを愛し続けて、バスケをこれからも続けていけるかどうか。そして、今、人生の大事な時間を無駄にしたくないと感じて行動できるかどうか。

アニメ画像005
きっと、”今”という時を感じられず、1年後の何も成長していない自分という将来への不安と絶望を抱いて過ごすことで、何が出来るのか悶々と悩む日々が続くかに思われた。そこで、ミホ姉から3日間の教育指導が入る。いや、教育指導して欲しいと指導が入る。もはや、命令。絶対命令。あんな感じで脅しているけれど、悩んでいる昴に対して、何とか希望を見出したいと思っている姿勢が見えて、結構優しいバ…お姉さんなんですよね。

まあ、ミホ姉の魂胆としては3日間試して、バスケと接することを増やして、まだ、昴の中でのバスケ愛が冷めないように、これからもコーチとして続けていって欲しいんだろうなぁ。

アニメ画像003
だけど、それに対して、勘違いする智花たち。3日間しかない貴重な時間の中で、昴に媚を売るためにメイド服に着替えて、お出迎え。ここ笑うとこ? ってなると思います。残念ながら、泣ける所です。せっかく張り切って、バスケの指導をしようと思ったら、彼女たちは違うことに熱意を燃やしていた。

アニメ画像006
まあ、智花の言う通り、楽しく出来ればいい。だけど、昴に好かれるための努力を練習に向けて欲しい。もっと、バスケに真剣に向かって欲しい。きっと、そんなことを考えていたと思う。しかも、部長が手を出した小学生が、同じように誘惑しようとする。その矛先は昴ではなくて、バスケに向けて欲しい。そんな悔しい気持ちが込み上げてきた? 深く考えれば深く考えられるけど、そこはまあ、かるーいノリで見ていいと思います。

彼女たちも夜は熱心にバスケについて学んでいるので、それなりに頑張ろうとしている。それが昴に伝わらず、空回りしている。コーチとして自分たちを見放さないで欲しいので、なんとか好意を持って接する。その好意はある意味、小学生に手を出した部長と重なって、我慢しないといけない。いや、昴はそんな感情は持たないと信じてる。それよりもバスケ。バスケがしたいです、安西先生。

アニメ画像010
とまあ、シリアス方面はこれぐらいにして、可愛さ方面をピックアップです。シャワーシーンは置いとこう。別にあってもなくても、どちらでもいい。エロ方面でも範囲を広げたという意味で必要だったかも知れないけれど、嫌悪感を抱いた人もいたので、五分五分なんだろう。それよりも給食風景が良すぎて泣ける。キャピキャピと、仲良く5人で食べている所がなんとも言えない。ここに自分も加わりたい。あぁ、自分が小学6年生の女の子だったらなぁ、なんて、本気で思うほど、楽しさを感じるシーンでした。

アニメ画像015
あとは、SNSをやってくれたのが超嬉しいです。ここはカットされるかと思ったけど、文字だけじゃなく、映像を交えることで、上手くアニメ化出来たなぁ、と感動しています。これだけで昇天ものです。とりあえずは、今は5人の仲の良さだけに注目しておけばいいかもしれない。

アニメ画像012
内容はそれほど深くはないけれど、学校でも5人一緒。部活でも5人一緒。そして、夜のネットでも5人一緒。この団結力は半端ないんですよね。みんなで一緒に何かをすることが楽しくてたまらない年頃。でも、それは年頃だけではなくて、お互いがお互いを思いやる気持ちで満たされているので、怒ったり、泣いたりするけれど、なんとか仲は悪くならないように、みんながフォローする。その優しさで満たされた空間。

愛莉もひなたも全くバスケはダメ。まあ、バスケというよりも運動神経に見込みもないけれど、でも、それでけなされたり、叱られたり、努力が足りないなどと責めたりしないんですよね。だから、基本はSNSと同じ。バスケというツールを使って、みんなが仲良く一緒に遊んで楽しく過ごす。それを彼女たちは目指しているので、強くなろうというよりも仲良く楽しもうという感じがして、初回はほんわかしていていいですね。

アニメ画像014
でも、真帆が時々見せる強さへの執念。その根拠・本当のことは次週以降明らかになると思う。小学生の男の子に恐喝される高校生の図。5 vs 1とは卑怯だぞ、貴様ら! そのまま最終日に体育館に訪れない昴。どうなるんだぁ!(もし、これで昴が負けていたら、笑える展開だなぁw) あぁ、とりあえず、愛莉かわいいな愛莉。

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
蒼山 サグ てぃんくる

ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫) ロウきゅーぶ!〈3〉 (電撃文庫) ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫) ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫) ロウきゅーぶ! 6 (電撃文庫 あ 28-6)

by G-Tools