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黒猫無双。黒猫の栄光はない挫折と努力と憂鬱の日々。それを打開するための仲間探しに一つの結論。


あぁ、黒猫可愛いなぁ。直球なのに変化球みたいな感じ。マッスラとかナチュラルシュートみたいな感じ。告白キタコレ。でも、俺には麻奈実という選択肢が…というエロゲ脳にはならなかった今回の京介。

見せ所はあまりなかったけど、見所は多かった今回


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ある意味、麻奈実ルートはセーブして、黒猫ルートを選んでバッドエンド。仕方なく、ロードして麻奈実ルートでトゥルーエンドというのが彼の人生になるのでしょう。

そう考えると、純真に生きてきた京介にも恋愛面や価値観の面での変化が見えて、それを成長と呼ぶのか人の道を外れたのかわかりません。

で、今回の話は正直、淡々としていて、あまり好ましく感じなかったのが正直な所。別に悪いというわけではありませんが、黒猫なら、我らの黒猫さんならやってくれると思っていた。

まあ、あの単語を4回言わせた倉田は鬼畜としか言いようがありませんけどね。花澤さんの清純さを返せ、コラw。

黒猫の挫折と努力と挽回


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これも、アニメ第8話だったかな。盗作疑惑話→アニメ化話に改変してしまった影響が出てしまっているんですよね。
原作既読者ならわかると思いますけど、黒猫は自画自賛で自分に自信があり、それは周りの世界に見せていないために井の中の蛙大海を知らず状態になっていたんですよね。
まあ、同じような感じで桐乃もやっていたけど、彼女は彼女なりにケータイ小説として世の中に披露していた。才能の違いと言ってしまえば、それまでだけど、クリエイターとしての資質や流行に敏感だった。たった、それだけのことで、黒猫は自分の努力の賜物をけなされた。

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それは悪友としての叱咤激励として受け取ればいいけれど、たった一人の読者に否定されることは、もう一人、また一人と広めていくには相当の自信がいる。

一人といえど、否定率100%なので、二人目も否定されればその数値は下がらない。しかし、二人目で称賛されれば五分五分。そんな気持ちで楽観と不安で埋め尽くされた黒猫と桐乃二人の作品披露感想の流れ。

そして、出版社で黒猫は叩き潰される。文字通り、叩かれたわけです。その道の人からの将来を見据えたアドバイスと受け取るか、自分には向いていないと烙印を押されたと感じるかは人それぞれ。

でも、精神的ショックは大きかったと思う。この部分が放映されていれば、今回の話はもっと面白みというかシリアス面で考えさせられた部分が大きかったと思う。

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自分に自信がなくなっていた彼女としては、どうにか努力でなんとかしたいと願った。あの分厚い分量(時速6,000バイト)の小説もイラストもスクリプトも設定資料集も何もかも、彼女の努力の結集だった。成果であった。だけど、それでは何か足りない。

それは今回大きな問題となったバグだらけのゲームではなくて、彼女の根本的な問題なのだろうと思う。一人で過ごす時間が多い彼女にとっては、経験や一人で得られる知識だけでは敵わない先の見えない絶望みたいなものだったと思う。

一人ではなく二人で…。


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一人ではなく二人で…。そういう意味で協力した同人ゲーム。一人がダメなら、仲間を作って。自身への評価はその分、薄くなるけど、ダメージもその分、軽くなる。そして、一緒に作業することで連帯感からくる結束力や仲間意識。そういったものが、黙々と一人で作業するよりも、雰囲気だけでも楽しくなるし、出来たときの喜びもひとしお。

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そういう意味で新たな一歩を踏み出した黒猫。出版社で一個人を否定された彼女が仲間を作って再挑戦した。けれど、結果はクソゲー。そこに笑いがくるか、涙がくるか、それは視聴者次第。
クソゲーに認定されるという最悪の結果であれ、BESTを取れた。一応のNo.1だ。
何がいけなかった、何が悪かった、誰がいけなかったとか、この後、色々揉めることになるかも知れないけれど、そんなやりとりも一人では味わえない成果。

次へと活かす反省にもつながり、また、奮起して見返してやるみたいな黒猫と赤城二人の意志が伝わってくるような幕切れ。

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クラスで一人になるのもいい。二人一組で余ってしまうのも仕方ない。一人で弁当を食べて何が悪い。そんな彼女にも学校生活でも悪友が出来た喜びを味わえるのも一つの人生のエッセンス(まあ、オフ会で桐乃という悪友が出来たのと同じように、友達は皆悪友であることが彼女にとっての親友の在り方なのかも知れない)。

それに今回は京介が絡んでいないのも大きな進歩なんですよね。まあ、京介に対して誘惑まがいな態度をとっていたのも、絡んで欲しい、構って欲しい願望の表れだったのかも知れない。だけど、京介はある程度しか接近してこなかった。赤城と仲良くするために手助けもしなかった。

結果よりも過程の大切さ


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京介を介さない人間関係のやりとりを黒猫は土下座覚悟で習得できた。まあ、傍目に見ても、不器用なやり方だったけど、不器用な赤城にはちょうどいい対応だったのかも知れない。どちらも優劣をつけないような対等な関係。友情は見返りを求めない。京介と赤城、黒猫と赤城妹という同性同士のカップリングが出来上がった(この表現使うと赤城妹が喜びそうだなw)。

とりあえずは、黒猫としての成長に喜びを見いだせた今回。まあ、あの言葉を連呼するからこそ、放映できなかったのかも知れないけれど、この成長というのは第2期があれば非常に重要になってくると思う。それに、京介との関係もそれなりに新たな進展を見せた。

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うん、その部分では満足です。黒猫の両足をモジモジさせる様子や、足の先を差し出す様子は何よりもエロかったし、普通に男性の部屋のベッドで横たわっている彼女も魅力的だった。

誘われている京介が勘違いせずに普通以上のリアクションを見せなかったのは、黒猫が外見的な魅力ではなく、内面的な魅力で勝負して欲しいと思ったせいでもあると思う。

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成長過程の彼女にはまだ伸びシロがある。彼女としては擬似家族や先輩後輩みたいな関係の京介を気に入っている部分が大きいだろうけど、周りの男性に目を向けてみて、再度、京介を選んで欲しいかも知れない。

その大切さを感じる時が勝負のしどころだと思うので、本心からの本当の告白が見てみたい気もします。