一シーンしか出ていないサブの二人にかなり注目してしまった私もやっぱり変態なんだろう。いや、みんな変態でいいと思うよ。
あぁ、今回は露骨だなぁw。もう、比喩とか暗喩とかそんなんじゃなくて、即想像したものがそれがエロス。だけど、健全な我がブログではエロについては一切触れない。いや、触れないで最後まで見たい。
これは原作含めてのスタッフと視聴者との戦いだと思う。エロに反応してはダメだ。別に禁止しているわけではないですけど、理性と常識と良識と本能が入り混じる世界。
その世界で何を選択させようとしているか、奈緒たち女性陣の誘惑という罠に引っかかるか引っかからないか視聴者は試されている。
もうね、何がこれで、何があれでって説明していたら、いや、説明することなく、視聴者の理解を得ようとすることを放棄していますね。縁日の屋台を巡るような感じで、3人のメインヒロインが文字通り食い物にされている現実が色々と酷い。
キャラが勝手に動いているのではなく、動かしている。質の良い作品になると、書き手が考えることなくキャラが勝手に動いてストーリーを変化させていく。
そんな印象を読み手に抱かせることがキャラへの感情移入への第一歩であり、作品やキャラにはまるきっかけでもあるんですよね。だけど、この作品はあえてそれを放棄している。だからといって、これが質の良くない作品だと言っているわけではないですよ。
書き手が意図的な行為で、そういう戦略を練っているように見えるんですよね。
つまりは修輔は視聴者になるのだけど、修輔に変態属性を持たせることで視聴者からの共感が得にくくなっている。
きっと、それがこの作品の面白い所だと思う。変なエロラブコメで終わらせない雰囲気を演出しているのはそのせいで、修輔に共感=変態という図式になっているので、それが視聴者の理性のストッパーになっているのかも知れない。
そんな理性をどこに向ければいいのか悩んでいるうちに、AGE探検隊が追い撃ちをかけてくる。
修輔はただのリア充で、視聴者の俺らはAGE探検隊なんだ、と感じさせるように誘導してきては、彼らの思惑が外れることを期待している部分があったりして、最終的に選ぶ道が気になってしまう。
そこで現実を見て事故満足、もとい、自己満足で終わるのかなんですよね。
あぁ、何が言いたいかわからなくなってきた。これも、奈緒たちの思惑にかかっていると考えると、彼女らに負けない自分を保ち続けたいと変に強がってしまう。
大方の視聴者が尋乃の目で見ていると思う。常識人として、ただ単に興味があるという感じで、修羅場る楽しみ。
まあ、彼女は奈緒と彩葉のライバル関係しか知らないので、それだけでも興奮している彼女を見ていると、視聴者としては繭佳との関係も知っているので、より彼女より泥沼感を楽しめ、ちょっとした優越感に浸ることができるんですよね。
尋乃が繭佳のことを知るという展開も期待できるし、それは妄想で補完することもできる。
どちらにしても、修輔がバッドエンドで終わることを期待している節がある。奈緒と彩葉という友達としてなら、二人の修羅場を出来るだけ円満解決して、自分たちの友情にヒビが入らないようにすることが先決だと思う。
いや、これはアニメというフィクションだから楽しめるのであって、現実に友達が恋愛ごとで揉めていたら困るので、仮想現実として見れる気軽さもあるでしょう。
私個人としてはその楽しみ方もいいけれど、春華の視点で見るのも面白いと思う。
この作品にとっての救いとなる人物なので、いつでもその視点だったと言えるようにしておきたい。
だけど、彼女は彼女として、やっぱり、関与しない冷たさもあるので、心の中では楽しんでいるかも知れないという邪推が生まれてしまう。
彼女は良い人、大丈夫だ、問題ない。と、思っていた最初は委員長として普通を装っていた繭佳でさえも、あちらの魔の手に染まってしまったので油断できない所がこの作品の怖い所。
本当の意味でバッドエンドになるとしたら、彼女も実は……、ということになるのだろう。私個人としてはメインヒロインの3人の恋路よりも、春華の動向が最近は気になって仕方ないです。
どんな終わり方でも、この作品は受け入れられる。BLも、修羅場も、あるんだよ。
やっぱり、人としての何かを試されている気がする……
これは原作含めてのスタッフと視聴者との戦いだと思う。エロに反応してはダメだ。別に禁止しているわけではないですけど、理性と常識と良識と本能が入り混じる世界。
その世界で何を選択させようとしているか、奈緒たち女性陣の誘惑という罠に引っかかるか引っかからないか視聴者は試されている。
もうね、何がこれで、何があれでって説明していたら、いや、説明することなく、視聴者の理解を得ようとすることを放棄していますね。縁日の屋台を巡るような感じで、3人のメインヒロインが文字通り食い物にされている現実が色々と酷い。
これは彼女たちの意志で、彼女たちの感情を尊重して動いているように見せて、実は第三者の願望だったりもする。
キャラが勝手に動いているのではなく、動かしている。質の良い作品になると、書き手が考えることなくキャラが勝手に動いてストーリーを変化させていく。
そんな印象を読み手に抱かせることがキャラへの感情移入への第一歩であり、作品やキャラにはまるきっかけでもあるんですよね。だけど、この作品はあえてそれを放棄している。だからといって、これが質の良くない作品だと言っているわけではないですよ。
書き手が意図的な行為で、そういう戦略を練っているように見えるんですよね。
奈緒や彩葉が修輔を攻略しようと必死になるように、視聴者を攻略するにはどうすればいいか書き手が考えて、視聴者のためにキャラを動かしている。
つまりは修輔は視聴者になるのだけど、修輔に変態属性を持たせることで視聴者からの共感が得にくくなっている。
きっと、それがこの作品の面白い所だと思う。変なエロラブコメで終わらせない雰囲気を演出しているのはそのせいで、修輔に共感=変態という図式になっているので、それが視聴者の理性のストッパーになっているのかも知れない。
そんな理性をどこに向ければいいのか悩んでいるうちに、AGE探検隊が追い撃ちをかけてくる。
修輔はただのリア充で、視聴者の俺らはAGE探検隊なんだ、と感じさせるように誘導してきては、彼らの思惑が外れることを期待している部分があったりして、最終的に選ぶ道が気になってしまう。
そこで現実を見て事故満足、もとい、自己満足で終わるのかなんですよね。
視聴者は尋乃と春華に感情を委ねればいいと思うよ
あぁ、何が言いたいかわからなくなってきた。これも、奈緒たちの思惑にかかっていると考えると、彼女らに負けない自分を保ち続けたいと変に強がってしまう。
そこでデジャヴった尋乃に対する春華の言葉「いい死に方しないよ」なんですよね。三角関係を見ているのが楽しい。そんな尋乃とそれを傍観者視点で見ているのが春華で、この二人のどちらかしか逃げ場はないんですよね。
大方の視聴者が尋乃の目で見ていると思う。常識人として、ただ単に興味があるという感じで、修羅場る楽しみ。
まあ、彼女は奈緒と彩葉のライバル関係しか知らないので、それだけでも興奮している彼女を見ていると、視聴者としては繭佳との関係も知っているので、より彼女より泥沼感を楽しめ、ちょっとした優越感に浸ることができるんですよね。
尋乃が繭佳のことを知るという展開も期待できるし、それは妄想で補完することもできる。
どちらにしても、修輔がバッドエンドで終わることを期待している節がある。奈緒と彩葉という友達としてなら、二人の修羅場を出来るだけ円満解決して、自分たちの友情にヒビが入らないようにすることが先決だと思う。
だけど、そんな友情よりも昼ドラを見るような展開が楽しみで仕方ないという他人の不幸は蜜の味思考の彼女に共感できる視聴者も多数いるだろう。
いや、これはアニメというフィクションだから楽しめるのであって、現実に友達が恋愛ごとで揉めていたら困るので、仮想現実として見れる気軽さもあるでしょう。
私個人としてはその楽しみ方もいいけれど、春華の視点で見るのも面白いと思う。
そんな反応を示している尋乃に対してツッコミを入れるけれども、決して手出しはしない。そこが視聴者にとっての最後の逃げ場。
この作品にとっての救いとなる人物なので、いつでもその視点だったと言えるようにしておきたい。
だけど、彼女は彼女として、やっぱり、関与しない冷たさもあるので、心の中では楽しんでいるかも知れないという邪推が生まれてしまう。
彼女は良い人、大丈夫だ、問題ない。と、思っていた最初は委員長として普通を装っていた繭佳でさえも、あちらの魔の手に染まってしまったので油断できない所がこの作品の怖い所。
本当の意味でバッドエンドになるとしたら、彼女も実は……、ということになるのだろう。私個人としてはメインヒロインの3人の恋路よりも、春華の動向が最近は気になって仕方ないです。
どんな終わり方でも、この作品は受け入れられる。BLも、修羅場も、あるんだよ。
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