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微妙だ。絶妙に微妙だ。面白いんだか面白くないんだかわからない絶妙な面白さ。なんだろうね、この感じは。


感想切ろうか迷うなぁ。くぎゅ成分を除けば、それほど見るべき点というのが少ない印象。でも、月曜日は何もアニメないから続けるだろうな。そういう意味では木金のアニメが移動してきたら敗れてしまうくらいに作品の魅力を引き出せていないんですよね。

まだ、序章段階だから仕方ないにしても、独特の言葉を用いながらも説明なしに進んでいく展開は狙ってのことなのか、それとも割愛してその謎を楽しむという路線なのか迷う所ではあります。初回もそうだったけど、現段階で評価しにくいんですよね。そういう意味では引きの良さが視聴者を惹きつけているのだろう。

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でも、なんとなくではありますが、雰囲気だけで言葉の意味がわかってしまうのも、アニメの魅力の一つではあるんだろうなぁ。少しでも間違ったら、視聴者置いてけぼりになってしまうので、核心に迫ることなく視聴者の判断が早くなってしまうことも考慮して欲しいとは思う。今の所、それほど難解なワードで引っかかることはない。

オニキスのプライドと人間から見た「物」としての扱い


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ロストプレシャスって言葉の意味がわからないけど、直訳すると「失われた貴重な物」なので、宝飾品とかと同じような扱いになるんだろう。価値の高い「物」として丁重に扱っている博士を見ると、少し滑稽に思えてしまうけど、徐々に明らかにしていくことで段々と整理がついてくる。

で、そのロストプレシャスとしてのドラゴンであるオニキスが「目標」という言葉だけで殺意がわくのは

自分が貴重な「物」として扱われることが不快に思ったんだろうな。


そう言いつつも、竜司のことは虫けら扱いしているのは「物」として扱った人間に対する反感か、それとも、ドラゴンというプライドの高さからくるものだろうか。

でも、純真無垢なローズを見ていると、後者ではなさそうなイメージではあります。彼がどのような人生を送ってきたかわからないけど、何か救ってあげたい気分にはなりました。少々ムカツクのは、神谷さんなら仕方ない。

ロストプレシャスに踊らされる人生を悲観する


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まあ、その彼と同じように竜司も親から見放されている感じがして可哀想に思ったけど

竜司の親もロストプレシャスに踊らされただけの犠牲者の一人にすぎないってことさ。


うん、そのようにした世界が悪い。まあ、竜司の幼少期に迷子になったのも、両親がロストプレシャスに夢中になって息子の存在を忘れていたように捉えれば、竜司のロストプレシャス嫌いも理解できる。

そんな苦手なロストプレシャスとしてのローズに対しての思いの変化が今後気になるポイントにはなってきそうですね。ローズに無条件の愛情を注がれる竜司の後ろめたさと、その歯がゆさの間にどんな感情が二人の間に芽生えるかでしょうね。まあ、それよりも初回の照れ具合で江藤さん推しになっている自分としては彼女の出番を心待ちにしております。