2chの反応見ているとほとんど新宿から近い人を選んだみたいね。
神奈川なんて私くらいでは? そんな感じで行ってきました。

楽しかった。イベントのトーク自体も面白かったし、作品としての出来は最高以外の言葉では語り尽くせないくらいに、クオリティの高さを魅せつけてくれた。

まあ、先行上映会なので上映ネタバレは禁止のお達しが出ましたので、インタビューについては話していいみたいなので、そこで作品の中身に触れたところは書いてもいいみたいです。

来年一番期待している『GOSICK』の上映会とあって楽しみで震えが止まらなかったまま、現地到着。男女比が6:4くらいで女性が多く目立っていましたね。直木賞もとった桜庭一樹のファンとして、『GOSICK』に触れた女性が増えているのかな? それとも、恣意的に角川側で選んだ人選をしたか気になる所。男性では30代や40代近い人も多く、意外にアニメの上映会といった雰囲気ではなかったのがなんとも面白かったですね。

まあ、そんなこんなで10分押しで第1話上映。作品内容に触れてはいけないということだったのですが、一言だけいうならば、ハルヒの初回を見た衝撃を受けました。かなり、痺れました。一アニメとして放送するのがもったいないくらいに万人の目に触れて欲しい作品だと思いましたね。

OP・EDありだったので、OPを歌う「yoshiki*lisa」(初めて聴く名前ですね)さんも最後だけちょろっと登場して挨拶して帰って行きました。綺麗な若い女性の方で、これまた皆の反応次第では人気でそうなアーティストになりそうな感じ。

そして、鑑賞を終えた後に司会者が出てきて、江口さん入場。どこぞのイケメン俳優かと思いましたよ。背が高くて、声も若々しいのでこれからの成長に期待です。まあ、明るい感じの方で、作品の暗い雰囲気を打開するトークはそれなりに上手かったです。だけど、作品の空気を壊さないところにプロ意識を感じます。

男はどうでもいいのです(しどいw)。ヴィクトリカ役の悠木碧さんが来たときには盛大な拍手がありましたけど、悠木碧さん目的で来た感じの会場の盛り上がりではなかったので、声オタはそれほどいなかったと思う。まあ、その悠木碧さんがヴィクトリカのコスプレ(本人曰く一点物で作られたのでコスプレとは言わないそうです。後日同じものを販売)をして現れて、そのキュートさにやられました。

司会の方も仰られていましたけど、悠木碧さんが小さいおかげで、久城とヴィクトリカのような感じで作品とリンクした感じがまた良い味出していました。しかし、悠木碧さんは小さいとは聞いていたけど、生で見ると本当小さい。小学生と間違えられてもおかしくないだろう。江口さんと首二つ分ぐらい身長差がありました。

まあ、上映始まってすぐのヴィクトリカの第一声で悠木碧だと確信できましたけどね。このあと登場した桜庭一樹曰く、「ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド」のミナの演技を見て、この子ならヴィクトリカを演じることができるとオーディションでピーンときたそうです。まあ、私もヴィクトリカのしゃがれた老婆の声のような女の子を演じられるのは、斎藤千和さんか悠木碧さんだと思っていたので、この決断は間違っていませんでした。本人も中学生時代に『GOSICK』を読んでいたらしく、この老婆声なら私しかいないと思っていたそうなので、両者の思惑が一致した感じです。

悠木碧さんはつくづくすごいと思うのは、会場の雰囲気を一気に明るくすることが出来る所ですね。本当に18歳か?と思うほどのトークの上手さが光り、空気の読めるツッコミを何度も江口さんに入れていました。アドリブでヴィクトリカ声にして説教するのがなんとも面白い方だと思いましたよ。

で、その空気を変えるお二人。難波日登志監督と原作の桜庭一樹です。なんというか、難波監督は別にそれほどでもないけれど、桜庭一樹の負のオーラがすごいですね。全身に全世界の不幸を背負わされたような沈んだ感じで登場するんだから、本当、小説家は奇妙な人が多いものです。まあ、桜庭一樹の大ファンな私が想像していた以上に暗かった。だからこそ、ああいうシリアスな作品が書けるんだろうなぁ。ちなみにわかっている人は多いと思うけど女性です。

そんな二人のお通夜のような感じのムードをなんとか明るくしようと、悠木碧さんが盛り上げていたのには泣けた。本当、この子は天才だと思う。『GOSICK』が流行するようなことがあれば、一気に名の知れた声優になる力を秘めていますね。桜庭一樹にリスペクトされていた悠木碧さんの照れ具合が可愛かった。いや、何かにつけ可愛かったような気がする。

で、司会者がなんとか難波監督に監督らしい発言をさせようと頑張っていたのにも泣けた。私としては初生監督なので、普通はこんな感じなのかもしれないので失礼なことを言っているような気がする。

その難波監督はヴィクトリカのふわふわとしたフリルを動かすための作画にこだわったというか、アニメーターから不満がきたようで、だけど、きっちりと描けていたので、BONESの頑張りを作画好きな人は見てあげてください。あと、角川の社長も言っていたけど、背景が素晴らしいんですよね。圧倒的に綺麗な背景と美術。

桜庭一樹も言っていたけど、図書館塔の本棚を綺麗に描いていたのは壮観でしたね。この空間は本当すごい作画力だと思う。そして、塔の上に描いている宗教的な抽象画がすごいと、桜庭一樹絶賛でした。第1話に1枚だけ出てきますけど、全4枚あってそれぞれに意味があるので、それを見て欲しいという難波監督でした。

まあ、難波監督が言うに、『GOSICK』は舞台描写や設定が事細かに書かれているので、それを忠実に再現するだけでいいので楽(?)というのも変だけど、作り易い作品ではあったようです。だから、流れる映像が原作既読者のイメージからそれることはないので、それだけは安心していいようです。もう、難波監督と桜庭一樹は相思相愛って感じでしたね。良いムードで制作が進んでいるようです。

で、忙しくてこれなかったシリーズ構成の岡田磨里からメッセージが届いているということで、悠木碧さんが読み上げます。アドリブを利かせて、ヴィクトリカ声で不気味な感じを出して、岡田さんのイメージが悪くなりますから、というツッコミが司会者から入り断念。それに対し、今度は続きをロリ声で可愛く読み上げた悠木碧さんの盛り上げる精神に感服です。内容はそのせいで覚えていないw。だけど、脚本も後2話で終わるというので順調ぶりをアピールです。難波監督からは岡田磨里を素晴らしい人です、とフォローも入りました。

で、原作の告知に入るんですが、『GOSICK』は今、長編が6巻出ていて、短編が3巻出ています。そして、3月に長編の7巻を出し、すぐさま、短編の4巻も発売。これはすでに出来上がっているようです。そして、今、8巻を執筆中で、この巻は6月に発売でラストになるそうです。つまりは、事前情報通り、原作とアニメ(2クール)が一緒に終わる、『とらドラ!』方式を採用したということですね。

最後まで原作に忠実な展開が予想されます。それと、ラストの8巻を桜庭一樹が執筆中ということは、岡田磨里は最終回の脚本を書けないので、手持ち無沙汰ということに…。つまりは1月開始の『フラクタル』と『放浪息子』の脚本で手が一杯な印象を受けますね。まあ、会場では雰囲気を悪くしないために『GOSICK』の脚本を頑張って書いているということになりましたけどね。

あとは「yoshiki*lisa」さんの告知で悠木碧さんがタイトルを読めず、カミカミだったのが可愛かった。本当、最後まで盛り上げてくれる人でした。そんな感じで『GOSICK』を応援お願いします。本当に大ヒット間違いなしだと思われる出来なので、初回だけは見逃さないようにしてくださいね。