お、という感じで出番の姫神と、お?という感じのシェリー。
ネセサリウスってなんだと思ったら、随分前に出ていた単語だったのね。
この作品は常識だけでなく、造語やキャラ名など覚えることが多すぎます。
まあ、その分、大いに楽しませてもらっているからいいんだけどね。
で、そのネセサリウスについて少しだけ調べたら「必要悪の教会」と出てきた。
一期の最初の方で語られたかも知れないけれど忘れていたなぁ。
前回に言ったイギリス清教という中にあって、魔術を使うことで神に逆らい、
悪魔に身を捧げることは異端じゃないかと思っていたんだけど、
毒をもって毒を制すのか、ステイルたちは魔術を使うことは容認されていた。
だけど、必要悪って本当に必要なのか?
今回も姫神が犠牲になっていたけど、悪を制するために悪になるのって、
かなり本末転倒な気がするんだよ。まあ、姫神は一般人だけど。
それって、イギリス清教が唯一の宗教であるということを証明するために
周りの宗教を迫害し、潰し、争ってきた歴史が正当化されるということ。
自分たちは正しい。
ゆえに周りが間違っていることを正すために、自らその間違いを周りに広める。
間違いが間違いであることを、間違いな行動で正す。
そして、その間違いが自分たちに跳ね返ってくることも予想できる。
いわゆる抗争だ。戦争だ。殺し合いで争いあいだ。
イギリス清教は自分たちの正義の力を信じることが出来ないゆえに、
どこかに力を求める。それは信じる対象の力が弱いのだと思い込んで……。
いや、実際に弱いのかも知れない。イギリス清教が正しいと確信がないのだから。
だから、魔術を求めた。それが必要悪だと。それが認められるだと。
そんなふざけた幻想をぶち殺す!!
って、熱くなってしまった。いやー、ただ単なる鬼ごっこがここまで、
肥大化するとはね。思ってもみなかったよ。上条さんが相対して逃げられて、
再度、交戦するというのは初めてじゃないかい。
上条さんにとっては正しい事は何かわからないがゆえに、
イギリス清教の目論見とか狙いとかはどうでもいいんだろう。
だけど、自分の親しい間柄となる犠牲者が出ることは許せない。
いや、実際に自分に当てはめて経験したら、同じ気持ちになるだろう。
上条さんは間違ってはいない。他が間違っていることにも気づいていない。
ただ、怒りだけが先行して周りが見えないのはよくあること。
きっと、イギリス清教の発端もそういうことなのだと思いますよ。
やられたら、やり返せ。取られたら、取り戻せ。
堂々巡りで解決しない問題を一つ一つ片付けているふりをする。
私にはそう見えているんだけど、少しずつ進展はしているんだよなぁ。
ここがこの作品の持ち味でもあり、見せ場を作る上手い所です。
今回の焦点はペテロの十字架だっけか。スタブソードとサブタイが
ついているから、勘違いしてしまいそうだけど、スタブソードはないんだよね。
上条さんが追っているのはペテロの十字架を立てるのを阻止することだよね。
しかし、おかしい話だよな。ペテロの十字架を立てれば、周りが幸福になり、
かつ、ローマ正教の支配下におかれる。幸福になるだけならいいのだけど、
その後者があるがゆえに争いが起きる。派閥抗争が起きる。
そして、犠牲者も出る。そういう意味ではペテロの十字架の効能自体に、
少し疑問を持ってくるよ。本当にそれは正しい情報なのか?
まあ、とりあえず、にゃーはともかく、姫神という犠牲者が出たので、
オリアナはごめんなさいじゃ済まないよね。勘違いで人を殺したとか、
本当、終身刑以上の判決を求めるよ、私は。
でも、上条さんやインデックスを本気で殺そうとしたシェリーも普通に出ているし、
風斬氷華は殺されそうになって、フェードアウトした彼女はシェリーを
今は恨んでいるのか、それとも、インデックスとの思い出にかき消されたか。
うーん、後者であって欲しいと願うんだけど、すごい気になる。
超電磁砲では佐天さんの行動に罰を受けたというエピソードがあるだけに、
シェリーが普通にイギリス清教でステイルと話しているのがなー。
ここは気にしないでおこう。反省すれば許される社会。
やっぱり欲しいよ、裁判制度。これから作り上げていくのだろうか。
今は上条さんが法。今回だと、オリアナは戦犯裁判ものだろうよ。
まあ、姫神さんが久々に登場して喜んでいたら、華麗に消えました。
不幸だー! こんな役だけじゃなくて、もっと彼女に良い出番を……。
でも、やっぱり小萌先生と姫神のカップリングは最高だお。
この二人の関係ってお互い知り合って間もないから親しくなさそうに見えて、
上下関係のない屈託の無い会話ができるほどに関係が進んだのが嬉しい。
小萌先生の笑顔が嬉しい。姫神の笑顔はもっと嬉しい。
なんか大好きな美琴よりも大好きになっていた二人なのであった。
この作品は常識だけでなく、造語やキャラ名など覚えることが多すぎます。
まあ、その分、大いに楽しませてもらっているからいいんだけどね。
で、そのネセサリウスについて少しだけ調べたら「必要悪の教会」と出てきた。
一期の最初の方で語られたかも知れないけれど忘れていたなぁ。
前回に言ったイギリス清教という中にあって、魔術を使うことで神に逆らい、
悪魔に身を捧げることは異端じゃないかと思っていたんだけど、
毒をもって毒を制すのか、ステイルたちは魔術を使うことは容認されていた。
だけど、必要悪って本当に必要なのか?
今回も姫神が犠牲になっていたけど、悪を制するために悪になるのって、
かなり本末転倒な気がするんだよ。まあ、姫神は一般人だけど。
それって、イギリス清教が唯一の宗教であるということを証明するために
周りの宗教を迫害し、潰し、争ってきた歴史が正当化されるということ。
自分たちは正しい。
ゆえに周りが間違っていることを正すために、自らその間違いを周りに広める。
間違いが間違いであることを、間違いな行動で正す。
そして、その間違いが自分たちに跳ね返ってくることも予想できる。
いわゆる抗争だ。戦争だ。殺し合いで争いあいだ。
イギリス清教は自分たちの正義の力を信じることが出来ないゆえに、
どこかに力を求める。それは信じる対象の力が弱いのだと思い込んで……。
いや、実際に弱いのかも知れない。イギリス清教が正しいと確信がないのだから。
だから、魔術を求めた。それが必要悪だと。それが認められるだと。
そんなふざけた幻想をぶち殺す!!
って、熱くなってしまった。いやー、ただ単なる鬼ごっこがここまで、
肥大化するとはね。思ってもみなかったよ。上条さんが相対して逃げられて、
再度、交戦するというのは初めてじゃないかい。
上条さんにとっては正しい事は何かわからないがゆえに、
イギリス清教の目論見とか狙いとかはどうでもいいんだろう。
だけど、自分の親しい間柄となる犠牲者が出ることは許せない。
いや、実際に自分に当てはめて経験したら、同じ気持ちになるだろう。
上条さんは間違ってはいない。他が間違っていることにも気づいていない。
ただ、怒りだけが先行して周りが見えないのはよくあること。
きっと、イギリス清教の発端もそういうことなのだと思いますよ。
やられたら、やり返せ。取られたら、取り戻せ。
堂々巡りで解決しない問題を一つ一つ片付けているふりをする。
私にはそう見えているんだけど、少しずつ進展はしているんだよなぁ。
ここがこの作品の持ち味でもあり、見せ場を作る上手い所です。
今回の焦点はペテロの十字架だっけか。スタブソードとサブタイが
ついているから、勘違いしてしまいそうだけど、スタブソードはないんだよね。
上条さんが追っているのはペテロの十字架を立てるのを阻止することだよね。
しかし、おかしい話だよな。ペテロの十字架を立てれば、周りが幸福になり、
かつ、ローマ正教の支配下におかれる。幸福になるだけならいいのだけど、
その後者があるがゆえに争いが起きる。派閥抗争が起きる。
そして、犠牲者も出る。そういう意味ではペテロの十字架の効能自体に、
少し疑問を持ってくるよ。本当にそれは正しい情報なのか?
まあ、とりあえず、にゃーはともかく、姫神という犠牲者が出たので、
オリアナはごめんなさいじゃ済まないよね。勘違いで人を殺したとか、
本当、終身刑以上の判決を求めるよ、私は。
でも、上条さんやインデックスを本気で殺そうとしたシェリーも普通に出ているし、
風斬氷華は殺されそうになって、フェードアウトした彼女はシェリーを
今は恨んでいるのか、それとも、インデックスとの思い出にかき消されたか。
うーん、後者であって欲しいと願うんだけど、すごい気になる。
超電磁砲では佐天さんの行動に罰を受けたというエピソードがあるだけに、
シェリーが普通にイギリス清教でステイルと話しているのがなー。
ここは気にしないでおこう。反省すれば許される社会。
やっぱり欲しいよ、裁判制度。これから作り上げていくのだろうか。
今は上条さんが法。今回だと、オリアナは戦犯裁判ものだろうよ。
まあ、姫神さんが久々に登場して喜んでいたら、華麗に消えました。
不幸だー! こんな役だけじゃなくて、もっと彼女に良い出番を……。
でも、やっぱり小萌先生と姫神のカップリングは最高だお。
この二人の関係ってお互い知り合って間もないから親しくなさそうに見えて、
上下関係のない屈託の無い会話ができるほどに関係が進んだのが嬉しい。
小萌先生の笑顔が嬉しい。姫神の笑顔はもっと嬉しい。
なんか大好きな美琴よりも大好きになっていた二人なのであった。
コメント一覧 (4)
解説するのは迷惑じゃないかとも思いましたが
こればっかりはアニメだけじゃ知りえないと思いましたので
まず必要悪の教会は本来魔術大国イギリスにおいて対魔術師用に作られた部署なので
本来他宗教を弾圧することは目的ではないです(まあ所謂魔女狩りですから非道さはあまり変りないかもしれません)
なんでも汚れ役だったものが実績を上げ続けた結果いつしか実権すら握るようになったとか
そしてシェリーは貴重な人材で利用価値が高いため謹慎処分で済んでいるんだそうです
ちなみにステイルはシェリーとは機会を見て炎剣を使った話し合いをするつもりです(勿論インデックスを襲ったため)
> 本来他宗教を弾圧することは目的ではないです
なるほど、なるほど。アニメだけでは伝わりにくいですね。ここはスタッフも原作既読者の情報補完を期待している側面もあるのか、それとも、必要ないと判断したのかわかりかねますが、こういった補完情報は助かります。
他宗教の弾圧ではないとはいえ、その部署が成長していつの間にか、敵対する関係になっているのは果たして、必要悪と言えるのか結構疑問に思ってしまうんですよね。これは未読者の戯言と思ってください。保身のためとはいえ、結果的に関係のない犠牲者が出てしまったことは問題にしては欲しいと思うんですよね。
> そしてシェリーは貴重な人材で利用価値が高いため謹慎処分で済んでいるんだそうです
シェリーは1期のラストの登場からうやむやなまま、また2期で突然出てきて、何の説明もなくステイルと会話している所にすっごい違和感あったのはちょっと勘弁して欲しい所ではあります。あれだけ暴走して利用価値を考慮して、というのも何か能力至上主義みたいで許される社会に疑問ですね。
まさに必要悪の教会はそうなんですよ
実績を上げ続けた結果周りから認められていったという成り立ちが大きな原因と思われますが
完全な実力主義で実力さえあれば十字教に関係のない魔術を扱ってもいいほどだそうです
実際それで英国を守ってきたわけですから間違っていると断ずることはできませんが
やはり当初の存在意義からは歪んでしまっている気がしますね
なるほど。まさに必要悪ということですね。私もそろそろ必要悪として受け入れなければいけないような気がしてきました。そういう意味では一貫して必要悪の社会を認め続けているのがイギリス清教のやり方だということですね。段々わかってきました。
これからはイギリス清教でどれだけ実力(能力)と正義(徳)のギャップ差が生まれるかを見ていきたいと思います。まあ、ステイルも第一期で乱暴だったけど無害な上条に魔術を使っているくらいだし、イギリス清教>能力>常識>道徳なのでしょうね。これはこれで面白いです。