そらのおとしものf-0(1)そらのおとしものf-0

バカな事は盛大に取り上げ、悲しい出来事はサラッと流す。


それだけパイプと鏡を買うお金があるなら、ニンフとアストレアに
お菓子や食い物をあげればいいのになぁ、と思った今回。

あれですね。
エロ>>>>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>ニンフ>>アストレア
なんですね。

でも、色々な考えがある智樹だから、ニンフに金銭感覚とご褒美の意味を
教える点で無闇矢鱈にお菓子をあげるわけではない教育方針なんだろう。

アストレアは会長のうちでちゃっかりお世話になっているし、
この子は使命と食い物と人間関係がごっちゃになって頭の中が
ぐるぐる回っているのかもしれない。でも、言うことはちゃんと言う。

そういう意味では変わらないニンフとアストレアというエンジェロイドの中で、
一人浮いていたのがイカロスだった気がする。最近のイカロスはおかしい。

悪い意味でも良い意味でも心が暴走してしまったようだ。
その愛と言う感覚を大事にして欲しいのに、エラーと判断して記憶を消去して
しまったラストが非常に寂しい。せっかく智樹でオチを作ったのに、悲しい結末。

そらのおとしものf-0(3)そらのおとしものf-0(2)
智樹と過ごしてきた季節はイカロスの中では消えてしまった次週以降が、
気になって仕方ないんだけど、智樹の方としてはイカロスとの思い出は残っている
わけで、このすれ違う重いというのは今後どうなるのか。

最近ではニンフのマスター問題が大きく取り上げられていただけに、
イカロスへの注目の転嫁は驚きの一言。ニンフの悲しい思いだけでも辛いのに、
イカロスの苦悩がより一層増しそうでかなりこわい。

そういう意味ではアストレアの登場というのは大きかったですね。
この子がバカやってくれる分、イカロスやニンフの二人を大きく悩ませることが
できるし、アストレアはアストレアで自由奔放だから見ていて気持ちいい。

その分、そはらが最近陰を潜めていただけに今回の出番は嬉しかった。
イカロスの気持ちに気づかないけど、フォローしてあげるような優しさを
持ち合わせているので、本当、なんで智樹はそはらの良さに気づかない。

智樹が見ているのは外見だけなんだけど、内面に注目したら、
一気に二人の恋路は加速しそうなんだけどな。そうしたら、イカロスが悲しむ。
でも、そのイカロスは記憶消去。はたして、智樹とそはらの関係は変わるのか。

イカロスとそはらが二人で話しているのが一番の楽しみのこの作品では、
それが見られなくなってしまいそうなので、クライマックスに向けてシリアスに…。