そらのおとしものf-0そらのおとしものf-0(1)

「ここでボケて」のカンペが出ているかのような天然バカ。


今回はエロ抜きには語れないという何という作りにしているんでしょうw。
まあ、私の所の放送では3日遅れなので、前情報が入ってきてしまうので、
こういった話題性を出そうとしたら、ほとんどわかってしまう。

だから、今回に対して私の期待度は低くなっていたことが幸いしたのか、
それほど、エロさを感じなかった。というより、今季はパンストが良い塩梅に、
エロ方面で話題性を得ている分、こちらの需要が薄まっている気がする。

まあ、一期の第2話でパンツ回を放映してしまったことで、
自らハードルを上げてしまったんだろうなぁ。悪くない暴走だけど、
ムチャ振り感が強かったですね。

別にそこまでエロにマジメに取り組まなくていいよってくらいに頑張ってた。
うん、頑張りはすごい。そちらの方面に敏感な人には嬉しい展開。

だけど、エロ方面だけでなく、ストーリー的にも見所があったので、
きちんと万人受けを狙った作品ということを高く評価したいです。
ただ単に、エロだけって感じではなく、キャラ紹介として役割を果たした回。

アストレアがどれだけバカかということを上手い作りにしてみせた。
だって、バカっていうボケは元々智樹の役割だから、ボケ殺しにならないか、
少しだけ心配してみていた。

そらのおとしものf-0(2)そらのおとしものf-0(3)
だって、ツッコミは住職という、あなただって今回はボケ側の人間じゃw。
ってことで、智樹が渋々ツッコミ側に…。だけど、このツッコミの切れ味良いので、
智樹は万能だな、って思いましたよ。

アストレアのボケを智樹がツッコンで、またボケる。
そのボケをニンフなり、そはらなりが回収する、この流れが上手い。
きちんと、コンボがつながっている。

しかも、アストレアが智樹以外に絡んでいないのに、この面白さ。
他の仲間とやりあったら、どういう立場になるのか面白そうです。
特にニンフとの絡みが見てみたい。

純粋なイカロスをばっさり切り捨てるニンフには、
ちょっと胸が痛む所があったけど、アストレアなら何を言われても大丈夫そうだ。

イカロスは感情面が豊かでない分、他で補っているので、頑張りがわかる。
だけど、アストレアは感情面を普通に持ち合わせているのにバカという、
せっかくのとりえが役に立たない展開も、これまた悲しいけれど、面白い。

アストレアが出てくることによって、イカロスやニンフのキャラが薄くなってこないか
心配だったんですが、この扱いなら、そういうことはなさそうなので、
普通にコメディとしての幅が広がったそらおとはこれから期待の作品です。

それにしても、胸にこだわるニンフがかわいかったなぁ。
やっぱり背伸びをした女の子はかわいいと思うと共に、将来性がないという
未来を知った絶望の中、生きなければいけない彼女の辛さ。感涙です。