デュラララ!!-0デュラララ!!-0(1)

コミュニティの中での複雑に絡み合う自分の立ち位置。


コミュニティに属している安心感と責任感。
そして、楽しさや悲しさや裏での日常の共有することでの満足感。
そういったものをまとめて、何かに縛られていることの心地よさ。

人は自由でいるのと同時に何かに縛られていたいと願うものです。
いや、言い方が悪いな。何かに頼っていたい。何かに助けられたい。
ひとりでいるのはとても恐い。

正確には一人でいることが恐いのではないんだけれど、
"常時"一人でいることに不安を覚えてしまう。

頼って、頼られて、、、。
表の世界でも裏の世界でも何らかの繋がりがある。
一人だけで生きて行けるほど、人間っていうのはそれほど強くない。

だからこそ、コミュニティに属す。
だけど、思い通りにならないのも人生と一緒で、
人はそれぞれ自分が選んだ道をそれぞれ歩む。

それが統率されていればいい。だけど、その統率も人数が増えたり、
反対勢力が内部から出てしまえば、各人が何を指針にして、
行動すればいいのかわからない。

それがダラーズ。皆が平等。
そして、黄巾賊はピラミッド型の組織体系。

どちらもその優位性と脆弱性が見られて、なかなかに面白い。
本来あるコミュニティとは、こうあるべき、という作者からの提案と現実。
その答えを見つけ出すのは帝人か紀田か、はたまた折原か?
 
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

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