自らの生まれた苦しみを他人と分かちあえない苦しさ。
彼女は弟を正義にするために、自らを悪に染めた。
悪役をかって出たといえば、響きはいいのだろう。
だけど、彼女自身が生きる意味を忘れていた。いや、最初からなかった。
だからこそ、一度目は父から剣術を託され、二度目はとがめから依頼され、
人生に意味のある生活をしている弟がうらやましかった。
その嫉妬と最初からある挫折感から、弟を振り向かせたかったがために、
殺された人々が、とても可哀想という言葉では表現できないほどに無念。
ただ、ゲームの如き、敵キャラの一つのコマとして、主人公に倒される。
しかも、それが正義のためではなく、悪のもとに屈しなければいけない、
その非力さと無力さに自ら嘆きながらも、この世の矛盾に憂う。
人の価値や、今まで生きてきた意味、これからの将来、
その全てを、ただのあてつけのように、自分が得られなかった不公正を、
公正にする、その行為。それ自体は、仕方のないことに見える。
だけど、そこは、幸せな人生の方に照準をあわせて、
この世の中が公正になればいいな、と私もこの話を見ながら思った次第です。
悪役をかって出たといえば、響きはいいのだろう。
だけど、彼女自身が生きる意味を忘れていた。いや、最初からなかった。
だからこそ、一度目は父から剣術を託され、二度目はとがめから依頼され、
人生に意味のある生活をしている弟がうらやましかった。
その嫉妬と最初からある挫折感から、弟を振り向かせたかったがために、
殺された人々が、とても可哀想という言葉では表現できないほどに無念。
ただ、ゲームの如き、敵キャラの一つのコマとして、主人公に倒される。
しかも、それが正義のためではなく、悪のもとに屈しなければいけない、
その非力さと無力さに自ら嘆きながらも、この世の矛盾に憂う。
人の価値や、今まで生きてきた意味、これからの将来、
その全てを、ただのあてつけのように、自分が得られなかった不公正を、
公正にする、その行為。それ自体は、仕方のないことに見える。
だけど、そこは、幸せな人生の方に照準をあわせて、
この世の中が公正になればいいな、と私もこの話を見ながら思った次第です。
刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX) take by G-Tools |
コメント一覧 (2)
登録させていただきますね〜。。。
それにしてもブログの作りこみが凄いですね、(>之<)ノ
> それにしてもブログの作りこみが凄いですね、(>之<)ノ
そう言われると嬉しいです。
デザインには自信がないけど、とりあえず、人に見せれるようなブログに仕上げたかったので、頑張りました。これからもよろしくお願いします。