この感想は他ブロガーさんの感想を読んでみて、勝手に思ったことを
書いている戯言です。読んでもいいし、読まなくてもいい。そんな雑感。

今回は「デュラララ!!」の第12話の感想から。

恋愛について、愛情について、そして、日常について……。
色々な見方が出来て、今回はとても凝縮されていて、内容が濃かったです。

感想も読んでいて楽しく、この作品が改めて、考えさせる作品であったと、
認識させられるかのような、この演出と構成に感謝です。

藍麦のああなんだかなぁさん

誠二が落としたメスを見つめる辺りがその表現だと思うのですが、まだ明確にする段階ではないという感じでしょうか。どちらにしても、彼が非日常を追い続けるかどうかの決断を迫られいることは間違いないでしょう。

帝人のこれからについて。
決断はある意味、先送りだけど、帝人の心の中ではもう既に決まっているんだろう。

そんな吹っ切れたかのような彼の表情には悶々としながらも、今の楽しみ方を
わかっているかのような、屋上での一コマ。そこから、何を決断し、何を想って、
生きていくのか、これからに要注目ですね。

メルクマールさん

頭を取り戻すことで、本来の精霊に戻れるのかもしれないけれど、そうなったら今のセルティの自我は消えてしまうのかもしれません。それはそれで、セルティにとっては不安でしょう。なのでとりあえず、頭が安全なところにあるらしい、という現状は望ましいので、セルティとしては悩みが解決したような、清々しい気分になれたのではないでしょうか。

セルティの爽快感へとつながった理由をつづっています。
これを読んで、納得出来ました。
まあ、預かっているのは折原なので、個人的には不安だけどねw。

妄想詩人の手記さん

セルティの首になんの愛着も持っていない人物が、愛ゆえに盲目的になっている二人よりも、より鋭く真実に迫ることができた。愛のチカラは何よりも強いとか何とか言っていた矢霧も、自分の20年を無駄にはさせないと息巻いていたセルティも、結局はその想いなんて何の役にも立たなかった。

誠二と美香、セルティと新羅。この二組の異常な愛について。
前者が異常だと思えるのに、後者は何故か普通に受け入れてしまう。
その違いについても、ここで述べられているので、一読願いたい。

「愛ゆえに盲目」という言葉に少しだけ反応。
セルティと新羅には合っている言葉かもしれないけど、愛情というのは、
外見からだけでは生まれ得ないものなので、盲目な愛は愛とは呼ばないと思う。

故に、誠二と美香は恋に恋する盲目的な理想像を作り上げた、
妄想空間での異常な感情と定義するのが正しいのかなぁ。