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今までで一番長かった一年と、一番長かった一日。


本当、一言で気持ちを伝えるような方法があればいいのにね。人の気持ちってのは複雑で、自分の心の中をうまく表現できる言葉なんて、そんな簡単には見つからない。

いや、実際にはあるのかもしれないけど、受け取り方によっては、違う意味にもなってしまう。それこそ、言葉という表現方法を使わないで、自分の心が読めてしまえたらいいのに…。

そう考えることができるのは、心に邪気や悪意や建前がない爽子だからで、こうやって、優しいBGMに乗せて、気持ちの吐露をしている姿を見ると、応援せずにはいられない、もどかしい気持ちになってくる。

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でも、今の本心をそのまま直接伝えるんではなくて、ゆっくりと階段を登るように、今回の雪で滑って危ない石段を登るかのように、一歩一歩足で踏みしめながら、想いを噛み締めながら、着実に登りたい。

そんな儚くも純粋な想いを大切にしていけたらいいだろうな。こういう青春時代を送れたというだけでも、良い思い出になるし、結果はどうあれ、自分の成長にも気づきながら、恋心を育んでいける大切さ。

その一つ一つが貴重なアルバムの一コマになって、後から見返したときに、微笑んでいられるような、そんな人生の素晴らしさを少しずつ感じ始めているんだろうな。

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爽子「今年の一年は今までと違いすぎて、しゃべると長くなりすぎる」


それに、一人という思い出したくもなかった寂しかった思い出に、風早という、思い出の人にはしたくないような大切な存在が、アルバムに残るようになった一年。

その一年だけで、今までの悲しかった思い出が…。(ここでは重くせずにコメディチックにしたのが良かった)

すごく幸せな人生を歩んできたように感じる。その一年も、この一日に凝縮されたくらいに嬉しくて、楽しくて、一気に想いが込み上げてくるような、そんな錯覚。

だからこそ、涙が出てくる。

これからの楽しい未来よりも、嬉しかった一年を思い返してみて、一緒に居られたことに対する風早への感謝と、過ぎ行く季節を想い出してみて、その嬉しさだけで内から熱い何かがこみあげる想い。

そんな一年を振り返りつつも、風早への変わらない想いを、いつも内に抱いている爽子と風早の二人を温かく見守っていきたい。

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