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「萌える! 萌えるシチュエーションだね」


今回の小梅はいつも以上にカワユス。
しかし、ビリとブービーはメダルもらえないとか、かなり悲しい設定だよな。

でも、ここはビリでも感動シチュエーションだった。
だけど、杏の「拍手ダメー」という流れは素晴らしいものだった。

今も奮闘中で、ビリが確定している人に対しての拍手と声援には、
期待と同情されれば、されるほど、それが重荷となる。
皆の期待に応えなければいけないという重圧が…。

それは頑張ったと認めている拍手ではない。
もっと頑張れっていう拍手。あきらめないで、ガンバレって。

あきらめることを許されないプレッシャーと、頑張ってきた自分への失望。
それが重なって、ゴールへの意欲とやる気を削がれてしまう。

そして、それは、恥ずかしさと劣等感の固まりとなって、足を重くする。

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その気持ちを素直に描けたのは、素晴らしいと思う。
頑張った結果が報われないというよくある感動パターンではない新鮮さ。
そこに気付けた所が、この作品のリアルさの追求。

だからこそ、上位者にメダルを与えるという設定は好きではない。
メダルをもらえたから、頑張ったという理由でもなく、結果が全てだと、
小さい頃から教えているようなものだ。

それは弱肉強食の社会を園児の時から味わうことになり、トラウマとなって、
走ることやスポーツすることの楽しさを見失ってしまいかねない。

なので、最後は、家族である兄からのメダルってことで、
社会で傷ついた傷は、家族で治してあげる。

心の傷が残らないようにしてあげるっていう流れでメンタルのケアが
出来る場所があるというのが、希望や達成感を感じるようであって良かったな。