化物語 第六巻/つばさキャット 下【限定版】 [Blu-ray]
アニプレックス (2010-03-24)
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前回までのあらすじを忘れてしまったよ。感覚開きすぎだよっ!


新OP曲カッコいい。ほっちゃんの歌う「ヒカリ」以上のカッコ良さを感じた。
映像も切り取り方も演出も素晴らしい出来で、これは何度も見たい。

だけど、そのカッコよさとは裏腹のスタイルの悪い女性を出したのには
意味があるのだろうか? って意味があるんだろうな。
まあ、せっかくの映像美なんだから、とことんまで追求して欲しかったんだけど。

えーと、刀語と化物語が重なって見えてしまって、なんとも理解しづらい。
だけど、話そのものは簡単で、忍がいなくなった。ブラック羽川が逃亡した。

だけでいいんだと思いますよ。
ブラック羽川と長々と対談していたけど、重要なキーワードはラストの
言葉に全てつながっているのだから…。

羽川が阿良々木を好きだということ。

まあ、これに勘付いている視聴者は多いと思います。
阿良々木ハーレムとか言われるくらいですものね。

あぁ、このときに、刃物を扱っているガハラさんの姿が恐ろし麗しゅうw。
ひたぎを選ぶか、羽川を選ぶか二者択一なわけで。

そこには、単純に誰を好きだとか、誰を選ぶとかそういう要素はなく、
星空をガハラさんと二人で見た阿良々木の答えは心の中で決まっているはずなん
ですが、そこに怪異がからんでいるので、阿良々木に選択肢はないんですよね。

その羽川の阿良々木を好きだという横恋慕的なストレスを抱えている今、
解決させるには、羽川の想いを受け取らないといけない。

別にその頼みを断ることもできる。
だけど、今の阿良々木にはできない。

なでこの話でもそうだったけど、ガハラさんが好きになったきっかけとして、
阿良々木の長所でもあり、欠点でもある、「誰でも助けよう」とする性格。

それは、神原駿河によって、目を覚まさせて、実感し、体験した想い。
そのときに、気づいたとしても、すぐに性格は変えられるものでもない。

ましてや、今度は赤の他人ではなく、いつもお世話になっていた羽川だからこそ、
その気持ちはより一層強くなる。感情を抑え、冷静になり、
そして、現実を見極めたとしても、今の阿良々木に回答はムズカシイわけで…。

そこが、今回の難しい所。
ある意味では忍野はそれをわかっていて、ブラック羽川を逃がしたのだと思う。

怪異とは慣れるものではなく、敬意を表し、人から恐れられるものとして、
人と違う存在として、人より上位の存在にある。

それがちょっとかじっただけの一端の人間が怪異と対等に接しようなんて、
恐れ多いにもほどがある。それがわかっているのが忍野。

この人の性格は嫌いなんだけど、普段はだらけているけど、TPOをきちんと弁えて、
物事を判断して行動している。吸血鬼の血からを得た阿良々木が
不本意ながらも、最終的にいつも忍野のもとにいくのはそれがあるから。

そういう意味では、忍野から、ちょっとした試練を与えられたのかもね。
怪異に対しても、人に対しても、きちんとした接し方をするよう正されるように。

そこで、阿良々木が何を選び、どう行動するかで、この物語の終着点が
見えてきそうな気がします。ラストには期待していますぜ、シャフトさん。