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ヤバイ。この面白さに今後自分がついていけるか心配だw。


うわぁ、色々明らかになったなぁ、今回。
展開的にありもなしも含めて、ソラヲト世界が少し改変したかのようだ。
考えを少しだけ改める必要があると同時に感動がやってきた。ヤバイw。

この動きとしては、ソラヲトの良い面・悪い面を全て曝け出した印象。
展開としても、時系列をシャッフルしたり、笑わせて、泣かせて、充実した回。
構成の上手さが光った回でもありました。

個人的にはナシだと思ったのが、副業としてのワインの密造。
それが国家に対する反逆行為にあたるものとわかっていての行為。
少しだけ、ほんわかした世界にピリリとした山椒が入った感じの雰囲気。

芝居であっても、せっかくの印象が悪くなった感じがした。
なんだろうね、クレハとノエルが機関銃を持って、乱射しているのが想像出来ない
くらいに、純朴であって、平和的であると、そう解釈していたから。

軍人なのに、不思議だよね。
この作品で人を殺すということはないと思っただけに、軽い衝撃を受けた。
まあ、芝居と割り切ればいいんだけど、フィリシアたちにも隠している部分がある。

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その部分の一角をカナタに担わせないで、カナタにはあくまで清廉潔白であって
欲しいと願う、フィリシアの思惑がとても巧妙で、この人はやっぱ裏方なんだな、
とそう思わせる印象。(フィリシア回だけなかったしね)

フィリシアとしても、先輩にならっての副業なんだけど、完璧超人ではない、
ということを視聴者にアピールした格好だ。

カナタ以外は、白地の布に、黒いインクがこぼれた感じで、ちょっとした、
必要悪といった感じで、今ではなんとも言い難いですね。ノーコメントで。

あとは、前回のカナタのかあちゃんからの手紙は孤児院の先生からの手紙だと
思っていただけに、じっちゃんとばっちゃんまで生きておったのは、
予想が外れすぎたな。

なんか深く考えようとすると、その手は宙を払い、軽く見ようとすると、考えさせる。
なんていう、ひねくれた作品だ、って、自分が勝手に暴走しているだけなんだ、
と気づいた。でも、これはこれで色々妄想出来て楽しいです。

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あと、戦争孤児と思われるミシオに少しだけスポットがあたったのは、
ちょっとした根幹のテーマに関わる部分だと推測。

カナタが無頓着にも、戦争孤児に対して、自分の「田舎の家族」なんて、
言葉を出してしまったのが、正直な所でもあり、不器用な部分でもある。

だけど、それに気づいたときのカナタの悲しい顔がどうしても忘れられない。
失敗ばかりしてばかりだけど、いつも、そこで、きちんと反省する。

悪い所は少しでも治そうと努力する。
あくまで人を想って、人が大事ですから。

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ミシオが「ユミナお姉ちゃん」とつぶやいたときにも、複雑な気分だった。
ミシオの家族になろうと、ユミナの努力を認めてあげたという部分もあるけど、
やっぱり、実際に助けてくれるのは、今居る人。

亡くなったお母さんに助けを求めるんじゃなくて、現実に助けてくれる人を…。
そこはミシオの頭では理解出きている。だけど、感情の部分で整理がつかない。
いや、まだ子供なんだから、整理がつかないぐらいがちょうどいいんだ。

想ってくれる、大事にしていた人がいる。
それだけでも、お母さんは本望だと思います。
いや、ここは変に言葉にしない方がいいな。

一生、背負って生きていくんだから、その現実と向き合っていかなければならない。
現実を受け入れるときがいつかくる。そのときに、サポート出来る人がいればいい。

そんなミシオにとっての小さいけれど支えになろうとする、カナタの想いが痛いほど、
伝わってきた。ユミナさんだけでなく、カナタもいる。他にも一杯いるはずなんだ。

それに気づいていないだけかもしれないし、まだ、年齢的に、踏ん切りがつかない
というのもある。これからのミシオの気持ちの整理のつけ方に注目したいと思う。

「見えない死神」は当時ならスペイン風邪かなんかだろうな。
発症というくらいだから、流行病と考えて、やっぱり病気なのだろう、と思う。
リオの母親の死因ももしかしたら、同じものかも知れないね。

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リオ「誰かの生み出した偶然が巡りめぐって、他人の人生を大きく変えるのかも知れない」


で、私もリオと同じく、運命は信じません。
決められたレールの上を歩く人生なんてイヤじゃないですか。
運命は変えられるというかもしれないけど、それは運命とは言いません。

だから、このリオの言葉も運命というわけではない、偶然と優しさの連なり。
人が助けたい、何かを変えたいと思ったときに、
もしかしたら、その努力が報われるかもしれない。

それが例え、単なる偶然がきっかけだとしても。それを運命で片付けてしまうのは、
すごくもったいない。その人の努力があらかじめ決められていたことになるから。

そう言った後のユミナの顔を映すと余計にそう思えてくる。

幸せとは定められているものではなくて、勝ち得るもの。少しの優しさや愛情で、
人の人生を変えられるような、そんなユミナの生き方がちょっと羨ましいです。