ひだまりスケッチ×☆☆☆5-1ひだまりスケッチ×☆☆☆5-2

今回は新入生がいるAパートと有沢先輩と出会えたBパート。


Aパートでは毎年恒例のヒロさん主役の体重測定w。
もう少し、新入生が前に出てもいいかな、と思うくらいに存在が薄かったけど、
それでも、ゆのたちがかわいければ、それでおk。

それに、新しいネタを持ってくるよりも、マッタリ風味で、あまり印象づけない方が、
Bパートが映えてくる。今回、重要なのはBパート。

有沢先輩に出会って、将来のことについて考えるゆの。
人と人の出会いって、時に、自分の人生を大きく変える一つのセクターとなる。
ひだまり荘の中のやんちゃな空間では、見つけられない何かが…。

井の中の蛙大海を知らずっていうか、何かを決めるときには、色々な意見を
聞きたい。それこそ、自分のことをよく知っている人間だけでなく、
よく知らない人間の意見も自分には斬新で、新鮮さがある。

この時のゆのは何を感じ取ったかはわからないけど、1月31日ということは、
なずなが、何故絵を描いているか質問する前の話だ。

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人と同じことがしたいのか、どういった道を歩みたいのか、漠然と考え、
曖昧に結論を出してしまう若さゆえの、決断の難しさ。

そんな中で、年上の人の考えを少しでも吸収出来たゆのの今回の経験は
後々、役に立つと思う。

有沢先輩は、美大に進みたいというのもあるけど、その前に、自分のやりたい
ことが見つかっている人間だ。だから、他人と同じ枠に入ることを嫌い、
まだ研究所に行きたくないという意志を持っている。

そういった固い決意を持っている人間の話は、確固としたもので、
熱意と情熱が伝わってくる。そこで、ゆのは怖気づくことなく、直視出来たことは
大きい。時に、手が届かない大きく離れた存在というのは、失望へとつながる。

だけど、有沢先輩は、ゆのの気持ちをわかっていて、謙遜して、話を進めていた。
まるで、自分がまだ迷い子の羊みたいに…。

だからこそ、有沢先輩の「行ってきます」に「行ってらっしゃい」と言いたくなった。
「頑張って」とまでは言えないまでも、この子なら何も言わなくても、
大丈夫だろうと思えるくらいに、力強い一歩を踏み出しての去り方でした。