この感想は他ブロガーさんの感想を読んでみて、勝手に思ったことを
書いている戯言です。読んでもいいし、読まなくてもいい。そんな雑感。

今回は「とある科学の超電磁砲」の第16話の感想から。

今回は賛否両論でした。というより、否が多かったけどねw。
固法先輩人気は高いけど、今回のメインの話はどうかな、という意見が多く、
ストーリーに対して、触れている所が少なかった。

まあ、ストーリーに触れている所は大体、酷評なんで、あまり、そういう感想
ばかりを見ているとなえるので、できるだけ、今回は美琴の心情について、
書いているブログをピックアップです。

妄想詩人の手記さん

もうちょっと美琴に同情的な見方をすると、恋愛経験の差が出たなぁ、といったトコロか。レベルアッパー編で懐の深さを見せつけられた直後だっただけに、このエピソードにおける美琴の短絡的な動かし方は、あまり感心はできない。

まとめのEDに入っていたけど、レベルアッパー編も含めて、
まだまだ美琴は成長過程中なんですよね。
だって中学生なんですから、完璧な性格の持ち主になり得るはずがない。

禁書目録とのリンクがささやかれているけど、あちらは、サブキャラとして登場。
だけど、こちらは主人公なんです。美琴が主人公に適しているかどうかはともかく、
主人公はやはり、成長していかなければならない。

となると、禁書目録での美琴が最終目標とした場合、少しだけ、
精神的な幼さを持ち合わせている必要があると思うんです。

それが、おパゲさんの言っている、恋愛経験の差でもあり、佐天さんへの同情に
対する無神経な態度にもなっている。

ひびレビさん

だからといって過去は過去と皆が割り切れるわけではないでしょう。その点では佐天さんの意見に賛成ですね。

だから、佐天さんへ辛く当たったように見える美琴。
美琴が過去は過去と割り切れないように、佐天さんも過去を背負って生きる辛さを
わかってもらえるのはかなり悲しいことだと思います。

なので、佐天さんへの同情票が入る。
過去の過ちで苦い思いをして、表面上も精神上も”罰”を受けて、制裁している。
だけど、その思いが完璧に消え去ったわけでなく、まだ、自分の心で燻っている。

そんな辛い気持ちを、どうして、美琴はわかってあげないんだと思うかも知れない。

メルクマールさん

そこで、第3の道を思いついて、実行するのが彼女らしいところでした。過去を精算するのでも、過去に戻るのでもなく、現在の立場の違いを認めつつ新しい関係を作る、という道です。

だけど、まだ成長過程の彼女としては、試行錯誤を繰り返し、
年下の黒子にも相談しながら、どの道が正しいのか暗中模索といった様相。

で、、そこで選んだ、新しい人間関係という道。
美琴は常に過去について語っている場面は少ない。

きっと彼女の中での過去の自分は、努力してきたけど、振り返って戻るほどに、
懐かしむものではなかったんだと思います。きっと辛い経験をしたのかも知れないし、
楽しかった思い出がなかったのかも知れません。

だからこそ、彼女は常に前を向いて、全力で走り出す姿勢をとっている。
そんな彼女にとっては、過去にとらわれている固法先輩のことは理解できない。
だけど、一番正しいと思える道を用意してあげた。

そういう所に、まだ未熟だけど、美琴の他者への思いやりが少しずつ、
垣間見えてくるんですよね。

99UPキノコさん

う〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・。 なんでしょうか今回の話は・・・・。
まぁ面白かったんですけどねぇw
前回もですけど今までの超電磁砲とのギャップが・・・。
ああ、主要キャラ4人の出番が少ないからか。

で、今回の美琴の件については、面白かったけど、ギャップが激しすぎて、
ついていけないという声が多かった。

やっぱりレールガンは少女の活躍という下地があってこそだと思うので、
むさい男が一杯出てきて、これまた、むさい男が活躍するという話は、
なかなか素直に受け取れないものですねw。

もす!さん

禁書目録第1話「学園都市」
……つまりこれ、禁書目録の第1話とこっちの第16話が同じ時系列という意味じゃないか?

で、今回の記事では神酒原さんの記事が一番良かったと思う。
美琴の内面に触れつつも、固法先輩のことについても正論で語っているので、
文量の厚い文章を読みたいなら、ここをオススメします。

それと、サブタイ、自分も気になっていたけど、パラレルワールド説は面白い。
禁書目録とリンクして、禁書目録の美琴とレールガンの美琴のどちらも、
美琴として、一度見て、二度おいしい思いができるのはスピンオフならでは。

きっとこれからの話は、禁書目録ファンへのささやかなプレゼントが毎回
送られてきそうで、大変楽しみなものになっていきそうです。

24/10次元に在るブログさん

彼女はレベル4です 恐らく下のものを見下しえる立場でもあるでしょう
だが美琴とは違い明らかにその様子がない 雰囲気がない なぜか
昔から初春とコンビだからだと思うんです

で、着眼点を黒子にしてみた、こくきりさんも素晴らしいと思います。
美琴と比べてではなく、黒子の良い点だけに注目した所にとても好感がもてます。

目下の者に対しての態度や想いというのは、一朝一夕にわかるものではなく、
経験や積み重ねや環境といった要素がある。完璧に、変態ギャグ要員として、
見られてなかった黒子のちょっとした良い性格。

気づいてあげられる人は少ないけど、美琴がいつも相談相手として、
頼りにしているのは黒子。それだけ、彼女は、ジャッジメントでの修羅場を
くぐりぬけて、そして、初春との交友関係から、学んでいる部分が多いのだと。

あぁ、そう考えると、黒子の変態ギャグで笑えなくなってしまうなぁw。