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全体的な雰囲気も題材もとても大好き。上々の滑り出し。


あまり比べたくないけど、「狼と香辛料」と「ARIA」を足して、2で割った感じ。
だれだ? この作品は「けいおん!」と比べて、劣るとか言いだしたのw。

比べる対象が違うじゃないか。共通点はキャラデザと楽器だけだもんな。
中世ヨーロッパを思わせる、幻想世界ではない現実世界。

幻想世界では作品の中にトリップし、現実を忘れ、物語の主人公になることで、
辛い現実逃避が可能となる。だけど、それは仮想的でファンタジー的な要素を
含んでいて、どれだけ、現実から離れられるかがカギ。

だから、歴史を感じる欧州での風景は現実逃避ではなく、現実旅行なんだろう。
まさしく、カナタも旅行気分で軍に入ったようなもので、動機も薄く、性格も薄い。

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だけど、人間的。戦争という殺伐とした雰囲気の中、
自分の存在そのものを確認したくなってくるくらいに、人間の価値を考えてしまう、
虚無感と絶望の中にあって、輝ける一輪の花のごとく、人々を癒す。

そして、自分自身も人々の活気や宴を見ながら、楽しんでいく。
奪い奪われの戦争とは違って、「ありがとう」と言いながら、騒ぎ合う平和な日々を
送る、与え与えられの世界の祭りの様子が、妙に対照的。

その対照的な観点そのものが、最初に抱いていたイメージと違った視聴者としては、
面食らった格好になった人も何人かいるんだろうなぁ。

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特に気になったのが、祭りの伝承の由来。

異国のお祭りなんて、ただの祭りなんだから、楽しければいい。
楽しんだもの勝ちなんだよ。
それこそ、カナタの言う「素敵」の一言で済ませるように…。

と、思わせておいて、きっちりと、説明してくれる親切ぶりが大好きだなぁ。
何かを祭るというのには、意味があって、それを忘れないように、人から人へと
語り継ぎながら、その意味について考えさせる。

今回のような、人々を守るための娘の無償の愛。
それが現実だったのか、ただの御伽話で済ます話なのかはわからない。
だけど、誰かを守るために犠牲になったという根幹は伝わるだろう。

それに加え、カナタが見たものが、それを裏付けているような感じがして、
少しは脚色してあるだろうけど、実際に合った話を元にして作られていると
考えると、やっぱり愛を感じてしまう。


誰かを傷つけるためじゃない、誰かを憎むためでもない。
そんな軍事とはかけ離れた伝承。
それがハジマリの大前提として、
対比されていたのには、これからの物語の展開が気になってきますね。