反=アニメ批評さんが主催されている企画に便乗。
今年のベストアニメとワーストアニメを決めようと言う企画らしいです。

今年は、それなりに、色々な作品をみれているから、それなりに、書けるかもなんて。
私自身の好みが青春学園アニメなので、きっとそういう経緯があって、偏見と独断で
決めていますので、納得されない方はどうぞ、コメでの反論をお待ちしております。

2009年ベストアニメ

ノミネートとして、年を跨ぐけど「とらドラ!」「CLANNAD〜AFTER STORY〜」「とある魔術の禁書目録」「君に届け」「とある科学の超電磁砲」がありますが、これは、年をまたいでいる故に、2009年の象徴アニメとしては、ふさわしくないかな、と思って除外しています。みんな同じくらいに大好きなんだけどなぁ。

なので、それを除外すると、「けいおん!」「咲-Saki-」「GA 芸術科アートデザインクラス」「東京マグニチュード8.0 」「青い花」「宙のまにまに」「化物語」「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」の8作品。

この中から、4作品だけ選びたいと思います。純粋にどれも好きでしたね。

「咲-Saki-」(最優秀作品)

咲-Saki-14-1咲-Saki-12-4
百合アニメ、燃えアニメ、麻雀アニメ?
違います。萌えアニメです。

ストーリーは一人の女子高生が麻雀で全国制覇を目指すというもの。
だけど、主人公が陰のヒロインであるかのように、周りのキャラに対しての、
キャラ萌えが多かった。

とにかく、12人の主要キャラに用意された過去エピソードの一つ一つが、
珠玉のように輝いて、そこに人間の隠された負の部分があって。
その欠点に対して、克服しようとする姿勢がとても評価できるアニメでした。

特に、桃子のエピソードはかなり好きで、自分も誰かの陰に埋もれ、
自分の存在価値を考えてしまうときがあります。
自分は誰からも、必要とされていない。

誰からも見えない、気付かれないとはそういうこと。
そうしたら、どうしたら、自分の価値を主張出来るだろうか。
だけど、打開するには、それは壁が大きすぎて、時間だけが流れていく。

そんなときのかじゅの助け。桃子の壁をベルリンの壁のごとく、
壊してまで、桃子を救いにきた。そんな泣けるストーリーを提供されたら、
清澄高校を応援したくなくなっちゃうってw。

てなわけで、周りの高校が魅力的すぎて、圧倒されてしまいましたよ。

「けいおん!」(特別賞)

けいおん!1-2けいおん!6-1
今年一番騒がせた1クールアニメだと思う。
かわいいだけじゃない。普段は楽しく見せているけど、頑張っているんだよ。
学生の性分を最大限に生かし、やりがいのあるスクールライフを送る。

ただ、それだけなのに、居心地がいい、面白い、毎週期待してしまう。
ストーリー性が皆無という人もいるけど、それには反論したい。

キャラは成長してこなかったか、人間関係は変わらないままか、
何かを学び、学習し、色々なものを手に入れてこなかっただろうか。

それぞれのキャラが、団結しながらもゆるゆるライフを送る。
だけど、やるときにはやって、本気を見せる。その本気を映しても、
この作品の本質は音楽に対する姿勢と笑い。

そんなステップアップして、武道館を目指すような作品ではなく、
武道館行けたらいいね、でも、そこまで無理してやんなくてもいいよね?

って感じで曖昧だけど、高い目標をたてることで、何かに向かって、
走り続けることができる。止まっても、仲間が手を引っ張ってくれる。
そんな優しさや青春をマッタリと見ていられるゆるい良作でした。

「青い花」

青い花3-1青い花3-2
忘れてならないのが、この作品。
百合アニメとして、切った人も多いかも知れないけど、
百合は、人間関係を形作るひとつの要素でしかない。

なので、それほど、大事ではなく、人と人とのつながりで、好きや嫌い、
そういった言葉では推し量れないようなほどに繊細で緻密な心理模様。

それはか弱い女性として、誰かに頼って頼られて、一人では難しい局面でも、
打開するだけの勇気をくれる友達という大事な存在を再認識。

心のなかを表情や行動から読み取りながらも、日々変化し、成長していく、
彼女らを眺めながら、あぁ、切ないなぁ、と感じる作品で、本当大好きでした。

「化物語」

化物語3-2化物語3-2
映像化が一番難しいと言われた小説のアニメ化。
シャフトが全精力を注いで作り出した傑作だろう。

シリアス面よし、コメディ面よしと、怪奇譚が好きな視聴者にも、
素直に笑いたい視聴者、キャラ萌えに走る視聴者など、
色々な層の取り込みに成功した印象です。

西尾維新氏が書く文章は難解で言葉遊びを主にし、漫才的な、
背景が動かない雑談が多かった。だからこそ、アニメでは視覚的効果を出し、
視聴者を飽きさせずに、そのギャグに集中出来るように良いバランスをとった。

ギャグ部分は文章の70$くらい、切り取ったけど、その分、テンポが良くなって、
話のリズムがトントン拍子に進み楽しめた視聴者は多かったと思う。

2009年ワーストアニメ

あまりワースト決めたくないんですよね。
まあ、理由はさまざまですが、何の作品が悪いって決めてしまうと、
そこから、その作品を遠ざけてしまう視聴者がいるのを危惧しています。

どの作品でも、人によって向き不向きがあると思うので、
私があげる作品についての文章は、すべて戯言だと思って聞き流してください。

ノミネートは、「乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪」「けんぷファー」「うみねこのなく頃に」「夏のあらし!〜春夏冬中〜」「戦場のヴァルキュリア」「かなめも」の6作品です。

乃木坂やけんぷファーについては、エロシチュエーションと声優を楽しむだけだったアニメで終わったこと。夏のあらし!は二期になってから、ほぼ同じローテを保ったこと。かなめもは惰性で見るほのぼのアニメで終わったこと。ヴァルキュリアは最後の超展開についていけなかった。

「うみなこのなく頃に」

うみねこのなく頃に25-1うみねこのなく頃に25-2
何故この作品を選んだのか、それは色々あります。
竜騎士07氏の「ひぐらしのなく頃に」が大好きな私としてはどうしても、うみねこに
期待してしまった面があります。

ひぐらしの次々と明かされるホラーの実態と、サスペンス、推理要素、萌え要素など、
多岐に渡る面白さを提供してきただけに、ファンタジーで魔法世界になったうみなこの
期待を裏切るような出来になってしまったことが残念で仕方ありません。

そして、不必要な残酷で残虐な人の姿を2クールにも渡って、
放送したことは、人の心にあまり良くない影響を及ぼすと思っています。
過激な描写ではなく、ただ、誰かを無心に殺す殺す殺す。

どれだけ殺せば気が済むのかとばかりに猟奇殺人をなんども身せられると、
心がとても痛んできます。こういうアニメは、10代の情操教育に悪い影響を
あたえかねないので、もう少しだけ、描写の仕方に配慮が欲しかったです。

とまあ、まとめてみました。

あとは、おちゃつさんの企画に則って書いてみました。

・男性キャラ部門 「阿良々木暦 / 化物語」

誰でも無条件に助ける主人公。無私の愛。いや、あの変態度を見ると、
どうしても、心の奥底では邪な部分を持っているんじゃないかと思うけど、
自分に正直で、気取った風でもない阿良々木が大好きだったり。

この高度なツッコミができるのは、阿良々木だけだよ。まあ、羽川も、
それなりにできるけど、八九寺との掛け合いが面白くてねw。

・女性キャラ部門 「東横桃子 / 咲-Saki-」

秋山澪にでもすると思ったか。ワハハ。ごめんなさい。
といいながらも、澪大好きなんだよなぁ。すごい迷った。どうでもいいことなのに、
小一時間悩んだ。だけど、あえて、マイノリティーを選びたい自分。

モモの寂しさを少しでも癒してあげたいという気持ちが、
どうしても、ずっと心に残って、すれぐらいに愛しいと感じてしまうキャラ愛。

・OP部門 「Cagayake!GIRLS / けいおん!」

EDの方が好きな人も多いが、自分はOPの方が断然好きなんだぜ。
このOP曲を聴くだけで、唯が笑顔で頭の中で演奏してくれるんだ。
幸せな妄想空間を作れるんだよ。

・ED部門 「止マレ! / 涼宮ハルヒの憂鬱」

ここで出てきたハルヒ。止マレ!の映像は学園生活の一部分を演出していて、
大好きなんだよね。みんなで駆けている姿には、学生の忙しさや、
めぐりめく日々を表しているようで大好き。