そらのおとしもの13-1そらのおとしもの13-2

微妙に…泣きそうなんですけど……。


いや、微妙と言わずに、涙をこらえるのだけで精一杯。
本当、泣いてしまいたい。でも、言葉にすることができないから、今は我慢する。
それくらいに最終回していました。

ニンフがはめられて、イカロスがとらえられるまでの、ニンフの虐げられ方。
そこまでは、まだ我慢できた。ニンフは強い子、泣かない子。

ニンフは耐えて耐えて耐え忍んで、光が見えるか見えないかくらい
絶望の淵に沈みつつも、逆らうという選択肢は与えられなくて。

だからこそ、怒りが爆発した時が大きかった。

だけど、それはまやかしでしかなくて、羽をむしり取られるニンフ。
その残酷さを映像で映しながらも、智樹たちの団結の会話。
この状況を知らない。それが悲痛な叫びとして、視聴者に聞こえてこない。

あえて、聞かせないことで、映像から残忍なことが行われている悔しさを
感じるんです。誰もがニンフを見ていない。ただ、虐げられるだけ。


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見ているのはイカロス。だけど、その気持ちは、ニンフを助けたい悔しさと悲しさと、
マスターから嫌われることの恐れを天秤にかけて…。

だけど、イカロスはニンフを選んだ。

その結果、イカロスの誤解は解けて、一気に、活力へと変わる。
この爽快感。気持ちのすれ違いから、初めて、ピースが収まったかのうような感覚。

そして、ニンフを助けるためなら、自分の命でさえも、気にしない。
人に対する愛、誰かに対する愛のためなら、何でもする、この結束。

これが、ニンフを騙した奴らとの対比になっていて、
その智樹やイカロスの優しさが痛いほどに胸に伝わってきて、ここで号泣。

この時のBGMが神すぎて…、ここの魅せ方はとても大好き。
切なく悲しい音楽から、一気にイカロスの本気モードからカッコいい音楽に。

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だって、イカロスはひよことかスイカとか微妙に愛着がわいて、
いつまでも離さないくらいに何かを愛したら、それはずっと続いているんです。
誰かになんと言われても、気にしないほどのこだわり。

イカロスの微かながらの主張。生まれ持った殺戮兵器としてではなく、
イカロスの意志として、何かをしたいと思える人間らしさ。

それが、少しでも見えているのに、生まれた時から、定められた運命の酷。
その気持ちをすぐにわかってあげて、理解を示してあげる智樹の優しさ。

そして、ニンフの気持ち。素直な気持ち。

「今、私、幸せだって感じてる」

こんな普通の言葉なのに、不思議と心にしみこんでくるんだ。
これこそ、映像と音楽と声が合わさったアニメの効果だと思う。

あぁ、なんていい、最終回だったんだろう。
こんなに綺麗にうまくまとまった最終回も珍しいと思う。