今季も、忙しいシーズンでした。好きなアニメもあれば、嫌いなアニメもあり、
感想を書いていて、楽しい反面、忙しさで、それほど手間暇書けない感想もありで、
申し訳ないと思っています。

まあ、まだ、「ささめきこと」が終わってないけど、それほど最終回だけで、
大きく変わる作品でもなさそうなので、スルーです。

では、いつも通り、今季終了作品が全て終わったので、総評と全体感想書きます。
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんの企画にも参加予定。

今季は12本! 前回ほどではないけど、やっぱり多い。
前季に続き、良作も多くて、嬉しい悲鳴となってしまいました。

前回同様、点数ついてますけど、評価はただの主観なので、気にしないでください。
本当、アニメに詳しくない中途半端なオタクが、ただの戯言を言っていると思って。

今回も、過去最長記録更新w。
なんと15,000文字。バカですw。原稿用紙約38枚分です。

なので、3つに分けました。
好きな作品順ですので、最後の方はボロクソに言っているけど、気にしないで。

−秋季終了アニメ全体感想−

この記事では、

 DARKER THAN BLACK -流星の双子-
 生徒会の一存
 そらのおとしもの
 にゃんこい!


の全体感想を書いています。

★DARKER THAN BLACK -流星の双子- [評価:S]

DARKER THAN BLACK -流星の双子-10-2DARKER THAN BLACK -流星の双子-8-2
最後まで、一期を見ないまま、最終回を迎えてしまった作品w。
だけど、他のブログの感想を読んでいれば、大体のあらすじはつかめるし、
ストーリーもそれほど難解ではなく、明快だった。

難解というよりも、複雑ではあったけどもね。その複雑さが展開をダラケさせない。
蘇芳の孤独、ヘイの優しさ・残酷さ、そういった内面だけでなく、
アクションや組織の謎など、散りばめられた面白さに感嘆するばかりでした。

ストーリー…5

ほとんど予想の出来ない奇抜でぶっとんだストーリー(一期を見てないからw)。
オリジナルだからこそ、感想や議論で持ち上がれば、話がふくらむぐらいに、
話題性十分のクオリティでした。

単に蘇芳の成長物語としてではなく、色々な線のつながりが連なって、
人の見方や角度によって、様々な背景や展開の面白さが見えてくる。

時にアクション、時に恋愛、時に学園生活、時に人の厳しさ・優しさ、
そういった見所一杯のストーリーに毎回満足していました。

キャラクター性…5

出てくるキャラ全てを把握出来なかったけど、本当何でもありw。
だけど、組織とその背景に絡む人間の思惑が交錯して、それぞれの人間性を
上手く引き出せていたと思う。

出てくるキャラのそれぞれがアクが強くて、一度顔を見れば、すぐに性格が、
わかってくるようなキャラで各キャラの毎回のインパクトはすごかった。

画…5

このベタ塗りのような絵柄がとても大好きなんですよね。
絵だけでも楽しめるくらいに独特で味のある画でした。

ジュライ以外のキャラの表情も豊かで、コロコロ変わる蘇芳の表情だけでも
面白かったですね。アクションの動きも抜かりない。

演出…5

日常から非日常への切り替えの早さ。
シンプルにコメディとして笑わせる部分もあれば、シリアスになって、
人を魅せるときにはきっちりと表情を描く。

毎回、感心しきりだった気がする。
緩急おりまぜての、一刻も気の抜けない演出にはお手上げでしたよ。

音楽…5

「ツキアカリのミチシルベ」が大好きすぎる。
OP映像を曲に合わせて作ったことで、OPを毎回見るのが楽しみだった。
この曲を聴いて、ステレオポニーのファンになったくらいだしねw。

BGMも作品のシリアスな雰囲気を出すのに、一役買っていました。

総合的な評価…5

見ているだけで興奮するアニメも少なくなってきた今、この作品の楽しさは、
毎週、wktk気分でいつも素晴らしい出来を見せてくれました。

蘇芳はもちろん、無表情だけど、無感情ではないジュライが良い味だしていたし、
解説役(?)のマオさんがそれぞれの気持ちを代弁してくれて、
年頃の女の子や、表情から考えが読めないヘイの感情をわかりやすくしていた。

おかげで、蘇芳の心情を中心に、辛さや悲しさや愛しさ、
そういった複雑な感情を見ているだけで十分に楽しめました。

総合点…30


★生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 [評価:A]

生徒会の一存10-1生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録5-2
今季、一番期待していたアニメ。
期待通り、いや、期待以上の出来だったけど、周りの評価は低い。
面白いのに…と思っても、なかなかこういう作品の擁護は難しい。

本当、ギャグの好き嫌いは感覚的なものだと思う。
パロも人の感じ方によって違うものだし、センスも違う。
建前でハーレムを目指す、わいわいインドアアニメでした。

ストーリー…4

本当はストーリーを「5」にしたい。
だけど、この作品にあたっては、ストーリーというのはあってないようなもの。
だから、ストーリーに注目するんではなく、キャラの発言に注目して欲しいです。

文化祭では準備と後片付け。メインイベントはやらない。
それだけ、地味で活躍しない生徒会のダベりがやっぱり中心。
決して、イベントに頼らない作者のネタに対する自信が垣間見える。

キャラクター性…5

もう、この人数でこれだけわかりやすいキャラ性というのはないと思う。
美夏の中二病、真冬のゲーム・BL病など、ネタの仕込み具合が半端ない。

これだけキャラが立っていると、ネタ切れになってもおかしくないのに、
様々なパターンを用意してあり、毎回小刻みに笑いを提供してくれた。

特に、真冬の声優の新人・堀中優希さんには期待したい。
あれだけな淡々として陰鬱な雰囲気をまといつつ、興味のあることに対しては、
多弁になり、テンションが上がってくる、その雰囲気を見事に演出してみせた。

そういう意味では、この作品での新人さん起用は大当たりしたものと、
個人的には思っています。ここから、巣立って、また新たな可能性を生んで欲しい。

画…4

スタジオディーンだから、杉崎が前原に見えるのは仕様ですw。

多少カッコ良く見えるのは杉崎の内面の美しさがにじ…(おや、誰か来たようだ。

基本、インドアだから、スタジオディーンも書きやすかっただろうなぁ。
背景シーンは使い回しでいいわけだしねw。

演出…4

ここはもう少し頑張れた部分かもしれない。
ギャグの魅せ方も演出次第で、二倍、三倍と面白くなっていくものだから。
でも、自分は、これだけでも満足でした。

音楽…5

OPの「Treasure」は名曲。さすが、橋本由香利さんだ。
この曲を聴くと、何故か切なくなってくるんだ。これから始まるっていうのにw。

そして、EDでは色々遊びを入れて、バージョン違い、歌詞違いを入れて、
最後まで笑わせてくれた。声優を最大限に生かす方法だったなぁ。

総合的な評価…5

ドラマCDでもいいんじゃね?
的なノリで始まった初回だったけど、段々と作品の面白さに引き込まれ、
くりむのかわいさとか表情とか、杉崎の扱いとかは、絵があってこそ。

毎回終わった時の不思議な感動といったら、なかったよ。
あまり次に持ち越すこともなく、回によって、楽しめたり、そうでもなかったりして、
幅広い範囲でのネタが面白すぎて、たまりませんでした。

そして、最終回には中目黒先輩も出して、真冬を喜ばせたけど、
それはあくまで、生徒会メンバーの引き立て役として…、杉崎が生徒会を通して、
学んできたこと、励まされたこと、その思いを少しでも返そうと頑張る姿。

だからこそのハーレム。口を酸っぱくしていってきた、「みんなを幸せに」…。
自分が幸せになるためには、なんとか自分の学力を上げるよう、勉強すればいい。
杉崎のその陰を見ようとしないと、口先だけに見える小さな落とし穴。

その勉強だって、生徒会メンバーと少しでも近くにいたいというものだし、
みんなに「好きだ」と脈絡もないことを言っているけど、杉崎の言葉は不器用だから
こそ、単刀直入になってしまっていると考えると、なんか応援したくなりません?

本当、純粋に器用に慰めたり、励ましたりはできない。

自身のツッコミ特性と性格がどうしても、笑いの方面に方向転換させてしまう。
それは言葉を話すのが苦手で無口な人と同様、心を言葉にうまく表現出きないから。

それに、あまり行動でも見せていないようにも見えるけど、映っていない裏では、
初回のように、雑用をこなしたり、裏方でサポートしたりと、少しでも、
生徒会メンバーを楽にさせてあげたいという恩返し。

そのおかげで、みんなは会議中にダベって、ツッコんで、遊んで、楽しんで…。

そう考えると、ドラマCDではなく、アニメ化した意味がわかってくるでしょう。
杉崎が上手く、生徒会メンバーを引き立てて、盛り上げて、調子にのらせてw。
表情から感情や気持ちを察して、楽しみ、泣き、青春を満喫する。

あぁ、大好きだ。

総合点…27


★そらのおとしもの [評価:A]

そらのおとしもの9-5そらのおとしもの12-4
( ゚∀゚)o彡゚ おっぱい!おっぱい!
そんなアニメだと思っていました。所詮、全てはエロなんだよってな感じで。
神酒原さんに薦められていなければ、見ていなかったかも知れない。

それだけ、エロ要素の塊のイカロス。
エロ嫌いな自分としては、見る価値もないとか狭い了見で作品を測っていました。

だけど、始まってみると、初回はまだしも、エロ要素はギャグ要素として、
時にシリアス要素として、変態に磨きをかけつつ、絶妙な位置を保っていることに、
びっくりした。本当、この作品は丁寧に作られていました。

ストーリー…5

設定はありがちで、あながち、悪くはない。
だけど、ストーリー性は別。設定が使い古されている場合には、ストーリーで、
差をつけるしかない。ハードルは高い。

そのハードルをいとも簡単に超えたような、2話以降の展開には、
爆笑したし、不思議に感動もした。これほどまでに首尾一貫している、
主人公もいるまい。変態と言う名のド変態w。

そはらの手刀がなければ、今頃は色々な意味でタイホされてもおかしくない。
良い意味でボケが制御されていて、それでいて、シリアス面では、
毎回、謎を残しながらも、気になる展開が続く。

そして、イカロスの心情理解と、ニンフの苦悩、そういったテーマで、
きちんと、筋道をたてて、盛り上げた展開には脱帽ものでした。

キャラクター性…5

主人公の妄想だけで、30分は保つだろうと思うほどに発想力と変態力が、
ずば抜けて飛び出ているので、それだけでも笑いが取れる。

それに純情なそはらと、不気味な会長、隠れた天才の英四郎に、
イカロスとニンフが加わって、これだけで、カオスな状況を作った。

あとは、キャラの一人歩き。あくまで、智樹とイカロスを中心にストーリーは
回るけど、他のキャラが良いボケとツッコミが入るので、全員が生きていました。

画…5

パンツを描かせたら、世界一なんじゃないかというほどに、作画担当の熱意が
感じられた、飛ぶパンツの回はもとより、全く手抜きが見られないほどに、
しっかりとした作りをしていました。

演出…5

ギャグはギャグとして、シリアスは本気でシリアスに。
ここのすみわけがしっかりしていて、爆笑モードと悲しみモードの二つに別れて、
視聴者の心をガッチリつかんでいた気がします。

音楽…5

ここはなにより、EDでしょう。「夏のあらし!」でも挿入歌として、
リバイバルしているけど、こちらは、あくまで、マイナーでありながらも、
三十代で青春を送ってきた人にはたまらない選曲。

それがきっちりとEDの絵とあっているんだよね。
毎回、ED曲に合わせて作ったEDも芸が細かいし、視聴者にとっては嬉しい楽しみ。

それにOPの「Ring My Bell」は名曲。リンギン♪リンギン♪
出だしだけで気持ちがいいし、始まったって感じがする。
サビの素晴らしさは言わずもがな。

それに、最終回のBGMは最高だった。適切な場所で適切な音楽。
これだけで、こうも印象が変わるのかと驚いたものです。

総合的な評価…5

終わってしまうのが悲しい作品。
それぐらいに大好きになっていた。毎週、楽しみにしていた。
もっと評価されても良い作品。比べたくないけど「けいおん!」とタメはれる。

変態アニメとして片付けてしまうのがもったいないくらいに、
ストーリーを深く考えずに、笑えて、泣けて、シンプルに伝わってくる気持ち。
ギャグだけでいえば、今年最高の作品だと思う。

総合点…30


★にゃんこい! [評価:A]

にゃんこい!5-1 にゃんこい!1-2
視聴前はけんぷファーと同じくらい期待していなかった。
どうせ、萌えアニメとして、無難な出来でそれほど面白くはないんだろうなぁ、と。

だけど、見事に期待を裏切ってくれた。
まさかの日常系ほのぼのコメディとして、毎週の楽しみになっていた。
笑える、泣ける、かわいいと三拍子そろっての完成度。

ストーリー…4

かなりシンプルでわかりやすい。だけど、単調じゃない。
楓と高坂の純粋なラブストーリーだけじゃなく、ネコの呪いをからませて、
毎週、人情ネタで、ほろりとさせられる部分があって、あなどれなかった。

きちんとオチをつけて、毎回スッキリと終われたことも、評価に値する。
特にネコ事情と人間事情の対比が興味深くて、毎回ためになる部分もありました。

キャラクター性…5

それほどキャラは多くないけど、それぞれのキャラの個性が濃くて、
どのキャラも憎めなくて、悲しみや嬉しさが表情に出ていて感情移入しやすかった。

特にメインヒロインであろう楓の純粋さには、計算してない天然さがとても
愛しくて、楓を好きになる高坂の気持ちがわかる。

加奈子も選んで欲しい、楓も、桐島姉妹も、あぁ、なんてハーレムw。
だけど、主人公補正で無条件に好きじゃない感じがしていて、
複雑な人間関係と恋愛感情を上手く表現していた気がします。

画…5

クオリティは高かった。
AICは無難に仕上げてくるなぁって感じで、安定した作画状態だった。
時折、見せるギャグ風のデフォルメ絵が大好きでしたよ。

演出…4

どこか古めかしい演出も慣れてくれば、笑いへとつながる。
最初は違和感があったけど、コメディとしての見せかたはきっちりしていた気がする。

音楽…4

5pb.大好きなんでw。
OP、EDともかわいらしさが垣間見えて、作品の雰囲気とマッチ。
ゆいにゃんの「あーの空へ♪」という出だしが、今週も始まったって気分にさせる。

総合的な評価…5

ネコと人間の良い関係。
ネコの呪いだけで、これだけ話をふくらませることができるのは、作者の才能だろう。
ちょっと違う日常の、ほんのささやかな幸せ。

毎回、ほんわかした生活から、時に笑いで見せ、時に感動させる。
ダメな話というのがないくらいに、どの回も安心の安定感でした。

総合点…27


- 以下、その2以降の記事に続く。


[アニメ]2009年秋季終了アニメ全体感想 -その1-
[アニメ]2009年秋季終了アニメ全体感想 -その2-
[アニメ]2009年秋季終了アニメ全体感想 -その3-