うみねこのなく頃に24-1うみねこのなく頃に24-2

なんだろう、この虚無感や脱力感は。かなり残念でならない。


持ち上げて持ち上げて、一気に落とす。
そんな肩すかしはもう飽きた。

せっかく、ベアトリーチェ陣と互角に戦える朱志香と譲治だったので、
これは、少し期待していいのかな、と思った矢先に、ひょいと魔法を使われて、
二人とも殺害される。なら、希望を持たせるな。

何度、人間側があがいてもがいて、必死になって戦っているのに、
それを小馬鹿にしたような魔法がどうにも気分を害する。

魔法の正体が明らかにならないと、胸くそ悪いだけで、人の命を軽薄に扱う、
この作品に少しだけ、失望を覚えています。「ひぐらしのなく頃に」のような緊張感も
なく、萌え要素的な遊びもない。

その遊びが人殺しゲームなんてものになるんだから、遊びがすぎる。

なので、何度も人が死ぬシーンを見て、萎えている気分の中、
ベアトリーチェの戦意喪失を見ると、嫌気がさしてくるんですよね。

ベアトにしたら、せっかくのゲームも興ざめだろうけど、視聴者にしてみたら、
このあとの推理を楽しみにしているのに、大量殺害して終わりって、
どんなホラーアニメなんだよ。

まあ、戦人が、右代宮家の当主資格がないということで、
謎が増えましたし、今回でようやく、人死がなくなって、安心して、最終回を
見れるかな。しかし、どう収拾つけるつもりなんだろう?