ささめきこと10-1ささめきこと10-2

ハプニングな夏、幸せな夏、純な夏、それぞれの夏…。


純夏の選択。あずさと残って、原稿作成・製本。
ここできちんとケリをつける所が純夏の良い所。言葉だけなら、何とでもなる。
だけど、行動を起こすのには、それなりの労力と決断がいる。

一緒に行きたかった風間との合宿を脳裏に描きながらの作業は、
あずさに気取られないように、先にあるであろう楽しみを胸に秘めながら。

だから、別に製本とか百合フェスとかには全くといっていいほど関心がないのに、
あずさという友人を思って協力してあげる純夏の隠れた優しさというのがね、
やっぱりたまらないのですよ。

本当は、純夏も楽しみながらやってくれるとあずさの幸せ度は上がるだろうけどね。
コスプレに対しては素の反応しか返せなかったけど、
あずさの思いを無下に断ることなく、本番ではしっかりと着ていたしね。

かといって、そのコスプレに対しては愛着も何もなかったけど、
Cパートの百合フェスでは売れなくても笑顔を見せていた純夏とあずさを見て、
二人にとっては楽しい夏休みになったと実感できて良かった。

純夏は風間が来たことで、あずさは純夏の笑顔が見れるだけで、
いろんなところがすれ違いながらも、最後にはきちんと歯車が回っているのが、
面白おかしくて。

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あずさの夏。結果は思い描いた予定や希望ではなかったかもしれない。

だけど、現実は楽しいことだけ起こるんじゃなく、予定外のことは発生する。
それに対しての、適応能力が低いあずさとしては、泣くしかない。

前回もそうだったけど、ダメだったら、泣く。
泣いて、沈んだ気分を発散させて、少しでも、気分を楽にする。
そんな道を今まで歩んできた。

だけど、純夏がそれを少しでも前向きな思考に変えさせたかもしれないと
思うと、なにか希望が持てる。
純夏としては、どんな苦境に面しても、
あきらめることなく、立ち向かっていく、その行動力は男勝りな部分がある。

叩かれても、叩かれても、めげない、その姿勢。
逃げない、負けない、あきらめない、そんな態度に、あずさは入れ込んだんだろう。
このときのあずさの目が凛としていて美しかった。

そして、キビキビとした無駄のない行動。
純夏は自分の楽しみを犠牲にして。それをあずさに見せないように。
あずさの想いと力が試されるシーンで、ここのシーンは大好きでした。

まあ、今回のメインはあずさだったけど、朋絵のポジティブシンキングには
笑えて、こういう夏休みもありだなぁw。なんて思ったりして。