ブログネタ
ささめきこと に参加中!
ささめきこと8-1ささめきこと8-2

この作品には普通の常識人がいないのか、とw。


なんだろうね。
だめな方のあずさとか言われちゃいそうなほどに残念な子でした。
いや、それほど、この作品自体、知名度はないから、スルーされるんだろうな。

その見た目は地味な、あずさの憧れと妄想。
あくまで、自分の中での理想論。それが実際にどんな愛だとは知らなくても、
知らないがゆえに広がる妄想。

それは貞潔であって、おしとやかで、可憐な…。
あぁ、書いていて、寒気がしてきた。あまり、こっち方面は苦手なもので、
あずさの気持ちをわかってあげられない。とりあえず、あずさはツンデレ?

まあ、女同士というのを興味の対象にしていて、なおかつ、そこで、
ひそひそ話として、悪い噂が広まらない所に、この作品の甘さが出ている。
それを否定するんでもなく、あくまで理想論としての同性同士の恋。

ささめきこと8-3ささめきこと8-4
あえて、同性同士の恋を、暗さや陰湿さや残酷さを表現せずに、
明るいギャグとして、人間性の一面として、とらえてあげればいいんじゃね的な、
作者の優しさともいうべきか。知らないのか知っているのかどちらなのか。

だけど、あずさの作者への憧れを打ち砕く、純夏が知っている裏事情に笑え、
あずさが自分のセカイに入り込んで、その貞潔さを語りながら浸っているシーンの
直後に、「アウト」とかは爆笑したよ。確かに絵的にもアウトっぽいw。

そして、紆余曲折を経ながら、あずさも変態、もとい、女子部に仲間入り。
ある意味じゃ、幻想の中だけども、一番の部の理解者なんではなかろうか。

まあ、この子は自分のセカイだけで楽しんで、現実は男の子に恋しそうなタイプ。
それがまたいいんだけどね。朱宮くんと同様に恋は普通にさせてあげたいもの。

そして、風間と純夏の関係は少しずつだけど進展していて、
純夏の気持ちに共感を覚えながらも、なかなか急速に進展しない関係を、
もどかしい気持ちで見ているのが、なんともいえない。

だけど、この何もない日常感が日々の生活を、ゆったりと気持ちの
良いものにしますね。何も難しく考えなくていい。そのままの感情や表情を
汲み取ってあげればいいんですから。いつも想いはストレート。