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姫ちゃんの憂鬱。過去エピソードを加えての…。


嫉妬している姫ちゃんに、そっとポケットに使い捨てカイロを入れる美星は、
少しは周りの人たちとのふれあいやコミュニケーションができてきて、
なんか頼れる先輩っぽくなってる。こういうさりげなさが好き。

雪山は登山よりも酷ですものね。
登山だったら、落石とかに気をつけて、それなりに、予想できるけど、
吹雪の中の雪山は、周りがホワイトアウトで視界が見えない状態ですものね。

そんな姫ちゃんを探し出した美星は怒るんでもなく、責めるんでもなく、
ただ、自分の失敗談を持ち出して、姫ちゃんの気持ちを少しでも理解しようと
している美星の気持ち。そして、適切なアドバイス。

こんな絶望的な状況の中でも笑顔を見せられる美星のポジティブシンキングは、
良い意味で、伝染してきそうです。絶望の中の光。

だからこそ、そんな美星に勝てないと感じてしまって暗くなっていましたけど、
正々堂々とした美星への勝負のかけあい。だけど、美星には全く伝わってなくてw。
それがまた面白くてね。

朔にも姫にも同じように接して、夢中なことに熱中している美星が恋とか愛とか
よりも、今を楽しみたい出来事が多すぎて、美星がまぶしく見えますw。